あのCMでもお馴染みの紅葉を見よう!京都「善峯寺」

あのCMでもお馴染みの紅葉を見よう!京都「善峯寺」

更新日:2016/09/07 16:20

JR東海の「そうだ京都、行こう」。特に秋のCMの紅葉は見るものを虜にします。

今回は、このJR東海のCMにも出た京都「善峯寺」へ、紅葉と山から見下ろす景色をご紹介したいと思います。

善峯寺へのアクセス

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2005年の秋…テレビのCMからこんな声が聞こえてきました。

「平安時代に、ここでなくてはいけないと、わざわざ場所を選んで造られたお寺でした。だから、わざわざここへ来なければ会えなかった秋でした。」

「善峯寺」が2005年の秋、JR東海のCMに出た時のキャッチコピーです。
テレビの画面には山肌にひっそりとたたずむお寺と、真赤な紅葉と緑のコントラストが映し出されていました。
本当にその名の通り「秋に会いに行かなければ!」と感じた人も多かったことでしょう。

電車で行かれる方は、JR向日町駅または阪急京都線長岡天神駅からタクシーで向かう手段と、阪急京都線東向日駅から阪急バスに乗り「善峯寺」で降りて、徒歩で行く手段があります。
車で行かれる方は、京都縦貫道長岡京ICから20分ほど、国道9号線国道沓掛口から20分ほどです。
秋の紅葉シーズンは渋滞することも多くなりますので朝早く行くか、もしくは公共機関で行くことをオススメします。

善峯寺とは

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善峯寺は、天台宗の寺院で西国三十三カ所の第二〇番札所で、本尊は千手観音菩薩です。
創建は長元2年(1029)、恵心僧都の弟子である源算の開基であるといわれます。
応仁の乱で焼失しましたが、元禄年間(1688〜1704)に徳川綱吉の母・桂昌院の寄進により復元され現在に至ります。
重要文化財の多宝塔や天然記念物の「遊龍の松」を見ることのできるお寺です。

さて、まず善峯寺で一番最初に驚くのが、山門(桜門)です。
この山門の建立は正徳6年(1716)。門の両側の金剛力士像は源頼朝寄進で、運慶作だといわれています。

まず参拝には、この門で受付を済ませ、入山します。

重要文化財「多宝塔」の目が覚めるような赤い紅葉

重要文化財「多宝塔」の目が覚めるような赤い紅葉
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境内の中に入って少し歩くと目に入ってきました。
目の覚めるような真赤な紅葉と多宝塔のコラボレーション。
思わずため息が出てしまうほどの美しさです。
写真を撮られる方はどの角度からも様になりますので、自分の好きな角度を見つけてみてください!

この多宝塔は、元和7年(1621)に建立されたもので、国の重要文化財に指定されています。

山並みから眼下に広がる京都の街中

山並みから眼下に広がる京都の街中
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善峯寺は紅葉だけではなく、その標高の高さから眼下に広がる京都の街中を望むことができます。
特別なところに来たから特別なものが見られる感じですね!
紅葉を見ながら吸う山の空気はとてもおいしく感じます。

椅子に座りながらゆっくりするのもオツな時間です。

天然記念物「遊龍の松」

天然記念物「遊龍の松」
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天然記念物の「遊龍の松」と緑のコントラストが本当に美しいです。
やはり天然記念物なだけはあります。
これは写真をあえてちゃんと出さないで小出しにしておきます。
ぜひ自分の目で確かめてみてください。
回遊式庭園の中に色付く紅葉と松の調和は必見です。

少しだけお見せすると、写真の奥に広がるのが遊龍の松と紅葉です。
秋に善峯寺に来てよかったと思える風景です。

おわりに

JR東海での善峯寺のキャッチコピーです。

子どもは ひと夏ごとに、
おとなは ひと秋ごとに、
なにか大事なものを身につけてゆくように思います。

まさに「善峯寺」はこの通りのお寺。
紅葉で特別な時間を過ごしたいあなた。
京都市内を巡るのがスタンダードだとは思いますが、京都の外れた場所にひっそりとたたずむ善峯寺へ足を運んで少し趣向を変えた京都めぐりはいかがですか?
京都市内の紅葉とは違った趣が楽しめますよ。

【善峯寺の紅葉の時期】
11月上旬〜11月下旬

【善峯寺 拝観時間・拝観料】
拝観時間
8:00〜17:00(16:45受付終了)

拝観料
大人…500円 
高校生…300円
小中学生…200円

掲載内容は執筆時点のものです。

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