写真:帆村 由花
地図を見る群馬県高崎市で生産されている「高崎だるま」は、別名「上州だるま」とも呼ばれています。なんと高崎では、全国生産の80%に匹敵する年間170万個が生産されているそうです。選挙の際によくテレビなどで見る「選挙だるま」のほとんどが高崎で生産されています。高崎の冬に風が強く乾燥する気候がだるま作りに適しており、農閑期の副業として盛んに行われたことがだるま作りの始まりと言われています。
さて、JR高崎駅東口にある商業施設「イーサイト高崎」の2階には、「群馬いろは」という群馬の銘品やおみやげものが売っているフロアーがあります。その一角に、大きな「高崎だるま」が展示してあるコーナーがあります。おみやげもののフロアーにあることもあって、記念撮影をしている観光客の方も多いです。
まずは高崎に来た記念に1枚撮影してみてはいかがでしょうか。
写真:帆村 由花
地図を見る群馬県は小麦の産地でもあり、その小麦で作られたもっちもちの「上州うどん」も名物です。上州うどんは、油揚げとネギが入っている温かい付け汁につけて食べるのが主流。上州うどんの麺は平たく太く少し縮れている白い麺です。
その「上州うどん」を食べることができるのが、「SOBA DINING 遊天」。高崎駅に隣接したヤマダ電機の中のレストラン街にあります。店名の通り、本格そばも楽しめます。
こちらのお店は、群馬県地産地消推進店に認定されており、地元食材を活かした野菜の天ぷらや、利根、沼田産のお米を食べることができます。豊富な丼物とお蕎麦のセットや8種類から選べるつけうどんなど、個性豊かなメニューばかりで何を食べようか迷ってしまいます。オススメとしては、上州うどんであるつけうどん。もちもちした弾力の麺がおいしいですよ。
写真:帆村 由花
地図を見る高崎駅西口「モントレー」という駅ビルの1階を出たところの壁に、巨大なだるまの磁器レリーフがあります。これは、1982年上越新幹線開業の年に制作されたとのこと。だるまの群像が人間の喜怒哀楽を表しているそうです。
とにかくその大きさと迫力に圧倒されること間違いなし。ただし、だるまたちの表情はどことなくコミカルに描かれていますね。朱色も鮮やかできれいです。
写真:帆村 由花
地図を見る高崎市は、人口に対するパスタの消費量が全国一といわれています。上州うどんと同様にパスタ料理も「粉もの」料理の一つとして、老若男女を問わず高崎市民に広く愛されており、高崎市は「パスタの街」と呼ばれるようになりました。近年では、高崎市のB級グルメとして新聞やテレビで取り上げられることもあります。
毎年11月頃には、市内のイタリア料理店などがパスタの味と魅力を競い合うイベント「キングオブパスタ」が開催され、出場各店舗が地元産の食材を使った自慢のメニューを提供し、来場者の投票で「キング」を決定します。楽しいイベントですので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?詳細はHPでご確認くださいね。
高崎パスタの専門店「はらっぱ」は高崎市内に4店舗。2014年4月にオープンした高崎問屋町店は、国道17号環状線からもすぐなので車の場合はおすすめです。店内も広く、カウンター席やテーブル席がありますので人数に合わせて利用できます。電車の場合は、駅ビルモントレー店が便利だと思います。
「はらっぱ」では「ラーメン屋のような気軽なパスタ食堂」というコンセプトを元に、パスタを提供。木のぬくもりが感じられる店内は、パスタの味を存分に楽しめる、味わえる、そんな居心地の良い空間になっています。
写真:帆村 由花
地図を見る「はらっぱ」のスパゲティーは種類と量が選べます。乾麺か生パスタでは、生パスタの方が人気があるそうです。量は、「普通」サイズでも一般的なお店よりも多めです。一般的なお店のパスタは100g前後が多いそうですが、高崎市内のパスタ店は120〜130gのところが多いそうですよ。量が多いのは高崎パスタの特徴です。
自慢のトマトソースにたっぷりのバジルソース。その上から山盛りの粉チーズがかけられています。チーズ好きにはたまりませんね。モチモチの生パスタにコクのあるトマトソースが絡んでとってもおいしいです。量もあるので満足すること間違いなし。ぜひお試しくださいね。
高崎駅周辺をぶらりと散歩するのにオススメのスポットをご紹介しました。だるまは、小さいものから大きいものまで販売していますので、小さいだるまをおみやげにするものいいですね。いろいろなだるまを見ながら、高崎市でしか食べられないB級グルメをぜひ満喫してみてください。
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(2024/4/25更新)
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