開放感溢れる尾根と大展望!東京都最高峰・雲取山へ行こう!

開放感溢れる尾根と大展望!東京都最高峰・雲取山へ行こう!

更新日:2014/12/08 16:47

東京に2,000m超の山があるのをご存知ですか?

東京、埼玉、山梨の三県にまたがる雲取山は、東京都最高峰の山でもあります。
その標高は2,017mで、日本百名山/山梨百名山の1つにも数えられています。

雲取山の魅力は、開放感溢れる尾根と大展望!
山頂までは、距離・標高差ともに大きく、健脚向けのコースではありますが、訪れるに値する魅力一杯の山です。

東京都最高峰/日本百名山/山梨百名山の名峰・雲取山

東京都最高峰/日本百名山/山梨百名山の名峰・雲取山
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雲取山は、東京、埼玉、山梨の三県にまたがる山で東京都最高峰!
日本百名山/山梨百名山にも数えられ、開放感溢れる尾根と大展望が魅力です。
また、関東屈指の聖地として有名な秩父・三峯神社の「三峯」は、白岩山、妙法嶽、雲取山の三山を指し、雲取山はその最高峰でもあるのです。

山頂へのルートは幾つかありますが、今回ご紹介するのは首都圏から比較的アクセスの良い、奥多摩・鴨沢バス停からのコース。
標高差は約1,500m、往復約20kmあり、山頂までの所要時間(目安)は片道・約5時間(往復約8.5〜9時間)。
健脚向けのロングコースではありますが、それを補ってあまりあるほどの魅力溢れる山です。

なお、一般的には1泊2日のコースですが、健脚の方は日帰りも可能。岩場や鎖場もなく、比較的歩き易い登山道です。
ルート上には山小屋もありますので、ゆっくり雲取山を満喫なさってはいかがでしょうか?

■奥多摩駅〜鴨沢:西東京バス約35分
■山小屋:七ツ石小屋、奥多摩小屋、避難小屋(注:前者3つは自炊小屋)、雲取山荘
■小袖乗越、留浦(とずら)に無料駐車場あり

開放感抜群の長大な尾根道!石尾根

開放感抜群の長大な尾根道!石尾根
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雲取山の魅力の1つである開放感抜群の「石尾根」。
奥多摩駅付近から雲取山山頂まで延びる長大な尾根道です。

ブナ坂(ブナダワ)で石尾根に合流すると、一気に視界が開けます。
天候の良い日は、富士山や道志山塊、南アルプスなどを眺めながら、開放的な尾根道歩きが爽快です!

■目安の所要時間:鴨沢〜ブナ坂(往路約3時間/復路約2.5時間)

尾根上のビュースポット!

尾根上のビュースポット!
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ブナ坂から山頂までの石尾根上は絶景続きですが、とりわけ素晴らしいビュースポットがあります。
1つは「ヨモギノ頭」と呼ばれるピークで、歩いてきた尾根や奥多摩の山々、南側には富士山が見渡せます。
更に進んだ「小雲取山」の上からも、振り返ると富士山を正面に見ることができます。

いずれのポイントも手前は急斜面で辛いところですが、登り切れば疲れも吹き飛ぶ眺めが待っていますよ!

大展望の山頂とカラマツの黄葉が彩る石尾根を見よう!

大展望の山頂とカラマツの黄葉が彩る石尾根を見よう!
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1等三角点のある山頂からは富士山や奥秩父の山々、山頂避難小屋脇からは奥多摩の山々や富士山も見渡せる大展望。
なにより、歩いてきた尾根を眺めるのは喜びも一入ですよね!

秋には、石尾根を美しく彩るカラマツの黄葉が見事!
これを楽しみにしている方も多いのです。

もちろん、ブナ坂までの樹林帯でも紅葉が楽しめますよ!

■紅葉の見頃(例年):10月中旬〜11月中旬
■MEMO.2で紅葉情報も公開されています

冬の雲取山も魅力一杯!

冬の雲取山も魅力一杯!
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雪をまとった雲取山も素晴らしい!
まるで墨絵のようなモノトーンの世界が広がります。
厳しさもありますが、霧氷や雪に覆われた石尾根など、冬ならではの景色も魅力一杯です!

なお、防寒着やアイゼン等の雪山に必要な装備はお忘れなく!初心者のみでの入山は控え、コースタイムも余裕を持ってお出掛け下さい。
さらに、天候や疲労、積雪状況によっては、無理せず引き返すことも必要です。

最後に

今回は、秋から冬にかけての魅力と風景をご紹介しましたが、1年を通して楽しめる山です。初めての方は、東京にもこんな山があったのかと感嘆するでしょう!また、何度訪れても奥深い魅力を感じるはずです。

雲取山の豊かな自然を満喫しに出かけてみませんか?
熊の生息域でもあるので熊鈴の携行や、お出掛け前には登山道や道路状況のご確認(MEMO.2参照)はお忘れなく!

掲載内容は執筆時点のものです。

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