写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る最初に紹介するお店は、民生西路側の「寧夏観光夜市」の看板のすぐそばにある「阿婆飯糰」。飯糰とは台湾風のおにぎりの意味ですが、これが日本のおにぎりとはまったく違うんです。
まずお米は、木製のお櫃で炊いたもち米。木製のお櫃というのが昔ながらでいいですよね。その上におにぎりの具材の味を決める豚肉デンプ(豚肉を乾燥させてほぐしたもの)をのせます。さらに豚ひき肉と小松菜をごま油で炒めたものをのせ、最後に油條(揚げパン)を入れ、棒状にくるくるっと巻いて出来上がり!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る揚げパンともち米ってどうだろ?と思いますが、食べてみると想像をはるかに超えるうまさ!豚肉デンプはちょうどいい甘さで小松菜とよくあい、揚げパンはサックサックとした食感と少しの塩味がきいて美味さを引き立てます。もち米といっても米よりも具材のほうが多いため、1つペロリと食べられてしまいます。
テイクアウト専門なので、持ち帰って朝ごはんで食べたり、夜市で副菜を買い、主食として食べてもOK!大体、5〜6人並んでいますが、おばちゃんの神技的な作りで5分待たずに買えます。
営業時間:17:00〜23:00(売切れ次第終了)
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る阿婆飯糰の向かい側にあるのが台北一有名といっても過言ではない、激うま牡蠣オムレツの「頼鶏蛋蚵仔煎」。屋台が集まり始める前から営業を開始し、同時に行列ができるという地元で超人気のお店です。
行列に並んでいると、大きい鉄板で豪快に牡蠣オムレツを焼いている様子をみることができます。焼いている横まできたら注文し、テイクアウトかイートインするか伝えます。イートインスペースは狭く、カウンターに7〜8人、ちょっとした席に4〜5人座れるかどうかの狭さですが、食べ終わったら皆さんすっと帰られるのですぐに座れます。
牡蠣オムレツの中には小ぶりながら味わい深い牡蠣がゴロゴロ。片栗粉がきいている生地の食感は、とろっとろで端の部分は鉄板で十分に焼かれてパリっパリ。さらに、この牡蠣オムレツの美味しさを引き出しているのが上にかけられているトマトベースのとろ〜りソース。スパイシーな中にも甘みがありとろけるウマさです。もうちょっと辛いのが好きな人は、テーブルにある辛味ソースをどうぞ。そんなに辛くないのでたっぷりいれても大丈夫ですよ。
営業時間:16:00-02:00
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る夜市の入り口から美味しいもの満載ですが、次のお店は夜市のちょうど真ん中あたりにあるお肉が焼ける匂いがこおばしい「古早味碳烤香腸」です。
香腸とは台湾版のソーセージのこと。ソーセージといっても写真をみてもわかるようにものすごいボリュームです。これをそのまま串刺しにして食べたいときは「原味香腸」を注文しましょう。
筆者おススメは、「大腸包小腸」。小腸を大腸で包む?となんとも恐ろしげな名前ですが、中身は、香腸をもち米が入った白い腸詰で挟む、ライスホットドックとでもいうようなもの。中にはちょっとした青菜の野菜もはさまれています。モチモチの白い腸詰とプリプリの香腸が絶妙なハーモニー!台湾でしか食べられない不思議食感のB級グルメです。
営業時間:17:00〜01:00ころ
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る「土魠魚羹」は台南名物のB級グルメ。土魠とはサワラ系の白身魚のことで、土魠魚羹は、白身魚を食べやすい大きさにしてから揚げにし、海鮮ダシがきいたとろみスープをかけて食べる料理です。
単なる魚のから揚げと思うなかれ!魚自体には味はついていないものの、衣にスパイシーな香辛料が加えられ、さらにから揚げの揚げ方が絶妙でカリカリ感がたまりません!食べ始めから少し時間がたつと、とろ〜りとちょっと甘い感じのスープに浸され、今度はほろほろと口の中で崩れそうになるんです。一度食べたら確実にはまります!
おなかに余裕がある人は中に麺やご飯をいれることもできるので「土魠麺羹」や「土魠飯羹」のメニューを指さすといいでしょう。麺やご飯をいれても値段が一緒というのもうれしいですね。
営業時間:17:00〜01:00ころ
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る最後は夜市の中に2店舗あるカエルのマークが愛らしい?「青蛙下蛋」の愛玉ゼリーを紹介します。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る愛玉ゼリーとは台湾の昔ながらのデザートで愛玉という植物の実を煮出して冷やし固める天然ゼリーです。ゼリー自体には味はないので、レモン果汁などと一緒につるっと食べるのが定番。夜市ではコップにゼリーとレモンシロップを入れてストローをさしてくれるので、食べ歩きのお口直しにちゅるちゅると吸いながら歩くこともできますよ。
夏の台湾に欠かせないスイーツです。
営業時間:17:00〜01:00ころ
とにかく美味しいものだらけの「寧夏観光夜市」。歩くたびに足をとめて「これなんだろう?」とついつい覗き込んでしまいます。屋台から美味しそうな匂いが漂い、歩いているだけで幸せになれる夜市です。テイクアウトのほか、簡単なテーブル席を店の後ろに配置しているお店もあるので、座ってゆっくり食べることもできます。
台北の夜ご飯は夜市で決まりです!
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(2024/3/28更新)
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