写真:LUI
地図を見る石鎚山登山口へはロープウェイを使っていきます。
乗車場はバス停あるいは駐車場から少し坂を歩いたところにあり、登山口まで山の斜面沿いを一気に駆け上がっていきます。
雄大な山の中を一気に上がると下の駅との気温差に驚くことになるでしょう。
また、ロープウェイには運行時間があるので登山計画を立てる際には下山時間に余裕を持つようにしましょう。
写真:LUI
地図を見る石鎚山登山で有名なのが鎖場です。
登山道の途中には試しの鎖と一の鎖、二の鎖、三の鎖(2014年8月現在工事中進入禁止)の4つの鎖があります。
高い崖に渡された鎖を頼りに崖を登るチャレンジはまさに冒険という文字がぴったりなルートです。
試しの鎖は他の鎖と違い登ってそして降りる必要があります。
それぞれの長さは試しの鎖33M(上下)と一の鎖33M、二の鎖65M、三の鎖68Mです。
事故の多い場所でもあり、それぞれに迂回路があるので自信のない方、安全が確保されないと感じた時は鎖にチャレンジすることは安全のためにやめましょう。
写真:LUI
地図を見る登山口から歩いて約4時間半、石鎚山・弥山の頂上に着きます。
ここには神社、山小屋、トイレがあり、広い平地もあるのでお昼の休憩にぴったりのスポットです。
またここからは一つ隣の山、石鎚山・天狗岳を望め、ここから見るその切り立つ山の雄大な姿はどこかアルプス山脈の名山、マッターホルンを思い出させます。
写真はガスがかかっていて全容が見えませんが周りを山々の緑に囲まれたとても気持ちのいいスポットになっています。
写真:LUI
地図を見る実は、西日本最高峰は弥山ではなく、そこから見える天狗岳というところになります。
天狗岳への路はまさに命がけ、弥山から鎖を使って尾根へ、そこから狭く険しい道を行くことになります。道中には人一人分を残して後は急斜面の路やまさに道なき道という岩壁をよじ登ったり、逆側は断崖絶壁の路を行きます。
自信のない方、装備の不十分な方、登山経験の浅い方は安全のためチェレンジしないでください。命が何よりも大事です。そして天候不順な時、雨上がりで足元が滑りやすい時は危険ですので決して立ち入らないようにしてください。
写真:LUI
地図を見る天狗岳は標高1982Mの石鎚山エリアでも最も標高が高い、まさに西日本最高峰の場所です。
困難なルートの末辿りつく頂上で味わえる達成感は何とも言えないもので、今後起こりうる困難にもこの経験でもって挑める。そんな気持ちにさせてくれる場所です。
また眺望も素晴らしくその切り立った姿の最高点から見渡す風景は爽快感抜群です。(くれぐれも落ちないように注意してください)
石鎚山は自然の山であり、所によっては険しい山です。
登山をする際には準備をしっかりとし、天候が悪い際には無理に登らず、自分の身の安全をしっかりと確保できる状態のときに登頂してください。
そうすれば素敵な景色や達成感が旅をより良いものにしてくれます。
加えて、上記のほかに夜明け峠、石鎚神社中宮といった見どころポイントがあります。また秋には紅葉が楽します。道後温泉も近くにありますので汗を流して気持ち良くなるのもお勧めです。
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(2024/3/19更新)
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