ねぷた祭りだけじゃない!こけしに紅葉、秋の青森「黒石」を楽しもう!

ねぷた祭りだけじゃない!こけしに紅葉、秋の青森「黒石」を楽しもう!

更新日:2014/11/11 11:32

おしみ ゆかりのプロフィール写真 おしみ ゆかり 旅するこけしインスタグラマー、仏像ソムリエ
青森県のほぼ真ん中にあり、八甲田山麓に清らかな水源を抱く里山「黒石」。良質な源泉に恵まれた温泉郷でもあり、また、津軽系こけしの産地でもあります。受け継がれた歴史と、風情と、こけしが、旅人でを暖かくお迎えしてくれる「あずましの里」。今回は秋の黒石をご紹介いたします。

津軽伝承工芸館で津軽の伝統に親しもう!

津軽伝承工芸館で津軽の伝統に親しもう!

写真:おしみ ゆかり

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まずは日本一のこけし灯籠にご挨拶。ここ、「津軽伝承工芸館」には無料で入れる源泉かけ流しの足湯や、津軽三味線を堪能できるじょうんから劇場(生演奏は日曜と祝日のみ、大人200円)、津軽の食と商品を豊富に揃えた売店やレストラン、「見て」「触れて」「感じて」をテーマに直接制作体験できる工房などがあります。1年を通して季節感あふれるイベントが企画されており、秋にはこけし灯籠の特別点灯展示が行われているので、夜に行っても楽しむ事が出来ますよ。

今のこけしブームの火付け役?こけし好きの聖地、津軽こけし館!

今のこけしブームの火付け役?こけし好きの聖地、津軽こけし館!

写真:おしみ ゆかり

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現在のこけしブームの火付け役とも云われている「津軽こけし館」は津軽伝承工芸館のお隣にあります。こけし好きの間では「聖地」と呼ばれているほど、人気のこけし館です。1階には売店、こけし工人(こけしを制作する職人さん)による実演スペースがあり、イベントスペースでは季節ごとに様々なこけし展が開催されています。
入口では日本一のジャンボこけしとジャンボ達磨がお出迎えしてくれます。

秋はこけシーズン!「全国工人フェスティバル」も開催

秋はこけシーズン!「全国工人フェスティバル」も開催

写真:おしみ ゆかり

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秋はこけしの季節でもあることを御存知ですか?東北各地でこけしのお祭りが開催されます。その中でも1番多くの工人さんが集まるのが津軽こけし館で開催される「全国伝統こけし工人フェスティバル」。全国から20人以上の工人さんが集まり、実演展示即売を行うこけしのフェスティバルです!実演展示即売会、絵付け体験の他に、夜には、交流懇親会が行われ、工人さんとお酒を飲みながら、語りあうことも出来ます。

こけシーズンは紅葉シーズン!東北の小嵐山「中野もみじ山」

こけシーズンは紅葉シーズン!東北の小嵐山「中野もみじ山」

写真:おしみ ゆかり

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「東北の小嵐山」と呼ばれる中野もみじ山は享和2年(1802年)に弘前9代目藩主寧親が京都から百余種を取り寄せ中野神社に泰納しました。燃えるような紅葉は滝と渓流に映え、夏季には「納涼床」、紅葉の季節には「紅葉床」という、京都の川床を模した桟敷席が設置されます。10月に入ると色づき始める青森の紅葉。夜にはライトアップも行われ、幻想的な紅葉を楽しみ事が出来ます。
写真のこけしは、津軽こけし館の限定こけし付き宿泊プラン「こけ宿」についてくる魔女っ子こけしです。こけ宿は2014年11月9日まで!

黒石はまるごと博物館!懐かしさと出会う「中町こみせ通り」を散策

黒石はまるごと博物館!懐かしさと出会う「中町こみせ通り」を散策

写真:おしみ ゆかり

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藩政時代の面影を遺す黒石市。なかでも中町には、昔ながらの風情を保ったまま残っているこみせ通りがあります。全国的にも貴重なものとして「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、「日本の道百選」にも指定されています。

こみせと道路の間にある柱は「しとみ」と呼ばれ、雪が入ってくるのを防ぐもの。情緒溢れる通りをゆっくり散策しながら、歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょう。国重要文化財の「高橋家住宅」は喫茶店になっており、井戸から汲んだ水で入れた美味しい珈琲やあんみつが人気。写真は大正12年に建築された造酒屋の中村亀吉酒造。巨大な杉玉に注目です。

温泉も、つゆ焼きそばも外せません!

黒石温泉郷には5つの温泉がありますし、黒石のソウルフード「つゆ焼きそば」も外せません!秋はゆっくりまったり黒石で過ごしてみてはいかがでしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/10/18−2014/10/19 訪問

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