まずはじめにご紹介するのは「登運とん」。このお店があるレンガの高架橋が造られたのは、1910年(明治43年)。なんと百年以上も前。この歴史あるアーチ型トンネルの中の空間がなんとも居心地がいい!ついつい長居をしたくなるお店です。
長テーブルが並ぶ店内は他のお客さんと相席になる可能性が高め。でも、あまり身構えなくても大丈夫!! ガード下に集う酔っ払い同士、見知らぬお隣の方と会話が弾んだり。むしろ相席となった方がガード下居酒屋の醍醐味をより味わえるというもの。それが一期一会のご縁を楽しめる「ザッツ!!ガード下マジック!!」なのです。
登運とんに来たら、ぜひ食べて頂きたいのがもつ焼き。炭火で焼かれた肉厚のもつ焼きは、外がカリッと中ふんわりの絶妙食感。しかも、臭みが無くて食べやすい。写真は、もつ焼き盛合せ(5本800円)の塩。ちょっぴりキツメの塩味でお酒がグイグイっとすすみます。もつ焼き盛り合せの他に、ブタのなんこつ串もオススメ。コリコリっとしたなんこつの食感がたまりません。
登運とんは、昼間の時間帯からオープンしているので、堂々と真昼間から酔いどれることができますよ!! 登運とんは、夕方前には席が埋まってしまう程の人気店。お客さんで満席になってくると店内はモクモクと煙が充満しますので、匂いがついてもいいカジュアルな服装で行くのがオススメです。
【登運とん(トントン)】
東京都千代田区有楽町2-1-10
「丸の内の高層ビルの夜景とガード下の赤ちょうちん」という、なんともミスマッチな組合わせを楽しめるお店が「まつ惣」。有楽町駅に程近いこのお店の一帯は、路上に座席を広げている居酒屋が連なっていて、まるで魅惑的な大人のワンダーランドのよう。
高架線を通る電車の「ゴトンゴトン」という音を聞きながら、ビールケースのテーブルでビールをグイっと飲むと、まさしく「ガード下の赤ちょうちんで飲んでるわ〜」と心から実感できてテンションが上がります。
さらにまつ惣は、会計方法がユニーク。まず席に着いたらテーブルにあるザルの上にお金を置きます。風で飛ばないように用意されてある石をお札の上に置いたら準備完了!! メニューを見て注文します。注文の品が届いたら、店員さんがその品分のお金をザルの上から抜いてく、という方式。これが案外便利!! 今どの位のお会計になっているのかザルの残金を見れば一目瞭然だし、宴の後に割り勘の計算をしなくてすむし、酔っ払いの脳に優しいお店です。
まつ惣に来たら、ぜひ食べて頂きたい一品がポテトサラダ(450円)です。シンプルでさっぱりとしたポテトサラダは、お酒との相性が抜群。その気取らない味がかえって、ポテサラ好きの心をくすぐります。このポテトサラダを食してからというもの「あ〜、まつ惣のポテトサラダが食べたい!!」と禁断症状が出てくること数多。
まつ惣は居酒屋定番のこってり料理だけではなく、ヘルシーな料理も豊富。特に、ししとう串、さといも串、アスパラ串などがある野菜串焼は、女性の方にオススメ。お腹にたまり過ぎないので、いろんな野菜の味を楽しめます。
【まつ惣】
東京都千代田区有楽町2-1-20
最後にご紹介するのは「まんぷく食堂」。ガード下初心者には、とても入りやすいお店です。
まんぷく食堂はラーメンやカレーなど食事メニューも豊富。しかも24時間営業なので、お酒を飲むだけではなく食事をがっつり楽しみたいという方にも便利なお店。
そんなまんぷく食堂でオススメの一品は、肉豆腐(590円)。よ〜く煮込まれたとろっとろの牛すじのプリッとした食感がたまりません。おいしいグルメだけではなく、まんぷく食堂のお店の前には、往年の映画スターのポスターがぎっしりと貼られていて、昭和レトロの雰囲気がたっぷり味わる外観。一見の価値ありのお店です。
【まんぷく食堂】
東京都千代田区有楽町2-4-1
最新おしゃれスポットにはない東京の新たな魅力が発見できるガード下の居酒屋。少しの勇気を出して足を踏み入れてみると、そこにはガード下という空間だからこそ味わえる開放感と高揚感があなたを待っています!!
今回ご紹介した有楽町のガード下は、銀座や歌舞伎座、皇居、東京駅など、東京の有名スポットから程近く観光客が気軽に立ち寄れる場所。
暑い季節はビアガーデン気分で汗をかきながら、寒い季節は熱燗で暖をとりながら、ちょうど良い気候の時は心地よい風を感じながら。と、それぞれの季節で楽しめるガード下には、おいしいグルメがまだまだ沢山あります!!
あなたもガード下の赤ちょうちんに出かけてお気に入りの一品を探してみては?
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(2024/4/19更新)
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