牛久大仏という大きな大仏がある、というウワサを聞いてから、どれだけ大きいのか一目見てみたいという思いが果たされる日がついにやってきました。
鎌倉の大仏、奈良の大仏にも、昔の人はこの大きさの大仏をよく作ったものだと感心させられてきましたが、さらにその上をいく高さの大仏がここ、茨城県牛久市に存在するのです。この牛久大仏は今でこそ観光スポットになっていますが、もともとは東本願寺によって造られたもので、公園墓地の施設の一つなのです。
正直、その姿を見てたまげました。
高さ120メートル、顔の大きさ20メートル、らほつ（大仏さまの頭の髪の様式）1個１メートル、目の長さ2.5メートル。
高さ120メートルというと、だいたい30階建てのビルと同じ高さ。奈良の大仏の高さの約７倍です。ちなみに、奈良の大仏の目の長さは約1メートルです。
大きさの感覚は伝わりますか？ ちょっと想像しにくいですよね。
牛久大仏の香炉は、日本一の大きさ。スケールが大きすぎて、だんだん感覚が分からなくなっていきます。
百聞は一見にしかず。実物を見て、その大きさをぜひ体感してください！
牛久大仏はその胎内に入れるようになっています。遊園地のアトラクションのような入口からエスカレーターで地上85メートルまで上ると（４・５階）、そこから景色を眺められるようになっています。近くの霞ヶ浦や、天候条件が合えば、富士山や東京スカイツリーも見られるとか。ちなみに、大仏さまの胸に位置します。
地上20～30メートルには（３階）胎内仏がおさめられ、豪華絢爛、まばゆいほどの黄金に輝く世界が広がっています。
地上10メートル（２階）には、円形の写経空間が広がっています。墨をすり、筆を使って写経していると、無心になり、せわしない日常を忘れさせてくれます。種類があり、200円より体験できるので、ぜひお試しください。
大仏さまへ向かう参道の入り口が發遣門（はっけんもん）です。この門には、釈迦三尊がおさめられています。ある地点から門に向かって振り返ると、鏡に写りこむ大仏さまの姿も拝むことができます。
施設内には、季節の花々を摘むことのできる花畑、さまざまな動物と触れ合える動物公園もあるので、小さなお子さまのいるご家族も十分に楽しめます。
【牛久大仏】
住所：茨城県牛久市久野町2083
電話番号：029-889-2931
営業時間：3月～9月 平日 9：30～5：00／土日祝日 9：30～5：30
10月～2月 9：30～4：00
受付終了時間は、閉演時間の30分前。
休業日：なし
拝観料金：4月～11月 大人800円 子ども400円
12月～3月 大人700円 子ども400円
牛久大仏から車で約５分の距離に、あみプレミアム・アウトレットがあります。
洋服、服飾雑貨、靴のみならず、食品、インテリア、生活雑貨、スポーツ、アウトドア、化粧品など衣食住にまつわる約150店舗がそろっています。しかも、アウトレットなので、お値段もお得感を感じられる設定。お財布のひもが緩んでしまうかもしれません。
ちなみに、この写真のとおり、アウトレットから牛久大仏が見えます。近くで見る場合と、その大きさを比較してみるのも楽しいですよ。アウトレットから見る大仏さまもなかなかの迫力です。牛久大仏を観光する際は、お食事をアウトレットでいただくように予定を組むことをおすすめします。
東京駅からアウトレットまで直行バスも走っています。ぜひ、観光と合わせて、お買い物も楽しんでくださいね。
【あみプレミアム・アウトレット】
住所：茨城県稲敷郡阿見町大字吉原2700
電話番号：029-829-5770
営業時間：10:00～20:00
休業日：2月第3木曜日
駐車場：有り
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(2024/4/20更新)
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