全国から約100店舗が集結!「太陽のマルシェ」東京・勝どき

全国から約100店舗が集結!「太陽のマルシェ」東京・勝どき

更新日:2014/09/24 11:23

Mayumi Tのプロフィール写真 Mayumi T 金沢出身の歴史探索家、B級グルメマニア、北陸の旅先案内人
近年目覚ましい発展を遂げている東京の湾岸エリアは、銀座や築地市場からも近く、もんじゃ焼きが有名な月島などがあります。
また2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、晴海エリアが選手村の建設予定地とされています。

勝どきで行われる「太陽のマルシェ」は、全国の農家や生産者の人々と触れ合い、おいしいご当地料理などを食べながら、訪れた人々同士でも楽しめる場所として人気のスポットです。

日本最大級の規模で行なわれているマルシェ!

日本最大級の規模で行なわれているマルシェ!

写真:Mayumi T

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「太陽のマルシェ」は2013年9月に第1回が開催、2014年9月にちょうど1周年を迎えました。
全国から毎回約100店舗が出店、1日の来場者数が約1万人前後(2013年からの累計来場者数が約20万人とのことです)ということもあり、日本では最大規模。毎月第2土、日曜日の2日間にわたる定期開催型のマルシェです。

現在、マルシェは都心において増えていますが、「太陽のマルシェ」は「ライフスタイル」を提供する新しい都市型マルシェを目指しており、各地のご当地野菜、旬の野菜や果物の他、加工品や雑貨、オーガニックコスメなども販売されています。またキッチンカー、親子で参加できるワークショップ、季節に合わせたイベントも開催されており、「食べる、買う、学ぶ、体験」ができることが特徴です。

あらかじめ申し込みをした子どもたちが出店ブースに立ち、店の販売の手伝いをする「キッズマルシェ体験」も実施され、店頭では子どもたちの「いらっしゃいませ!」の元気な声が聞こえてきます。
手伝いが終わると、使用したバンダナとその店の野菜がもらえます♪(今後も実施されるとのことです)

オーガニック野菜を生産している「CULTA Farm」(カルタ・ファーム)

オーガニック野菜を生産している「CULTA Farm」(カルタ・ファーム)

写真:Mayumi T

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「太陽のマルシェ」第1回から毎回出店の「CULTA Farm」は、山梨県のちょうど真ん中、南は富士山、西に南アルプス、北に八ヶ岳、東に奥秩父山地と山々に囲まれた場所にあります。
豊かな自然、気候や土の性質に合わせて、化学肥料や農薬を一切使用せずに、野菜や果物を生産し、販売しています。

山梨県内でもお客様や地域の人々とのつながりを大切にしていて、毎週日曜日の「あさいち」の他、様々なイベントを開催し、多くの人々が訪れています。

「太陽のマルシェ」の店頭では、毎回新鮮で様々な種類の野菜がずらりと並び、多くの方々が次々と足を止め、店の人と楽しく会話をしながら手にとって選んでおり、早い時間に完売するなど毎回好評です。

葡萄の試食やワインの試飲が好評の「勝沼インディーズワイン」

葡萄の試食やワインの試飲が好評の「勝沼インディーズワイン」

写真:Mayumi T

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こちらは山梨県で「BUDAWA 甲州」というワインのブランドを立ち上げ、小さなワイナリーに属しながらも耕作の放棄地を再開拓、葡萄栽培を行い、ワインを醸造している「勝沼インディーズワイン」。

店頭に置いてある大きなワインの樽の上では、ワインの原料となるつややかで新鮮な葡萄の試食ができ、また何種類かのワインの試飲を楽しめます。

「ワイナリーという施設や集団が作る工業製品のワインではなく、農業生産物として個人が造るワインを飲んで貰う人に直接手渡しする場所として、マルシェに店を開きました。農産物、多様性がワインの本質。フランスの超高級ワインも一つのあり方だし、手造りの少量生産の田舎ワインも一つのあり方だと思います。ワインが、生活の中に自然に存在するようになることが自分達の理想です。」とはオーナー様の話。

このような生産者さんの話を聞きながら、商品を購入できることがマルシェの醍醐味ですね。

世界の肉料理フェス開催!

世界の肉料理フェス開催!

写真:Mayumi T

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こちらは「ジュリーズスパイス」のキッチンカー。
本場のスパイスをたっぷり使ったスリランカ料理で、店主のスリランカの女性が「ローストビーフとスパイシー鳥ハーフ丼」他、ボリュームたっぷりの肉メニューを振る舞っています。

他に、チキンをもち粉でまぶして揚げたハワイの料理「モチコチキン」、アメリカのケイジャン料理「ジャンバラヤ」、また「燻製肉のステーキ」や「ケバブサンド」などのキッチンカーが出店、どのキッチンカーも長い列をつくるほどの人気です。
現地の人やその場所をよく知る人が実際に作り、その場で味わえるのがキッチンカーの魅力の一つといえます。

※2014年9月は「肉フェス」、8月は「ビールフェス」が開催、その月によってテーマが変わります。

親子で参加できるワークショップ♪

親子で参加できるワークショップ♪

写真:Mayumi T

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こちらは、東京都中央区協働ステーション社会貢献登録団体の「NORNORSWEETS」のワークショップ。
小さなお子さまから大人の方まで、粘土でスイーツデコを作ることによって、モノを作る楽しさを体験するプログラムを企画し、社会貢献活動を行っている非営利団体が展開しています。
モノを創作する喜びや創造性、また様々な場所で老若男女問わず、コミュニケーションができる機会を提供する活動を行っています。

写真はハロウィンに因んだ「ペロペロキャンディ&オバケちゃんクッキー」のスイーツデコ粘土作りを展開したワークショップの様子。親子、友達同士、参加者同士で楽しく一緒に作品作りに取り組むことができます♪

おわりに

ご当地の野菜や果物を販売する店は新鮮なものばかり。個人やご家族、ご友人同士で農園や店を経営、販売されている店も多く、自信と誇りをもって活き活きと自社の商品を販売されている姿が印象的です。

取材日は、山梨の「大黒なす」など地場野菜や伝統野菜が人気。「富士山の銘水」、秋田の「いぶりがっこ」(名産品の漬け物)、福島の「なみえ焼きそば」など多くの特産品、大分の「ハーブ」、石川の「加賀、能登野菜」、そして福井の「おろしそば」と「焼き鯖寿司」はキッチンカーで出店、大盛況です。(開催月によっては、北海道からメロン、沖縄からはマンゴーが出店されたことも。)
イタリアンシェフの川越達也氏監修「代官山カリー」もキッチンカーで出店。川越氏が自ら応援に来場されています。

毎回、出店内容は変わりますが、新鮮な野菜や果物を販売する店や話題の店は、早い時間に完売してしまうこともあります。
ワークショップや季節のイベントも開催され、人と人との絆が結べる「太陽のマルシェ」に是非、お越しください。(最新の情報は「MEMO」から。)

「太陽のマルシェ」
開催日・・・毎月第二土・日曜日
場所・・・・東京都中央区勝どきの「月島第二児童公園」
(都営地下鉄大江戸線「勝どき」下車すぐ)

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/13−2014/09/14 訪問

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