写真：旅人間
地図を見る秋になると紅葉を見に出かける人は多いと思います。関西で言えば京都と奈良が特に人気のエリアになりますが、どこも人・人・人で大混雑が当たり前。紅葉は見たいけど人混みが苦手って人も多いのではないでしょうか。
そんな方に朗報です！！
関西屈指の観光名所の奈良公園！実は紅葉に関しては意外と混雑が少なく楽しむことが出来るんですよ。もちろん、東大寺の南大門から大仏殿付近は、団体客も多く混雑しています。でも紅葉を見たいのであれば、大仏殿付近ではなく、公園の奥を散策してみましょう。
奈良公園はとても広いので、ブラブラ散策しながらキレイな紅葉を探してみては如何でしょうか！！その中で、特にオススメなのが、大仏殿の裏手にある大仏池周辺にある銀杏の木。少し離れてみても、その一角だけが黄色く輝いて見えますね♪
大仏池周辺は１１月上旬～中旬頃になると、赤・オレンジ・黄色と色鮮やかに彩られます。中でも銀杏（いちょう）の木が集まる一角が！！その近くまで行ってみましょう♪
銀杏の木の下まで行くと、そこに一面に黄色い世界が！！
上だけでなく下も黄色！まるで黄色いカーペットがあるような光景。そして、風が吹き銀杏の葉が舞い落ちてくると、そこは完全に黄色に支配された場所に。この付近では鹿が多く、真っ黄色に染まる景色の中、鹿が歩く姿は幻想的そのもの！！思わずウットリしてしまいます。
写真：旅人間
地図を見る美しい紅葉を混雑なしに見ようと思った場合、朝早くに現地に到着しなくてはいけない場合が多いですね。しかし奈良公園の場合は、日曜日の午後であっても、それほど多くの混雑はしていません。はっきり言って穴場です。
例えば、この大仏池周辺の素晴らしい風景の場所も、それは例外ではありません。もちろん周囲にはカメラを持った人たちの姿は多く見かけます。しかし混み合うと言った状態にはなりません。だから、年配の方や小さな子供さんと一緒に、ゆったりと紅葉を楽しみたいと言う方には最適な場所と言えるでしょう。
写真：旅人間
地図を見るもし車で奈良公園に行く場合、多くの方が奈良県庁前パーキングに停めると思います。そのパーキングの正面は、東大寺の旧境内跡で「東大寺・西大門跡」の石碑と礎石がある場所。この場所も実は、信じられないほど穴場の紅葉スポットなのです。
ここは交通量の多い国道沿いでもあり、また駐車場に車を置いた人なら、まず銀杏の木は見えます。そして誰もが思うはず！「あぁ～キレイな銀杏の木！」と・・・。
しかし不思議なほど、ここまで歩いてくる人が少ないのです。ここの目の前を通る人達の気持ちは、もう既に東大寺方面に行ってしまっているのでしょうか？
誰もが「スゴイ～」と言いながら、誰もが素通りして行きます。ぜひ一度、この銀杏の木の下まで来てみて下さい！！もうここの景色だけを見て帰っても良いほど、満足できる素晴らしい光景があります。ここでは銀杏のを独占して見る事が可能です♪
写真：旅人間
地図を見る奈良公園で紅葉を楽しむ時、公園で紅葉を見ながらお弁当を食べると言うのも贅沢な楽しみ方です。でもせっかく奈良に来たなら、奈良らしいランチを食べたいと思う方も多いはず。そこで！この店なら間違いない！！と言う店を紹介しましょう。
それは葛（くず）料理の専門店「吉野本葛 天極堂」です。この店の場所は上記で紹介した東大寺の旧境内跡の横。つまり大きな銀杏の木の横に店があります。だから、美しい紅葉を見ながら食事が出来る素晴らしい好立地。
ただ、この店は料理も景色も抜群と言う事もあり、紅葉の季節になると非常に混みあいます。だからランチで利用する場合、この店は予約が出来ませんので、出来る限り早目に到着する方が良いでしょう。そして、この店では季節に応じたメニューがあり、紅葉の季節には「銀杏の膳セット」なども登場するので要チェック♪
ほら！ランチを食べてる最中も、目の前に広がる「西大門跡」の紅葉には、ほとんど誰も入って来ません。窓際に座って食べると、ゆったり紅葉を楽しみながら贅沢な時間が過ごすことが出来ます。本当におすすめの場所です。
写真：旅人間
地図を見る奈良公園はとても広いので、紅葉のキレイな場所は沢山あります。そしてどの場所も、それほど混雑することはありません。ゆったりと見る事が出来ます。自分だけの紅葉名スポットを探してみてはいかがでしょうか♪
ただ、車で行く場合は駐車場が満車になってしまう可能性がありますので、気を付けるならそこだけだと思います。
※紅葉のタイミングは「MEMO」に奈良公園の情報サイトをリンクしていますので、そちらをご参考ください。
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(2024/4/20更新)
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