奈良・西ノ京〜唐招提寺で鑑真和上に会う

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奈良・西ノ京〜唐招提寺で鑑真和上に会う

奈良・西ノ京〜唐招提寺で鑑真和上に会う

更新日:2012/12/20 15:17

台風や嵐で5度も来日に失敗し、旅の途中で失明したという唐の高僧、鑑真(がんじん)。
今回は、その鑑真が天平三年(759年)に創建した唐招提寺(とうしょうだいじ)を訪ねました。

井上靖の歴史小説「天平の甍(いらか)」にも登場することで有名でなお寺です。
1998年に、ユネスコの世界遺産に登録されました。

南大門

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近鉄奈良駅から大和西大寺駅で乗り換え、西ノ京駅で下車。
薬師寺を通り越して歩くこと約10分で唐招提寺の入り口、南大門に着きます。

門をくぐって境内に入る前に、ストップ!
頭の上を見上げてよく見てください。
「唐招提寺」と彫られた額がありますが、これは聖武天皇の娘、孝謙天皇の字なんです。
ご存知でしたか?

と、いっても現在掲げられているのは複製で
実物は敷地内の新宝蔵(しんほうぞう)で見ることができます。

金堂

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この国宝の金堂は、2000年から解体修理が行われて
9年もかかって現在の天平時代を思わせる荘厳な姿に生まれ変わりました。
柱は中央がふくらんだエンタシス式で、古代ギリシャの神殿を参考にしているといわれています。

金堂の中は中央にご本尊の盧舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像、
本尊の手前左右に梵天立像と帝釈天立像、そして四隅に四天王立像。全て国宝です。

鐘楼

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こんなに凄いお寺でも、おちゃめな間違いがあるのです。

ここ唐招提寺の位置は左京です。本来「南都左京」となるはずなのに
この鐘には「南都右京」と刻まれてしまっているのです。

どうやら1000年以上も前の職人さんが、左と右を凡ミスしてしまったらしいです。
機会があったら、近くまで行って確かめてみてください。

瓊花

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金堂の裏手にある御影堂をさらにまっすぐ進むと鑑真のお墓があります。

そのお墓の横に植えられているめずらしい花、「瓊花」(けいか)。
鑑真の故郷である江蘇省揚州市の名花です。

ガクアジサイに似た白い可憐な花で、とても良い香りがします。
毎年、5月のゴールデンウィークのあたりに見頃を迎えるそうです。

鑑真和上坐像 特別公開

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毎年、6月6日の鑑真の命日をはさんだ3日間のみ
唐招提寺・御影堂にて国宝の鑑真和上坐像が一般公開されます。
日本最古の肖像彫刻といわれているこの像、必見です。
今にも目を開けてくれそうなほどリアルで、穏やかなお顔をしています。

おみやげには鑑真和上坐像のポストカードと瓊花の香りのお線香。
この甘くていい香りのお線香は、唐招提寺でしか買えません。
唐招提寺に行ったら絶対に「買い!」です。

とにかく国宝だらけの唐招提寺、一見の価値ありですよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/06/07 訪問

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