牛革の街・エクアドルのコタカチへ、アンデスのお土産探し

牛革の街・エクアドルのコタカチへ、アンデスのお土産探し

更新日:2014/09/09 12:11

市川 芽久美のプロフィール写真 市川 芽久美 南米現地旅行会社 代表
エクアドルやボリビア、ペルーなど、アンデス山脈を有する国々のお土産は、カラフルな布や毛で出来た民芸品が定番。2000m越えの高地で育つ羊やアルパカ、リャマなど毛はとても温かく、質も良いと好評です。
高地で育った牛も同じ。その革も綺麗で質が良いと、エクアドルではいろいろな革製品が売られています。革を生産しているエクアドルのコタカチ(Cotacachi)郡へいけば、素敵な革製品がとっても安価!

アンデスの山々を眺めながらキトからコタカチへ

アンデスの山々を眺めながらキトからコタカチへ

写真:市川 芽久美

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エクアドルの首都キトから北へ車で3時間、先住民インディヘナの人々が民族衣装を着て歩く姿が見えて来たら、もうコタカチに到着です。
アンデス山脈の西側に位置するコタカチ郡は、先住民が今でも多く暮らしています。豊かな動植物に囲まれ、世界の自然保護の観点から、コロンビアから続く『緑の回廊』として保全地域になっています。

キトからの道のりも、山を有する素敵な景色が楽しめます。

テンションが上がる革製品ストリートへ

テンションが上がる革製品ストリートへ

写真:市川 芽久美

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小さなコタカチの街、革製品が売られているお店が並ぶ通りはすぐに分かります。
大きな馬具から、革のジャケットやベルト、バッグや靴など、お店ごとデザインや商品も様々。短い通りですが、一軒一軒覗いているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

値段交渉もラテンの国では楽しいイベント

値段交渉もラテンの国では楽しいイベント

写真:市川 芽久美

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気に入った商品を見つけたら、『デスクエント ポルファボール(Descuento por favor)』と言って、まずは割引をお願いしよう!
複数買えば、更に値段を下げてくれます。

気に入った商品が見つからなかったら、オーダーメイドも受けつけてくれるお店があるので、是非聞いてみてください。但し、仕上がりは1週間後の場合が多いので、エクアドルに到着したら、すぐにコタカチへ行くのがおすすめです。

シンプルな商品がお土産にはお勧め

シンプルな商品がお土産にはお勧め

写真:市川 芽久美

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デザインが凝った商品は、それぞれの好みによって好き嫌いが分かれるので、お土産には素材を活かしたシンプルな商品がお勧めです。
例えば、牛一頭の革をそのままマットにしたものはいかがでしょうか。床に敷いても、ソファーにかけても素敵です。どれも1点物の柄で、二つとありません。

これらの商品は、革をとる目的で育てられたものでは無い牛の革を利用しています。
写真の子牛の革は、実は…お母さんのお腹の中や、生まれて直ぐに死んでしまった牛の革。

自分へのお土産にも

自分へのお土産にも

写真:市川 芽久美

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若手のデザイナーや、お店の二代目が斬新なデザインで販売するお店も出てきました。
是非、じっくり巡ってお気に入りの、アンデスの麓で育った牛の革製品を見つけてください!

革の質と加工、品揃えも豊富なのはコタカチ

エクアドル各地で革製品を売る地域がありますが、コタカチは革の加工状態も良く、商品のバラエティーも豊富です。
しかもほとんどの製品が1つ1つ手作り。

数多くの繊維製品や民芸品が売られている市場や、原住民インディヘナの街として有名なオタバロ(Otavalo)とコタカチは、車で30分の距離。キトから向かう途中にあるので、是非オタバロへ行かれる際は、コタカチへも立寄ってみてください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/30 訪問

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