日本海の魚が集まる黒部の魚の駅で、海鮮三昧の至福な時間を!

日本海の魚が集まる黒部の魚の駅で、海鮮三昧の至福な時間を!

更新日:2014/08/22 16:59

2015年の春に北陸新幹線が開通すると、北陸と首都圏は一気に近くなり、「新鮮な魚を食べたいから、ちょっと北陸へ」という休日の過ごし方が可能になります。そんな方にお勧めしたい魚介類のグルメスポットが、黒部市にある魚の駅「生地(いくぢ)」です。

隣にあるのは新鮮な魚の供給基地、黒部漁港

隣にあるのは新鮮な魚の供給基地、黒部漁港
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富山湾に面した黒部漁港。晴れて見通しが利く日には立山連峰のビュースポットにもなる漁港です。
北アルプスに端を発する日本有数の清流、黒部川と、日本海が出会う海域は豊かな漁場となっていて、漁港にはカニ、イカ、ブリ、アジ、スケトウダラなど、多種の魚が水揚げされます。

鉄道でも車でも抜群なアクセス

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この黒部漁港と隣接し、番屋のような2棟の建物が並ぶのが、道の駅ならぬ魚の駅「生地」です。実はこの施設、運営しているのはくろべ漁業協同組合なのです。港に揚がった魚が集まるので、新鮮さは折り紙付きです。
ちなみに魚の駅「生地」の最寄り駅はJR北陸本線の生地駅で、2kmほどの距離です。特急が止まる黒部駅だと4kmほどと、少し遠くなりますが、散歩を兼ねて歩いたり、タクシーを利用したりすれば、思いのほか近く感じることでしょう。また、本数が少ないものの、魚の駅の前を通る路線バスもあります。
自動車の場合は北陸自動車の黒部I.C.がとても便利。I.C.を降りて8kmほど走れば到着します。

食事をするなら「できたて館」へ

食事をするなら「できたて館」へ
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2棟の建物のうち、西側にあるのが食事を楽しめる「できたて館」です。炭火焼きレストランの「航海灯」や、寿司居酒屋の「番屋」があります。
日中は「航海灯」のみがオープン。自分で選んだ魚を焼きながら食べられるほか、焼き魚や刺身、海鮮丼などの定食セットも用意されています。営業時間は11時から17時までですが、早く閉まることもあるので、事前にご確認を。
夕方からは「番屋」で食事が楽しめます。こちらは寿司や刺身がメイン。営業時間は17時〜22時までと、ゆっくり過ごすことができます。

海産物を買うのなら「とれたて館」へ

海産物を買うのなら「とれたて館」へ
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新鮮な魚介類を買いたいという方は、東側の建物、「とれたて館」へ。くろべ漁業協同組合の組合員が獲ってきた旬の魚を中心に、鮮度抜群な魚介が並びます。季節によっては朝獲りの牡蠣などをその場で食べることもできます。
そのほかにも地域の銘菓やお酒などが並ぶので、旅の帰り道に立ち寄り、お土産を仕入れるのにも最適です。

港町散歩も楽しい生地界隈

魚の駅「生地」のある界隈は各所で湧水が湧き出す地で、駅の広場にも遊水池があるほどです。また、歴史を感じる湊町風情を楽しみながら散歩をすることもできます。
さらに、山奥の名湯として知られる宇奈月温泉まで約20kmと意外と近いので、立ち寄ってくつろぐのもいいかもしれませんね。
海の幸に舌鼓を打ち、山のいで湯に癒される。そんな贅沢な一日を過ごしてみてはいかがでしょう。

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