常夏の温泉!旧日本陸軍が掘当てた タイ「ヒンダート温泉」

常夏の温泉!旧日本陸軍が掘当てた タイ「ヒンダート温泉」

更新日:2014/11/17 13:43

数多くの国立公園を筆頭に、はるか東のアンコールワットの方向を向いて建つクメール遺跡群、そして映画「戦場にかける橋」の舞台となった泰緬(たいめん)鉄道と、見所の多いカンチャナブリー。

そこでちょっと一休み、カンチャナブリーのもう1つの人気スポット「ヒンダート温泉」で、観光で疲れた体をねぎらってあげましょう!

国立公園の間を走るバスに乗って

国立公園の間を走るバスに乗って
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「ヒンダート温泉」は、カンチャナブリーのバスターミナルから、No.8203のバスで2時間30分ほど走った位置にあります。少し遠いですが、サイヨーク国立公園やエラワン国立公園の間の道を走り抜けるため、車窓には美しい山並みが広がります。タイの美しい自然を眺めていれば、飽きることないでしょう。

「ヒンダート」付近で降りたら、3差路を探してください。バスが走る幹線道路の脇道を歩くこと5分程度で「ヒンダート温泉」にたどりつけます。

*水着を持参しましょう。
*バス停には「ヒンダート温泉」などの記述はありませんので、車掌さんに「ヒンダート」と伝えておきましょう。

入場ゲートをくぐり抜けて、いざ温泉へ!

入場ゲートをくぐり抜けて、いざ温泉へ!
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「ヒンダート温泉」は、第2次世界大戦中の1942年に、旧日本陸軍の兵士が掘り当てたという、日本人と関わりのある温泉です。

温泉入口すぐ、駐車場のすぐ側に入場券売場があります。ここで入場券を購入し、お土産屋さんやレストランを越えて川の側にある入場ゲートに向かいましょう。入場ゲートでは入場券は販売していません。

*温泉施設内への食料品の持ち込みは禁止されています。飲み物は持ち込みが可能です。食料品を持っている場合、入場ゲートで預けることになります。

湯温の異なる4つの浴槽。日本人好みの温度です。

湯温の異なる4つの浴槽。日本人好みの温度です。
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入場ゲートを越えると橋があります。橋の上から下を眺めれば、温泉と川で楽しむ人々が目に入ることでしょう。更衣室で水着に着替えたら、早速温泉を楽しみましょう。

浴槽は全部で4つあります。3層に仕切られた温泉と、少し離れた位置に1つ。3層に仕切られた温泉の真ん中の浴槽が一番熱く、両脇は真ん中よりも数度ぬるい程度です。少し離れた浴槽が一番温度が低く、温泉プールのような温度です。日本人にはちょうどよい温度なのですが、どうやらタイ人には熱いようで、足湯を楽しむ人々が目立ちます。温泉の底に敷かれた砂利の間から、新鮮な温泉がプクプクと湧いています。

熱くなったら、すぐ側の川に飛び込んで熱さまし。温泉と川と交互に入浴して、タイの温泉をじっくりと味わってみてください。

泉質:単純鉄泉
適応症:筋肉痛、慢性関節痛、貧血、高血圧、動脈硬化など

温まったらタイマッサージで体の芯からほぐしましょう!

温まったらタイマッサージで体の芯からほぐしましょう!
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タイと言えば忘れてならないのが、タイマッサージです。「ヒンダート温泉」にも、もちろんタイマッサージの施設が用意されています。温泉で温まった体を、ゆっくりとほぐしてもらえば、効果倍増。街中のタイマッサージ屋さんでは、味わえない至福のときを過ごせるでしょう。

ローカルフードに舌鼓。お土産も充実しています。

ローカルフードに舌鼓。お土産も充実しています。
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温泉に入るのも、結構体力を使うもの。カンチャナブリーへの帰路も、2時間30分もあるのですから、ローカルフードで腹ごしらえをしておきましょう。

入場ゲートを出れば、駐車場に沿ってレストランやお土産屋さんが軒を連ねています。レストランでがっつり食事をしてもよいですし、軒下で焼かれるBBQや焼き芋、カットフルーツなどの軽食を食べてもよいでしょう。コーヒー豆から挽く本格的なコーヒーなど、いろいろと揃っています。

魅力あふれるカンチャナブリー。温泉に入ってじっくり攻略!

バンコク近郊の街カンチャナブリーからアクセスのよい「ヒンダート温泉」は、週末ともなると多くのタイ人でにぎわいます。また、カンチャナブリー1日観光ツアーにも組み込まれていることが多いため、多くの観光客も訪れる有名な温泉地です。ぜひ、旅の疲れを癒やしに訪れてみてください。日本の温泉文化とはまた違った異国の温泉文化を楽しめますよ!

■アクセス
バンコクより:南バスターミナル発 2〜3時間
カンチャナブリーより:バスNo.8203「ヒンダート(Hin Dat)」下車 約2時間30分(6時から18時半まで、30分間隔)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/23 訪問

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