東武動物公園の動物の中でも大人気なのが「キャットワールド」エリアに展示されているホワイトタイガーです。
ホワイトタイガーは、インドに生息しているベンガルトラの白変種。日本国内には約20頭程しかいない貴重な動物で、レッドリストで絶滅危惧種に指定されています。
日本国内ではホワイトタイガーを観察することができるのは動物園のみですが、東武動物公園の展示場はガラス越しのため、ホワイトタイガーをすぐ間近で観察することができます。
体つきはかなり大型でがっしりしていて、体長は2m近くもあります。
ガラスのそばに近寄ってくると、あまりの迫力に思わずびっくりして身を引いてしまうお客さんもいるほど…。
青みがかった瞳や肌色の肉球、爪を研いだり顔を洗ったりする姿、地面に身体をこすりつけたり…その姿はまるでネコそのものです。
ガラス越しなので反射しやすく、写真を撮る時はちょっと工夫が必要です。
できるだけレンズをガラスに近づけるようにすると写りこみが少なくなり、スマートフォンでも案外きれいに撮れますよ。
「ゾウさんのランチタイム」は、1回500円でアフリカゾウの餌やりが体験できます。
小さく切られた野菜や果物を餌を棒の先につけて差し出し、直接餌をあげることができるというもの。お子さん連れで参加する人も多い人気のイベントです。
餌をうまく鼻先で取るその器用さには、大人も思わず夢中になって観察してしまうことと間違いなし。
平日は13:30〜、土日祝日は12:00〜と14:00〜の2回開催で、事前予約は不要です。
「ほたリウム」は、他の動物園にはないちょっと変わった展示施設。
名前からも想像できますが、ここはほたるを鑑賞することができる劇場型施設なのです。このような展示施設は世界初で、年間を通して観察できる場所もそう多くはありません。
200匹以上のヘイケボタルが飼育されており、まるでプラネタリウムの中にいるみたいな不思議な感覚を味わえます。
建物に入ったあとはまず暗い所に目を慣らし、ナレーションを聞いた後にほたるとご対面、という流れ。
ほたるの発するほのかな光に、きっと癒されることでしょう。
館内は写真撮影が禁止されていますので、ほたるの姿をしっかりと目に焼きつけて帰ってくださいね。
動物園エリアに隣接している子ども向けのアトラクションエリア「ハートフルタウン」は、2014年の春に完成したばかりの新しいエリア。
物語の世界観をコンセプトとした遊具が揃っていて、オリジナルのキャラクターたちが出迎えてくれます。
写真は動物園エリアからもよく見える観覧車の「エマさんのチーズ風車」。チーズをイメージした可愛らしいゴンドラですが、高さは約50mもあり、周辺の景色が一望できますよ。
動物公園は東西に敷地が広がっていて、西ゲートと東ゲートの2つの入口があります。
動物園エリアに近いのは西ゲート、遊園地に近いのが東ゲートなので、目的地に応じて使い分けるのも良さそうですが、動物公園直営の駐車場は西ゲート側のみなのでご注意を。
遊園地も動物園も全部楽しみたい!でも、2kmもある園内を歩きまわったら疲れちゃう…そんな時に利用したいのが、東ゲートと西ゲート、中間点にあるトッピー広場(ハートフルタウン内)の3ヵ所を巡回するシャトルバス「アニ丸ぶーぶー」です。
1回300円(のりもの券3枚)で、ワンデーパス・ライドパスなどのパスポートを持っていれば何度でも利用できます。
最寄り駅の東武スカイツリーライン東武動物公園駅は、東京メトロ日比谷線や半蔵門線、東急田園都市線にも直通の列車ができたため、都心からのアクセスはとってもらくちん。
最寄駅の東武動物公園駅からはシャトルバス(有料)も出ていますが、一番近い東ゲートなら徒歩10分くらいで到着します。
東武線各駅からなら、鉄道と路線バスの往復乗車券&入園券がセットになっている「東武動物公園きっぷ」がおすすめ。
出発地が選べる上、利用当日の購入もできるので、前日までに購入しておく必要がなく、思いつきで出かける時でも使い勝手が良いのです。
駅窓口もしくは東武トラベル各店にて購入できますので、詳しくは東武動物公園ホームページの「鉄道セット券」をご覧ください。
ここでは紹介しきれませんでしたが、動物園なのにオットセイのショーが見られたり、水上すれすれを滑降するジェットコースター「カワセミ」もあります。事前予約をすればバーベキューを楽しむこともできますよ。
事前にホームページをチェックしてイベントの開催内容や時間を確認し、効率よく回れるようにプランニングしてみてくださいね。
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