写真:木内 つばめ
地図を見るブルーボトルコーヒーの創始者ジェームス・フリーマンは元はクラリネット奏者。その道を断念すると同時にサンフランシスコの友人のガレージで始めたのがブルーボトルコーヒー。この「ガレージで始めた」というストーリー、そうです!スティーブ・ジョブスもガレージでアップル社を始めた話は有名ですね。起源がアップル社と重なるところから、「Apple of coffee(=コーヒー界のアップル)」と呼ばれるようになりました。
写真:木内 つばめ
地図を見る「個人の香りがするコーヒーチェーン」・・・つまりマニュアル化された行程で出す1杯ではなく、ひとつひとつ丁寧に心を込めてハンドドリップすることをコンセプトにしているところが、ブルーボトルコーヒーの最大の魅力。その日の天候や淹れるスタッフによっても風味にちょっとした違いが出てくるのです。滞在中、毎日通っても同じコーヒーではないという「手づくり感」が、コーヒーの飲み手を退屈させないおもしろさなのです。
また厳選したオーガニック・フェアトレードの豆を自家焙煎し、なんと焙煎後48時間以内のものしか提供しないというこだわり!チェーン展開するお店ではなかなか難しいこだわりですが、それを実現できているのがこのブルーボトルコーヒーの凄みでもあります。
写真:木内 つばめ
地図を見るサンフランシスコ市内に数店舗あるブルーボトルコーヒーですが、まず行っていただきたいのは「フェリービルディング店」!フェリービルディングは現在は食のアーケードとしてリノベーションされ、たくさんのカフェやお店が並ぶ美食アーケードとなっているのです。
天井が高く、貫禄ある古い建物に構えるブルーボトルコーヒー。上から差し込む日差しに揺れる1杯のコーヒーを飲み終わるまでの時間は、新旧が交差する不思議な感覚を与えてくれます。ここのコーヒーを飲んで1日をスタートさせる人々を眺めているだけでも楽しいです。
またフェリービルディングから海沿いを歩いて、観光スポット「フィッシャーマンズワーフ」までコーヒー片手に散歩するというのもいいですよ!
写真:木内 つばめ
地図を見るサンフランシスコの名物でもある「フェリープラザ ファーマーズ・マーケット」でもブルーボトルコーヒーは出店しております!前述したフェリービルディングの外で火・木・土曜日と開催しているので、滞在期間に重なる確率はかなり高いです。
アウトドアで淹れてもらうコーヒー、そしてそのコーヒーにあった食事をファーマーズ・マーケットの他のお店で探すという一連の流れが何だか格好いい旅をしている気分にもなり、とっても楽しいのでぜひ朝食やランチをするつもりで行ってみて下さい。アメリカならではのボリューミーなサンドイッチや大振りのマフィンなどをお供に、ブルーボトルコーヒーを外で飲むのも粋な味わい方。
またファーマーズ・マーケットではコーヒー豆を買いに来る地元の方がとっても多いです。そして誰もが家から「空き瓶」を持って来ていることに驚き!コーヒー豆を空き瓶に入れて買って帰るという合理的な習慣に惚れ惚れしてしまいます。こういう「ちょっとした場面」で現地の方々の暮らしぶりが伺える・・・これこそが街歩きのおもしろさですね。
写真:木内 つばめ
地図を見るせっかく出会えたブルーボトルコーヒーの味、家でも楽しむためにぜひ買って帰りましょう!帰国後も旅の余韻を楽しむアイテムになります。
豆の種類は様々。実際に飲んで気に入ったものを買うのもよし、新しい味にチャレンジするのもよし。英語が出来る方はお店の方にオススメを聞いてみるとより思い出深い買い物となることでしょう。またデカフェのコーヒー豆もあるので、夜用のコーヒーとしてはもちろん、妊婦さんや授乳中のお友達へのおみやげとしても喜ばれることでしょう。
常設店だけでも十分の集客があるのに、ファーマーズ・マーケットへの出店を続けているブルーボトルコーヒー。こういうところに見え隠れするブルーボトルコーヒーの哲学、そしてそれを守り続けている姿。ブルーボトルコーヒーが寄り添う生活を本場で実際に見ると、もっと知りたくなり、もっと飲みたくなる魔法にかかります。
ブルーボトルコーヒーは「画一化された店舗」ではなく、「その地域に溶け込む店舗」を作るというスタイルで展開しております。サンフランシスコ滞在の際は同市内または対岸のオークランドにある各店舗を巡るというのも素敵なプランです。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/26更新)
- 広告 -