英国ロンドンのおすすめアフタヌーンティー4選

英国ロンドンのおすすめアフタヌーンティー4選

更新日:2018/07/19 15:53

Hiroko Mのプロフィール写真 Hiroko M トラベル・グルメブロガー、アマチュア写真家
新鮮なサンドウィッチに、しっとりと温かいスコーン。宝石のようなスイーツに、美しいティーカップで頂く香り高い紅茶。想像しただけで、なんだか優雅な気持ちになりませんか?アフタヌーンティー発祥のイギリスでは、素敵なティータイムが楽しめる場所が数多くあります。今回は、そんな中でも特におすすめの可愛いアフタヌーンティー4選をお届けします!

パティシエチャンピオンのキュートなスウィーツたち!

パティシエチャンピオンのキュートなスウィーツたち!

写真:Hiroko M

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まず最初におすすめしたいのが「ザ・ランガムホテル(The Langham Hotel)」の「ワンダーランド・アフタヌーンティー(Wonderland Afternoon Tea)」。ここは何と言ってもスウィーツが売り!見た目の可愛さはもちろん、味も日本人好み。甘さ控え目でとても美味しいのです。それもそのはず、なんとこちらのアフタヌーンティーのスウィーツを手掛けるのは、2012年に英国のベストパティシエにも選ばれたほどなのです。

ロンドン中心部のオックスフォードサーカス駅から徒歩5分の場所にあるランガムホテル。各国要人や世界の大富豪も御用達のこの五つ星ラグジュアリーホテルは、1863年創業で、今は亡き元ダイアナ妃もお気に入りだったそうです。アフタヌーンティーが頂けるのは、ピアノの生演奏が楽しめ、エレガントな雰囲気漂う「パームコート」という名の大きなダイニングホール。ティー・ソムリエのアドバイスを頂きつつ、30以上の茶葉から好きなお茶を選ぶことが出来る上に、サンドウィッチとスコーンも出来たてのホカホカのものが味わえます。

アフタヌーンティーでお腹がいっぱいになったら、歩いてすぐのリージェンツ・パーク(Regent’s Park)で、腹ごなしにお散歩してはいかがでしょうか。

【The Langham Hotel】
1C Portland Place
London, W1B 1JA
(+44)20 7965 0195

これぞ王道!厳選材料を使った究極のサンドウィッチに舌鼓♪

これぞ王道!厳選材料を使った究極のサンドウィッチに舌鼓♪

写真:Hiroko M

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続いてのおすすめはこれまた老舗ホテル、「クラリッジズ(Claridge’s)」の「クラシックアフタヌーンティー(Classic Afternoon Tea)」。こちらのおすすめポイントは、非の打ちどころの無いサンドウィッチ!どれを食べてもほっぺたが落ちそうになります。「たかがサンドウィッチでしょ?」と思ったあなた!たかがサンドウィッチ、されどサンドウィッチ。新鮮さ、食感、パンと中味の比率等、シンプルな料理だからこそ、本当に美味しいものに出会うのはなかなか難しいのです。

クラリッジズは1856年創業の超老舗ホテル。開業間もなくヴィクトリア女王を始め、各国の王族の行きつけとなり、1950年代にはオードリー・ヘップバーン、ケーリー・グラント等、名だたるハリウッドスターたちのロンドン滞在先となりました。そんな由緒正しいホテルのアフタヌーンティーは、広々としたホワイエで頂きます。インテリアは1930年代のアールデコ調で、華やかでありながらとても落ち着く空間。こちらのスコーンとケーキも、サンドウィッチに負けないぐらい美味です!

優雅にティータイムを過ごした後は、近くの高級ショッピング街、ボンドストリート(Bond Street)やオクスフォードストリート(Oxford Street)でウィンドウショッピングを楽しんではいかがでしょうか。

【Claridge’s】
Brook Street, Mayfair
London W1K 4HR
(+44)20 7629 8860

あのピエール・ガニェールプロデュース!ポップな空間でホッと一息

あのピエール・ガニェールプロデュース!ポップな空間でホッと一息

写真:Hiroko M

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型に捉われないポップなアフタヌーンティーが味わえる「スケッチ(sketch)」。クラシックなアフタヌーンティーに飽きた方におすすめです。プレゼンテーションに凝った3段トレーの下段には、工夫の凝らされた絶品サンドウィッチの数々。中段と上段には繊細な作りのスウィーツがたくさんあり、思わずいろんな角度から写真を撮りたくなります!

日本でも知名度の高い三ツ星シェフのピエール・ガニェール氏が、イギリスの有名レストラン王・Mourad Mazouzと共に手掛けたスケッチは2002年創業。入口は一つですが、中に入ると大きく5つのレストランに分かれています。ミシュラン2つ星を獲得した「レクチャー・ルーム(Lecture Room)」の他、よりカジュアルなカフェレストランやバーもあり、開業当初からスターが集うことでも有名なのです。なんとあのマドンナやジェシカ・アルバもよくここで見かけられるとか。アフタヌーンティー以外にも、思いがけないサプライズに出会えるかもしれません。

【Sketch】
9 Conduit Street
London W1S 2XG
(+44 )20 7659 4500

ファッショニスタ必見!オシャレ過ぎるアフタヌーンティー

ファッショニスタ必見!オシャレ過ぎるアフタヌーンティー

写真:Hiroko M

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ファッション好きなオシャレ女子に是非おすすめしたいのが、高級ホテル「ザ・バークレー(The Berkeley)」の「キャラメルルーム(Caramel Room)」で頂く「プレタポルティー(Pret-a-Portea)」。見ての通り、ファッションをモチーフにしたスウィーツが何とも斬新です。

実はこれ全て、有名デザイナーの実際のファッションデザインにインスパイアされているのです!筆者が写真のアフタヌーンティーを頂いた8月は、2014年春夏コレクションからルブタンのパンプス、ヴィクトリア・ベッカムのトップス、ミュウミュウのバッグなどがピックアップ。スウィーツの内容は最新の流行と共に、半年に一度「衣替え」します。プレタポルティーで使われる食器は、全てウェッジウッドの特別仕様のもの。ポップで明るい気持ちになる色調ですよね!写真の3段トレーが出てくる前に、美味しいサンドウィッチも頂けます。そして帰る際はお土産のスウィーツまで頂けるのです。

バークレーホテルの歴史はなんと1700年代に遡ります。小さなコーヒー店からスタートし、1897年に正式にホテルとして開業。当初は、社交界のデビュタント達に大人気だったようです。現在も相変わらずセレブ御用達で、ミシュラン星付きのレストランや高級車フェラーリがカスタマイズできるアトリエが入っています。有名デパートのハロッズもすぐ近くにあるので、アフタヌーンティー後のショッピングを楽しんでも良いですね!

【The Berkeley】
Wilton Place, Knightsbridge
London SW1X 7RL
(+44 )20 7235 6000

おわりに

試してみたいアフタヌーンティーは見つかりましたか?本場の本格アフタヌーンティーは値段も多少張りますが、そこで味わえる優雅なひと時はプライスレス。一生の思い出になること間違いなしです!今回ご紹介したティールームは全て予約必須の人気店なのでご注意を!

掲載内容は執筆時点のものです。

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