伊豆大島は、島の周囲を走る道路の一周が約40キロメートルで車だと一時間程度で一周することが出来ます。自転車なら3時間から4時間ほど。島内は、自由に移動することの出来るレンタカーか、レンタサイクルの利用がオススメです。
ジェット船が到着・出発している元町港から今回ご紹介する鵜飼商店までは、車で20分ほど。その途中、海岸線沿いを南下していくと、地層の断面が露出した場所が!
地元で「バームクーヘン」と呼ばれ親しまれているこちらの美しい地層の断面は、正式名称を「千波地層切断面」といい、100〜150年ごとの火山の噴火による火山灰の体積によって出来上がりました。全長600メートルほどなので、車で走るとあっという間ですが、こんな地層を見ることはなかなかないので、とても壮大に感じます。
伊豆大島南部にある波浮港を目指して更に南下していきます。ここ、波浮港にお店を構える鵜飼商店は赤い旗が目印!地元の方々に愛され、さらに近年では噂を聞きつけた観光客も集まってきています。
こちらのお店の目玉商品は、注文を受けてから揚げるコロッケやカツなど。コロッケは60円で、ほとんどの商品が100円以下のワンコインでおつりが来る価格というのがこれまたうれしいです。
揚げたてを受け取ったら、すぐに港でいただきます!防波堤に座って、のんびりと港の漁船を眺めながらいただく時間は、もう大島っこになった気分です。
あつあつ、ほっくり、やさしい味のコロッケは、はじめてでもどこか懐かしくもある美味しさです。メンチやハムカツも美味。お店からすぐの場所でいただけば、おかわりしたくなっても安心ですね(笑)。
そして波浮港には、伊豆の踊子に登場する、旅芸人一座の出身地でモデルとなった踊子が踊っていた旅館が残されています。現在、旧港屋旅館は資料館として公開されています。
浮港周辺は旅館街だった場所や港が眺められる階段の歩道などがあり、コンパクトながら風情あふれる港町のお散歩を楽しむことが出来ます。懐かしい味のコロッケとともに、川端康成の自伝的小説の世界も味わってみてはいかがでしょうか。
基本情報は以下の通りです。
せっかく訪れるなら、名所やおいしいものは外したくないですよね。
鵜飼商店には定休日があるのでご注意ください。
鵜飼商店
営業時間 9時から18時
定休日 水曜日
旧港屋旅館
開館時間 9時から16時
休館日 なし
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