南欧を思わせるマカオの聖ラザロ地区は、教会も墓地も美しすぎる!

南欧を思わせるマカオの聖ラザロ地区は、教会も墓地も美しすぎる!

更新日:2014/09/25 13:55

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
東洋と西洋が交差するマカオは、中国とポルトガルが上手に混在するエキゾチックな街です。その中でも聖ラザロ教会を中心に広がったこの地区は、美しい石畳やパステルカラーの洋館が立ち並び、まさにここはヨーロッパ!と思えるほどです。そんな街並みをご紹介しましょう。

ミントグリーンの教会

ミントグリーンの教会

写真:結月 ここあ

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16世紀半ばにポルトガル人がマカオ移住を始めてから、キリスト教がもたらされ、多くの教会と修道院が建てられました。
今でも、荘厳な教会が数多く残されています。
ラザロ地区は、マカオの中心のセナド広場から歩いて15分くらいのところにあります。

ここはミントグリーンがひと際目を引く、1875年に建設された聖ミカエル教会。
小さな聖堂内には、背に翼をつけ右手に剣を持ったカトリック最大の天使と言われる聖ミカエルの像や、鮮やかなステンドグラスもあり堂内に光を注ぎます。

美しすぎる墓地

美しすぎる墓地

写真:結月 ここあ

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聖ミカエル教会には、マカオ人やポルトガル人の眠るカトリック教徒の墓地があります。
マリア像や天使など美しい彫刻が施された墓石の数々。
添えられた花もオシャレで鮮やかなものばかり。
あまりの芸術的な美しさに、墓地ということを忘れてしまいそうなくらいです。

南欧を思わせる小道

南欧を思わせる小道

写真:結月 ここあ

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聖ミカエル聖堂から歩いて3分ほどのところに、馬忌士街(マーゲイシガァイ)があります。
突然現れるイエローな街並みに驚きますが、坂道に沿ってポルトガル建築が軒を連ねています。
窓枠や街灯もレトロで素敵ですし、路上駐車を見ていてもヨーロッパのムードが溢れています。

美しい石畳

美しい石畳

写真:結月 ここあ

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コロニアル調の建物が続くマカオの街は、美しい石畳が敷かれています。
それぞれ道によって模様が違っていて、波・魚・恐竜・タツノオトシゴ・蟹・海老などもあるんです。
石畳を見ているだけでも飽きませんよ。

ここがラザロ地区中心の聖ラザロ教会

ここがラザロ地区中心の聖ラザロ教会

写真:結月 ここあ

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聖母マリアの家と呼ばれる、マカオ最古の3教会のひとつである聖ラザロ教会は、1568年ハンセン病患者の為の施設と礼拝堂として建てられました。
ハンセン病の守護者が聖ラザロだったため、ラザロ堂とも呼ばれていました。

ファサード(正面の壁)の上部には、十字架と碇を見ることができ、それは信仰と信念の象徴です。
聖堂の中は、いたってシンプルですが、それがかえって歴史の重みを感じ取ることができます。

マカオの美しい建物

マカオと言うと、真っ先に浮かぶのがカジノですが、このような美しい教会も数多く残されています。
街並みもヨーロッパに足を踏み入れた感覚になるほど、雰囲気も抜群です。
世界遺産の街、マカオを歩いてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2010/10/15 訪問

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