紅葉広がる森の中を歩こう!秋の「神威岳(札幌市)」登山

紅葉広がる森の中を歩こう!秋の「神威岳(札幌市)」登山

更新日:2014/09/16 11:36

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー
「神威岳(かむいだけ)」は、美しい紅葉を満喫できる北海道札幌市にそびえる山。
ここでは麓から山頂に向けて、色を変えてゆく秋の風景や植物を楽しみながら、沢を渡ったり、ロープ場を登ったりする本格登山を楽しめます。
所要時間は5〜6時間前後と少し長めで装備も必須ですが、経験が少なくても登れますので、頑張って秋景色の中を歩いてみませんか?楽しい道程と絶景の紅葉が待っています!

紅葉美しい「神威岳(札幌市)」はどんな山?

紅葉美しい「神威岳(札幌市)」はどんな山?

写真:月宮 うさ

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札幌市中心部から国道230号線を定山渓方面に向かってゆくと、右手側にまるで西部劇に出てきそうな不思議な形の山が見えてきます。
ここが、今回ご紹介する秋の紅葉が美しい、札幌市にそびえる標高983mの「神威(カムイ)岳」。麓から山頂にむかって変化してゆく秋色を眺めながら、本格的登山を楽しむことができます。紅葉の他にも、かわいいキノコ達がたくさんお顔を見せる季節ですから、足元も必見です♪
余談ですが、アイヌ語でカムイとは"神"を意味し、北海道内にはいくつかの神威岳・カムイヌプリと名付けられた"神の山"が存在します。

※ガイドブック等には初級と書かれている山ですが、所要時間5〜6時間前後。急な登りやロープ場もあります。登山デビューの場合は、しっかりした装備と経験者の同行をオススメいたします。熊除けの鈴も忘れずに!

百松沢林道コースから神威岳に登ろう!

百松沢林道コースから神威岳に登ろう!

写真:月宮 うさ

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「百松沢林道コース」から、神威岳山頂を目指しましょう!

豊平川に架かる百松橋を渡った先にある、百松沢小屋にて入山届けを提出して、百松沢林道に入ります。その後、1時間以上の林道歩きが最初に待っていますが、ここは風景を楽しみながら歩きましょう♪川の流れと共に周りが錦色に染まる、紅葉の美しい風景に出会えます!また、木々の間に目を向けると、かわいいエゾリスがお顔を見せてくれることも?!

林道歩きが終わり、登山道に入ると急に道が細くなります。危険箇所もいくつかありますので、雨上がりなど滑りやすい日は、特に気をつけて先に進みましょう。

変化に富んだ登山道!

変化に富んだ登山道!

写真:月宮 うさ

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神威岳の魅力は、紅葉の美しさ以外にもあります。それは、変化に富んだ登山道!
なだらかな傾斜が続く落ち葉の絨毯の中を歩いたり、沢を渡ったり、木の根の階段を登ったり。時には倒木が道を塞いでいることもあります。道中数ヶ所、ロープの下がった斜面を手と足だけの力で登るポイントも!登山初心者には、ドキドキハラハラの体験が待っています!
ロープ場のコツ…とまでは言いませんが、怖くない進み方を。手を離さなければ絶対落ちることはありません!足が滑ってしまっても、手でロープをしっかりと握り締めていれば安全ですので、楽しんで登ってくださいね♪

紅葉に染まる山々の絶景!

紅葉に染まる山々の絶景!

写真:月宮 うさ

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登山道中、見晴らしが良い場所からは、赤や黄色に染まる山々の絶景を展望できます。眺めの良い場所で休憩をしましょう。どこまでも続く山々を眺めていると、自然から癒しとパワーを分けてもらえるような気持ちに♪道中の疲れもふっ飛ぶかもしれません?!水分の補給も忘れずに!

神威岳山頂で待っているもの

神威岳山頂で待っているもの

写真:月宮 うさ

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頑張って登った神威岳山頂からは、周囲の山々はもちろんのこと、札幌市のビル群広がる風景も眺めることができます。
そして、登山道入口で紅葉の見頃を迎えていた景色は、晩秋の風景に変わっています。秋登山は、時間旅行をしているようなそんな感覚も魅力的です!

神威岳「百松沢林道コース」までの行き方

最後に、神威岳「百松沢林道コース」までのアクセスをご案内。
札幌市内中心部から国道230号線を定山渓方面に向かい、小金湯温泉を過ぎたところにある「百松橋バス停」を右折。百松橋を渡りすぐ右手に百松沢小屋。更に少し進むと駐車場があります。
公共交通機関ご利用の場合は、札幌駅バスターミナルから、じょうてつバス「定山渓行き(快速7・8)」に乗り、「百松橋」で下車。バスは1時間に1〜2本です。

下山後は、定山渓温泉・小金湯温泉・豊平峡温泉辺りで、湯浴みもオススメですよ!

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