写真：Hiroko M
地図を見るビスケティアーズは2007年創業。ネット販売事業を始めるや否や、メディアに取り上げられ、数々の企業からパーティーやローンチ用のビスケットの依頼を受けるようになりました。これまで、バーバリー、アニヤ・ハインドマーチ、コンラン・ショップ他、数多くのブランドのロゴや商品を模ったビスケットを作ってきた実績があります。
そんなビスケティアーズが店を構えるのは、ロンドン市内のノッティングヒル界隈。映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台、そして可愛いパステルカラーのお家が連なっていることで有名です。近くのポートベロー・ロードで毎週土曜日に行われる蚤の市、「ポートベロー・マーケット」は世界最大級で、1,000以上のディーラーが自慢のアンティークや雑貨を露店で販売します。土曜日以外も、食べ物屋台と、一部の露店が出ているので、常に賑やか。
ポートベロー・ロードの裏路地にあるビスケティアーズは、忙しいマーケットとは対照的で、ほっと一息つける静かな空間。中には手作りのアイシング・ビスケットの数々がディスプレイされており、店奥には小さなカフェスペース、そして地下にはキッチンや本格的なアイシング・レッスンを受けられるスペースがあります。
写真：Hiroko M
地図を見る入店したら、子供も大人も目をキラキラさせながら美しいビスケットの数々に見入ってしまうことでしょう。ロンドン土産にぴったりな、赤い二階建てバスや衛兵さんをモチーフにしたビスケットに、贈り物に丁度良い、Thank youやHappy Birthdayなどのメッセージが入ったビスケット等、目的に合わせて多種多様な絵が描かれたビスケットが売られています。なんと、カスタムメイドのビスケットを作ることも可能。ビスケット職人にとって、ビスケットは無限の可能性を秘めたキャンバスなのです。
お誕生日会やちょっとしたパ―ティー用の他、ウェディング用にビスケットを特注する人も多いのだとか。日持ちも3か月なので、長い間飾っておけるのが嬉しいですよね！
肝心の味はと言うと、ビスケット自体は甘さ控え目、食感はサクサクというよりちょっと硬めで、食べ応えがあって美味しいです。主にバニラとチョコの2種類で、こだわりの英国産バターと小麦粉使用！アイシングの原材料は卵白と砂糖なので、薄いメレンゲのような感じです。
写真：Hiroko M
地図を見るビスケットは一枚からでも買えますが、人気商品は丈夫な箱に入った詰め合わせシリーズ。テーマ毎に詰め合わせ内容が違い、例えば秋学期が始まったばかりの9月は、「学校」をテーマにした詰め合わせや、先生向けのプレゼントビスケットが目立ちます。こんな気の利いたビスケットを貰ったら、先生もきっと大喜びですね！
写真：Hiroko M
地図を見る王道の、お祝いをテーマにした詰め合わせ以外にも、ロンドンのランドマーク、野菜、犬、どくろ、サファリ等、実にユニークなモチーフがたくさん！ユーモアにも溢れています。一つ一つが職人による手作りと思うと、食べるのが勿体無いぐらいですね。お世話になった人や大切な友人にとっておきの詰め合わせをプレゼントしたら、大感激してくれることでしょう。もちろん、食べ終わった後の空き缶も小物入れとして再利用できます！
写真：Hiroko M
地図を見るビスケティアーズでは、アイシング・カフェで自分のオリジナルビスケットを作ることも可能。￡15で、3つのビスケットに、自由自在に絵を描くことができます。カラフルなアイシングに、色とりどりのトッピングが提供され、思わず時間を忘れてビスケットをデコってしまいます。最後、低温のオーブンでアイシングを乾燥させたら完成です。友達同士やお子さん連れの他、カップルでアイシングに挑戦するお客さんが多いのだとか。
究極のビスケットを求めに、もしくはポートベロー・マーケットの喧騒から逃れるために。目的は何であれ、とにかく見るだけでも楽しいお店なので、是非一度ビスケティアーズに足を運んでみて下さい！店員さん達もとても親切でフレンドリーです。
行きたいけど時間がない！という方に耳寄り情報。ビスケティアーズは、今回ご紹介した路面店以外にも、ロンドン市内のデパート、ハロッズ、フォートナム・アンド・メイソン、セルフリッジ等でも一部売られており、ホームページからお取り寄せすることも出来ます。（海外発送可）
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(2024/4/26更新)
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