はじめての競馬場では、馬券の買い方が悩みの種。しかし心配はご無用です。競馬場のスタッフが、馬券の種類から、マークシートの記入方法、買い方まで丁寧に教えてくれます。
でも「どの競争馬を購入するか?」は、自分で決めなければなりません。まずは、パドックに行ってみましょう。パドックは、レース出走前の競走馬のお披露目会場。ここで実際に走る馬を見てみましょう。健康そうで毛並みがツヤツヤした馬や、落ち着いた馬、顔や毛色が気に入った馬、第六感でもかまいません。1レース100円から購入できるので、まずは気軽に試してみましょう。もちろん馬券を購入しなくてもレースを観戦できます。けれど、自分の買った競走馬の応援は、自然と熱が入りますよ!
詳細はMEMO「ばんえい十勝オフィシャルホームページ」の「ばんえい十勝入門」を参照してください。馬券の買い方や専門紙の見方などの解説が、丁寧に書いてあります。
出走時間になると、各馬スタートラインに並びます。が、通常の競馬と違って、騎手は馬上ではなくソリに乗りこみます。
体重1トンを超える馬が重い鉄ソリを引いて、直線コースで力とスピードを競う、世界でたったひとつの「ばんえい競馬」。サラブレッドの体重は450〜600キログラムなのに対し、約2倍の大きさの競走馬が砂ぼこりを上げてソリを引く姿は「大迫力」の一言です。
平均的な優勝タイムが4分前後、とスローペースな「ばんえい競馬」の面白さは、スピードではなく駆け引きです。騎手は競走馬の力の使いどころを、他の競走馬の様子を伺いつつ手綱を締めます。
重いソリを引く力強さ、途中で馬を一休みさせ一気に坂を駆け登る雄姿、じれったくもありますが、思わず「がんばれ!」「走って!」と声が出てしまいます。そして最後のどんでん返しはゴール地点。ソリの後端がゴールラインを通過しなければ、勝利は確定しないのです。最後の最後まで目が離せないのが「ばんえい競馬」なのです。
スタートラインからゴールまで、一緒に走りながら(歩きながら?!)、北海道限定サッポロビールを片手に、レースを楽しんでみてもいいかもしれません。そして、小さな子供達が馬と一緒に競争する、そんな微笑ましい風景も「ばんえい競馬」ならではです。
大迫力の競走馬をもっと間近で見たい!と思ったら、もう「ばんえい競馬」の虜です。そんな願いをかなえるための、2つの方法をご紹介します。
【その1】「バックヤードツアー」に参加
関係者しか立ち入ることのできない、厩舎や装鞍所などを見学するツアーです。厩舎でゆっくり身体を休める競走馬達の、競馬場とは少し違った顔が見られるかも。20人限定なので、早めに申し込みましょう。
【その2】レースにオリジナルの名前をつける(レース協賛)
そんなことが「ばんえい十勝」では、できるんです。オリジナルの名前がつけば、競馬予想新聞への掲載、CSテレビ・ケーブルテレビでもレース名が紹介されます。レース前には場内アナウンスが響き渡ることでしょう。そして最大の特典が、表彰式への参加と優勝馬・協賛金授与者と記念撮影なのです!競馬が好きな人へのサプライズプレゼントとしても良いですね。
*この特典は、レース開催日の10日前までに申し込みが必要です。
それぞれの詳細はMEMO「ばんえい十勝オフィシャルホームページ」の「インフォメーションーバックヤードツアー」と「インフォメーションーレース協賛について」を参照してください。
競馬を楽しんだら、北海道みやげと北海道グルメを堪能しましょう。競馬場外にある「とかちむら」の「産直市場」では、新鮮な野菜や乳製品、その他にもたくさんの北海道特産品が所狭しと並んでいます。「キッチン棟」ではスープカリーや十勝名物・ぶた丼、ラーメンなど北海道ならではのグルメが一堂に会しています。
さらに、累計1000万部を突破したアニメ「銀の匙」の「大蝦夷農業高校銀匙購買部 とかち帯広支店」が2013年10月にオープン!「銀の匙」オリジナルグッズは要チェックです。
「とかちむら」は年中無休です。営業時間など詳細は、MEMOの「とかちむら」を参照してください。
いかがでしょうか。
数多くのイベントや、ふれあい動物園などのキッズスペースも充実している「ばんえい競馬」は、大人も子供も楽しめるスポットです。北海道の帯広競馬場でしか体験できない「ばんえい競馬」。旅の思い出に、ぜひ加えてみてください。
開催日はMEMO「ばんえい十勝オフィシャルホームページ」の「レース&イベントカレンダー」を確認しましょう。
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