パワースポットとは、自然エネルギーに満ちあふれ、自然崇拝されている場所のこと。その場所を訪れることで、人もその自然エネルギーの恩恵に預かり、パワーを得ることができるとされています。
神の子池という名前は、アイヌ語で「神の湖(カムイト)」と呼ばれる摩周湖の伏流水と信じられていたことに由来します。このことからもアイヌ民族が栄えていた古来から、崇拝の対象であったことは明らか。パワースポットであることは間違いなさそうです!
では実際、神の子池にはどんなパワーが秘められているのでしょうか?
調べによると、体に溜まった不要なものやネガティブな心を浄化してくれる作用があるのだとか。確かに、この神秘なまでに美しく透き通る水は、見る者の心まで澄んだものにしてしまいそうです。
その透明度から、そんなに深さはなさそうと感じてしまいがちですが、水深はなんと5メートル。池の中にはいくつもの倒木が重なって見えますが、ずいぶん深いところに沈んでいるのかもしれません。
木というものは元々、菌の繁殖の条件である“空気”が十分にない水中では腐りにくいそうなのですが、年間を通し8℃だという水温がまた、神の子池に眠る倒木を永く美しく保つ条件となっているよう。こんなところにも、自然が持つ不思議な力を感じずにはいられませんね。
摩周湖と同様、流れ込む川がないことでも知られる神の子池ですが、流れ出る川はあります。1日12,000トンも湧き出る水がせせらぎとなり、癒やし効果を発揮しているのです。
自然に囲まれた中で川の流れる音など五感を使って感じると、人は副交感神経活動が高まり、リラックス効果が得られます。
また、「熊注意」の看板があるほどの森の中にある神の子池ですから、癒やしや安らぎを与える効果があるフィトンチットもたっぷり浴びることができますよ。
浄化パワーに加え、癒やしやリラックス効果も期待できる神の子池。
近年パワースポットして人気が高まり、訪れる人は後を絶ちませんが、その美しさや神秘さに魅了され、静かに、そしておだやかに周囲を散策している人がほとんど。心を浄化させる力、皆さんもぜひ感じてみてくださいね。
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(2024/4/25更新)
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