写真:ろぼたん
地図を見る春から夏にかけては、長い冬が明けるのを今か今かと待ち構えた植物たちが一斉に力を放出する季節です。新緑の淡い色に北海道の遅い春を感じるもよし。夏の力強い木々のパワーを受けるもよし。自然豊かな札幌の街を肌で感じることができるはず。
藻岩山の中腹駅までは徒歩、車、ロープウェイの3つの方法で登ることができますが、観光客の方にはロープウェイがオススメ!ガイドさんから札幌の説明を聞くことができますし、ロープウェイだと山麓駅から中腹駅まで時速18kmで片道5分。札幌の街が一気にレゴの世界のように小さくなっていく様子も楽しいですよ。
いつもとは違った視点で景色を味わうことって旅の醍醐味の1つだとは思いませんか?ミズナラやエゾマツといった木々が生い茂る藻岩山は国の天然記念物・藻岩原始林に覆われた山なんですよ。そんな木々を眼下に従えて、空中散歩を楽しみましょう!
写真:ろぼたん
地図を見る秋には黄色、赤と見事に色づく藻岩山。エゾリスをイメージとしたオレンジとエゾフクロウをイメージしたシルバーのゴンドラが行き交うロープウェイですが、交差するその瞬間を逃さずカメラで写すことのできるポイントをお教えします!
鉄塔を通過するときに揺れることから、その少し前にガイドさんが入れてくれるアナウンス。「間もなく中間地点でございます。揺れますのでご注意ください。」このガイドさんの声をお聞き逃しなく!このタイミングでカメラの電源を入れて構えておけばちょうどすれ違う瞬間のゴンドラと景色を撮ることができますよ♪
ベストなタイミングはほんの3〜4秒程度。「すれ違うゴンドラに手を振ってみましょう」というガイドさんの声を聞いてからでは、小さくなっていくゴンドラしか写すことはできません…。中間地点そばまで来たら、カメラの準備をお忘れなく!
日中に藻岩山山頂に到着したときに味わえるのは札幌の街並みだけじゃない!天候に恵まれれば、石狩平野、石狩湾、増毛山地の主峰「暑寒別岳」や、北海道最高峰の「旭岳」、大雪山系の奥座敷とも称され日本百名山に選定されている「トムラウシ山」まで見渡すことができます。街並みの奥に広がる大自然に雄大な北海道を感じることでしょう。
中腹駅から山頂へは、「もーりすカー」というミニケーブルカーで。もーりすカーの所要時間はたったの1分40秒。中腹駅では乗換が必要なため、乗換の待ち時間は中腹駅の売店で北海道土産を探してみてはいかがでしょう?
お天気のよい日中であれば中腹駅から山頂まで歩くという選択も。登山道のほかに約600mの舗装された遊歩道があります。登山道より歩きやすく休憩所も設置されているのでお子様連れでも安心です。マイナスイオンをたっぷり浴びて景色を楽しみながら散策が楽しめます。(徒歩 約15分)
写真:ろぼたん
地図を見る冬に広がるのは銀世界!札幌の街並みからぐるりと背を向けて反対方向をご覧下さい。札幌の自然を体感できるはずですよ。白樺や松の木に重そうに雪が積もっていますが、木々の葉に隠れて夏場は発見しにくかったキツネやフクロウの姿が見えることも。空気が澄んでくっきりと街並みを展望できるのもこの季節です。
冬はもちろんのこと、春や夏でも山頂に行くときには上着を1枚お忘れなく。標高が高いことで気温が平地よりも低いだけでなく、遮るものがないため風が少しでも吹くとかなり寒く感じます。
写真:ろぼたん
地図を見る函館山、小樽天狗山、そして札幌の藻岩山が北海道の三大夜景。夕暮れ時から夜のとばりが落ちていく時間帯が藻岩山の景色を最もドラマティックに楽しめるマジックアワーです。
夜になってきらめくネオンの色はオレンジ色。街灯にナトリウム灯を利用しており、雪の降る札幌でも見やすい工夫がなされています。日が落ちた直後は、オレンジというよりは灯りはじめたばかりの白く輝く街のネオンと濃いブルーの空のコントラストが美しいので、時間に余裕のある方は夕暮れ時から夜にかけてゆっくりと鑑賞されることをオススメします。
雨や雪といった気象条件に恵まれないときを除いて、いつ訪れても札幌の自然を味わうことのできる藻岩山。トイレも売店もキレイで気持ちよく観光することのできるスポットです。札幌の中心地から市電と無料シャトルバスを利用してアクセスがいいのも魅力の1つ。移動を含めて2〜3時間もあれば十分楽しめますよ。
札幌観光スポットをいくつか周りたい方に割引となるチケットをMEMOにリンクしました。藻岩山ロープウェイとあわせて札幌観光を満喫してくださいね!
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(2024/4/20更新)
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