サンディエゴは少し内陸へと車を走らせると、山と砂漠の自然が広がります。週末や空いた時間を利用して、キャンプやハイキングやトレッキング、そして写真撮影やドライブなどに訪れる人も多いです。しかし、訪れる人が多いと言ってもかなり広大な砂漠ですから、やはりそれなりの下準備がなければ危険な目に遭うこともしばしば。
州立公園内に立っている看板には「ここに来たことを誰かに伝えておくこと」や「十分な量の水分を摂取しましょう」等、主にしっかりとした準備と心づもりで臨みましょうという内容が書かれています。アイテムも、最低限用意しておいたほうが良いものがあります。
●人数分以上の食料・飲料 ●ショベル ●防寒具 ●チャコール ●ライター
車の不備等何かあって帰れなくなった際のために食料は多めに、内陸は夜冷えるので防寒具もあれば◎。ショベルは車のタイヤが砂に沈んでしまったときに役に立ちます。街灯はありませんので、ライターとチャコールも多めに持っていくと良いでしょう。
それ以外にも、パークレンジャーに繋がる電話番号を調べておいたり、車の整備をしたり等、広大な砂漠の中では誰かが偶然通りかかることもまれですから下準備はきちんとしておきましょう。
きちんと下準備ができたら、もっともっと楽しい旅にするために、お気に入りのアウトドアウェアを着て、好きな飲食料と調理器具、大好きなCDや、本格派の方はテントやギターなんかも用意して、いよいよ出発です!
ハイウェイ78は昔からある道なので、左右一車線ずつ、更に途中の道では崖の横スレスレ(!)を走ることもあるため、運転に自信のある人に運転してもらうことをオススメします。
はじめにたどり着くのは小さな町、ラモナ(Ramona)。ここで給油等もできますので、トイレ休憩ポイントにしても良いですね。サンタイサベル(Santa Ysabel)を通過し、さらに一時間ほど走ると、次の町、ジュリアン(Julian)に到着です。本当に小さな町ですが、映画に登場しそうなオールドなアメリカの雰囲気が楽しめます。この町を出てもう少し山間を走ると、その先には荒野が広がります。ハイウェイと荒野がまっすぐと永遠につづきます。
いよいよ荒野がつづく、アンザ・ボレゴ砂漠州立公園に到着です。ハイウェイから進入禁止でない脇道へ入ってテントを張れそうな好きなポイントを探しましょう。脇道へ入る際は、必ずサインと轍のある道を選びましょう。バーベキューコンロが備え付けてあるポイントも多いので、コンロは持っていかなくてもOKです。公衆トイレが近くにあるポイントもおすすめですよ。
日暮れ前には焚き火を焚いておき、お腹がすいたらバーベキューを楽しみましょう!好きなお酒を飲むのも、とってもリラックスできます♪周りには街灯がひとつもありませんので、きれいな星が見られます。流れ星を探してみるのもイイかもしれませんね。
(※アンザ・ボレゴ砂漠州立公園には野生の生き物も多く生息しています。肉などの食べ残しをそのまま外に置いて寝ると、コヨーテ等が匂いにつられてやってくることがあります。通常コヨーテは人を襲うことはありませんが、十分に注意しましょう)
楽しい夜も明けて、きちんと後片付けをしたら、あとは帰路につくだけです。が、せっかくの道のりなので、来る時に通過した小さな町・ジュリアンで、とってもアメリカンなミールを食べてお土産をゲットしましょう!
今回ご紹介するのは、お洒落な店内のMiner’s Diner。出てくるハンバーガーは超BIGで、ふたりでシェアしてちょうどいいサイズ。店内でつながっているお土産屋さんの地下には量り売りのお菓子屋さんがあり、劇中のようなオールドなアメリカ気分が味わえます。
ページ下部にMiner’s DinerのYelpページのリンクも載せておきますので、ご参考にしてくださいね。
今回は、ハイウェイ78を使って行く、1泊2日のキャンプ体験プランをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
レンタカーはロサンゼルス国際空港、サンディエゴ国際空港等の現地で借りるのも良いですが、オンラインで事前予約しておくと、確実に借りられるのでオススメです!
恋人とふたりで行っても、大人数の友達で行っても、そして家族で行っても、楽しめること間違いなし!ビーチはちょっと飽きたかも?という方におすすめの、サンディエゴを新発見できる旅に出掛けてみませんか。
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