安い&可愛い!「信楽陶器まつり」は和食器をまとめ買いするチャンス!

安い&可愛い!「信楽陶器まつり」は和食器をまとめ買いするチャンス!

更新日:2014/09/25 12:57

秋は、全国各地で陶器まつりが開催される時期です。関西では、滋賀県で毎年開催されている信楽焼陶器まつりがあり、毎年多くの人が訪れるほど大人気のイベントです。

陶器まつりはたくさんの窯元が一箇所に集まって出店するので、いろいろ探すのにはぴったり。何よりかなり安い値段で出品されていることが多いので、掘り出し物を探す楽しみを味わってみませんか。

「信楽焼」とは

「信楽焼」とは
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信楽焼は、古来から続いてきた日本六古窯の一つですが、その中でも1250年続いてきた最も古い窯とも言われています。

六古窯とは、瀬戸・常滑・越前・信楽・丹波・備前ですが、信楽焼の特徴としては、素朴で自然な温かみのある土色と、窯の中でかかる灰によって仕上がる自然釉(ビードロ釉)、そして黒褐色の焦げがあげられます。

また信楽焼といえば「たぬきの焼き物」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?たぬきは「他抜き」、つまり他を抜くから商売繁盛につながることや、招福の意味も兼ねてお店や自宅の軒先に置かれることが多く、信楽の町では至る所にたぬきの焼き物が置いてあるのを見ることが出来ます。同じたぬきでも、それぞれに表情が違うので、じっくりとお気に入りのたぬきを探してみるのも面白いかもしれません。

駅前の陶器市では掘り出し物を見つけよう

駅前の陶器市では掘り出し物を見つけよう
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信楽陶器まつりは信楽町一帯で開催されていますが、多くの窯元が一同に出店しているのが信楽高原鉄道の信楽駅前です。

たくさんのテントが立ち並び、食器をはじめ、土鍋などの調理器具や花器、置物がぎっしりと並べられている様子は器好きならワクワクと胸が高まること間違いなし!

駅前の陶器市では、B級品や、セットではなく一枚だけのものを安く販売されているので、かなりお安く買うことができます。特に最終日にもなると、値引きも大きく、お店の方と交渉次第ではびっくりするほどお得になることも。

ただし最終日になるといいものは売り切れていることも多いので、お目当てがある場合は初日の午前中を狙うのがおすすめです。

信楽陶器まつり2014
日時:2014年10月11日(土)〜13日(月・祝) 9:00〜17:00
※ 毎年10月の体育の日を含む3連休の3日間
場所:甲賀市役所信楽地域市民センター周辺・信楽駅前

セラミック・アート・マーケットでは作家との交流を楽しもう

セラミック・アート・マーケットでは作家との交流を楽しもう
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信楽駅から車で5分(徒歩では約20分)ほど離れた場所に陶芸の森があります。ここでは信楽の作家さんたちによるセラミック・アート・マーケットが開かれています。

駅前の陶器市と比較すると、やはりお値段は少し高め。ただし、作家ものですので独創性にあふれたデザインや、シンプルかつ使いやすく美しいデザインのものが多く、雑誌等に掲載されたりした器もあり、特に女性や若いご夫婦には人気のようです。

このセラミック・アート・マーケットの良い点は、作り手と買い手が直接話しができること。どういう意図で作ったのか、どういう風な料理に合うのか、お手入れはどうしたらいいのか、など聞けるので、その器にさらに愛着が湧くことでしょう。

こちらのマーケットでもB級品が置いてあるブースもあるので、よくチェックしてみてくださいね!

セラミック・アート・マーケット2014
日時:2014年10月11日(土)〜13日(月・祝) 9:00〜17:00
※ 毎年10月の体育の日を含む3連休の3日間
場所:陶芸の森

おわりに

たくさんの食器を買った後には、少し足を伸ばしてミホミュージアムを訪れてみてはいかがでしょうか。ここはフランス・ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計したI.M.ペイが同じく設計した建物です。

非常にアートな建物なので、一見の価値あり!

お腹がすいたら、巨大たぬきの外観をした「狸家分福」でたぬきうどんを食べてみるのも乙なもの。これまた話のネタになること請け合いです。

秋の信楽は楽しみがいっぱい!お買い物だけでなく、芸術の秋も食欲の秋もまとめて贅沢に楽しんでみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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