SLニセコ号で行く小樽!穴場グルメ、三角市場で豪快な海鮮丼に舌鼓!

SLニセコ号で行く小樽!穴場グルメ、三角市場で豪快な海鮮丼に舌鼓!

更新日:2014/11/28 11:18

帆村 由花のプロフィール写真 帆村 由花 旅から学べ 旅育トラベラー
小樽と言えば北海道でも人気の観光スポットであると同時に、お寿司や海鮮丼などのグルメスポットでもあります。今回は、ちょっと意外な小樽へのアクセスの仕方と、穴場の海鮮丼のお店を中心にご紹介したいと思います。鮮度抜群で豪快な海鮮丼をぜひご賞味くださいね。

札幌から小樽へ!SLニセコ号で旅気分も盛り上がる!

札幌から小樽へ!SLニセコ号で旅気分も盛り上がる!

写真:帆村 由花

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小樽へのアクセスは、新千歳空港から札幌へ、そして札幌から小樽へというルートが一般的。電車の場合は、札幌からJR快速で約30分、普通で約50分です。ちなみに、車窓からの景色が良いのは海の見える右側です。車の場合は、高速道路を利用して約40分です。その他、バスを利用しても1時間程なので、札幌を拠点としての日帰り旅行にも最適です。

さて、筆者が最もオススメするアクセスをご紹介したいと思います。実は、札幌から小樽へはJRの観光列車が運行されており、期間限定ではありますが、SLに乗車して小樽まで行くことができるんです。この「SLニセコ号」は、札幌からニセコエリアまで運行しており、JRのみどりの窓口や旅行会社などで乗車券を購入することができます。このSLニセコ号に乗車できるツアーも各旅行会社で催行されているので、そちらに参加すれば確実に乗車することができます。

SLの車両の内装は、ランプの温かい灯に包まれたレトロな空間になっていて、旅気分も盛り上がります。カフェカーには暖炉風のストーブもあります。車内では、ちびっこ用のレトロな制服も貸し出していて記念写真も撮れます。電車好きのお子様も喜ぶと思いますよ。

ガラスのランプがお出迎え。ガラスの街、小樽に到着!

ガラスのランプがお出迎え。ガラスの街、小樽に到着!

写真:帆村 由花

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小樽駅に着いて改札を出ると、壁に掛けられたたくさんのランプが目に入ります。印象的な天井と壁のデザインになっています。小樽駅の駅舎は近代的駅舎として、国の有形文化財にも登録されています。

ガラスの街として有名な小樽ですが、実は、北海道は電気の普及が遅れていたので「あかり」には石油ランプを使っていました。また、ニシン漁が盛んでガラスの浮き玉も多く生産していました。そのような歴史から、小樽にはガラス工房が多くあるのです。

これらのガラスをおみやげにしたり、ガラス工房の見学をしたい方には、「北一硝子」がおすすめ。小樽運河から南小樽駅方向に歩いていけば、「北一硝子」が数店舗あります。美しいクリスタル硝子や幻想的な石油ランプ、他にも茶器や醤油差しまでガラス製品が数多くあり見ているだけでも楽しめます。

小樽グルメの穴場はココ!「三角市場」!駅近でアクセスも◎

小樽グルメの穴場はココ!「三角市場」!駅近でアクセスも◎

写真:帆村 由花

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「三角市場」は、小樽駅を出て左手方向、階段をあがるとすぐです。大きな赤い看板が目印。小樽駅と国道5号線の間に位置していて、正式な名称は「小樽駅前市場」というそうですが、看板にも「三角市場」としか書かれていません。車での場合も、市場の裏に市営駐車場があるので便利です。市場にあるお店で食事や買い物をすると、金額によって駐車券のサービスも受けられますよ。

「三角市場」は50年以上の歴史を持ち、昭和23年頃、7〜8件の露天商が店を出したのが始まりで、土地、屋根の形が三角の形をしていることから「三角市場」と名づけられました。かに、ほたてなどの海産物や、塩乾物を中心に販売している店が多いですが、メロン、さくらんぼなどの果物や、とうきび、アスパラなど季節の野菜もあります。他にも、菓子店、洋品店などあります。

そして、多くの鮮魚店は同時に食堂もやっていますので、そちらで新鮮な海鮮丼をいただくことができるんです。

ウニ!カニ!イクラ!「味処たけだ」でてんこ盛り海鮮丼を!

ウニ!カニ!イクラ!「味処たけだ」でてんこ盛り海鮮丼を!

写真:帆村 由花

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今回は、三角市場にある「武田鮮魚店」直営の「味処たけだ」をご紹介します。「味処たけだ」をオススメする理由は3つ。

まず1つめは、海鮮丼の種類が豊富で、とくにカニのボリュームが多いこと。写真は、ウニ、カニ、イクラの3色丼。大きめの丼に海の幸がてんこ盛り。中央のカニの爪が印象的です。カニ好きの方でも満足できると思います。注文を受けてから、カニを剥いているのでジューシーなカニが味わえますよ。

2つめは、海鮮丼だけでなく定食や一品料理も充実していること。新鮮なものをリーズナブルに味わえるので、お刺身やあぶり焼きを注文している人も多いです。北海道ならではのシマホッケのあぶり焼きは大きくてオススメです。

3つめは、店内がきれいでお座敷があること。三角市場内でお座敷があるのは、こちらの「たけだ」だけ。特に小さいお子さん連れの方にはオススメです。せわしない市場の雰囲気が苦手な方でも、ゆっくりと座って食べることができますよ。

また、店舗のHPにはクーポン券がありますので、ぜひチェックしてからお出かけくださいね。

シメは小樽スイーツで♪

シメは小樽スイーツで♪

写真:帆村 由花

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小樽のスイーツと言ったら、「ドゥーブルフロマージュ」などのチーズケーキで有名な「ルタオ」ではないでしょうか。こちらは、2011年5月にオープンした、ルタオ最大店舗の「ルタオパトス」。1階は、スイーツショップやクレープなどのテイクアウト。2階は、パスタやパトス限定ケーキを味わうことができるカフェになっています。ルタオオリジナルの紅茶もおいしく、おみやげにも購入できます。広い店内で、ゆっくりくつろげるのでオススメです。

おわりに

SL列車での旅は、いつもと違った新鮮な気分が味わえます。そして、小樽で海鮮丼を食すなら、ぜひ三角市場に行ってみてください。地元の人も利用していて活気あふれる市場です。駅からのアクセスも抜群。食堂の他におみやげも購入できるので、海産物をお土産にと思っている方にもオススメです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/07−2013/11/10 訪問

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