写真:SHIZUKO
地図を見る渓谷を上流に向かってさかのぼっていく『シャワークライミング』。関西随意一のシャワークライミングスポットが、神戸の有馬温泉の近くにあります。その名は裏六甲『逢山峡(ほうざんきょう)』。多くのシャワークライミングスポットは、車が必要ですが、こちらは、電車でアクセスが出来るとても嬉しいスポットです。神戸電鉄有馬線・有馬口駅から林道を歩いて30分。とてもお気軽にシャワークライミングにチャレンジできます。
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地図を見るそもそも『シャワークライミング』とは、なんぞや? シャワークライミング=沢登りは、アウトドアスポーツの一種。マイナスイオンたっぷりの川を、自分の力で登って行きます。川底は岩だらけ。足元が悪く、濡れた地面や苔がついた岩は滑りやすく、水流に足を取られることも。
それでも、多くの人が沢を目指すのは、渓谷だけが持っている美しい風景を楽しみたいから。それ以上に、渓流の中にいると、あまりにも気持ちいいからでしょう。うだるような暑い日でも、沢に入れば、澄んだ空気に冷たい水。滝の水しぶきには溢れるマイナスイオン。いいえ、そんなもろもろより、なんといっても全身ずぶ濡れになって水に立ち向かう爽快感がたまらないのです
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地図を見る入渓ポイントから沢に降りて、まず、ちょっと深めの淵に飛び込んでみましょう。ウェットスーツを着ているわけでもないので、最初はかなり躊躇しますが、とりあえず腰辺りまで水の中に入ってしまうと、あとは「ヨッシャー」って感じで、濡れることへの抵抗が減ります。
初心者コースでも、ちょっとした滝を登ります。これこそシャワークライミングの醍醐味ですね。
滝壺へのダイビングをしてみたり、泳いで深い淵を渡ったり。たまには溺れそうになる体験をしながら、都会生活の面倒事なんかどうでもよくなる爽快感が全身を満たしていく。とにかくどうやってこの水流を乗り切るかを考えることだけに集中できるのが嬉しいアクティビティです。
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地図を見る午前中をシャワークライミングで楽しんだ後は、名湯・有馬温泉へ向かいましょう。冷えた体を有馬温泉で癒します。神戸電鉄有馬線・有馬口駅から2駅で『有馬温泉駅』に到着します。
日本三大名湯でもある有馬温泉は、いろんな楽しみ方が出来る場所。各旅館では日帰り入浴もできますし、食事つきの日帰りプランを実施している旅館も多くあります。そんな中、どこでランチをして、どこのお風呂に入るか悩むところですよね。
そんな時には迷わずに『有馬温泉・太閤の湯』へ行ってみましょう。
大規模な日帰り温泉『太閤の湯』は、2014年2月に大改装をして、岩盤浴が充実した温泉です。最寄駅からは、ちょっと急な坂を登って行く必要がありますから、シャトルバスを利用して楽しんでください。
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地図を見る初めてシャワークライミングに挑戦しようという人にとって、なにを準備すれば…という不安は尽きないでしょう。でも、大丈夫。体験だけなら、そんなに大変な装備は必要ありません。とはいうものの、都会生活スタイルでは無理。
沢歩きのウェアをそろえなくとも、速乾性のアンダーウェア、山歩き必携のゴアテックのレインウェアは準備しましょう。沢に入るまでは暑くても、水に入った瞬間、涼しくなります。ゴアテッスのレインウェアは、ダイビングをしても、体が濡れてしまうことから守ってくれますので、最後まで快適にアクティビティを楽しむことが出来ますから、絶対に準備してくださいね。
日本全国もあちこちにシャワークライミングのスポットはありますが
『逢山峡』ほど、アクセスのいい場所は少ないようです。関西の都市部から1時間弱で、別世界のようなアクティビティが体験できるのは最高ですね。
モンベルを始め、いろんなスポーツサークルが体験レッスンを用意していますから、ぜひぜひ、体験してみて下さい。
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(2024/4/19更新)
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