写真:旅人間
地図を見る京都の河原町通と丸太町通が交差する交差点から200メートルほど南に行き一つ路地に入った場所に、厳選近江牛専門店と看板に書かれた「鴨川たかし」と言う店があります。外観から高級そうで、取り扱いも近江牛… 気軽には入れなさそうに感じますが、実は格安ランチが食べられることで知られています。格安と言っても高級近江牛を使った料理が食べられます!!さぁ〜ランチタイムに行ってみましょう!
鴨川たかしと言えば、知る人ぞ知る京都にある近江牛専門店。この店は決して低価格のお店ではありませんが、ランチに500円メニューがあるとテレビで紹介されて視聴者に衝撃を与えた店。ランチタイムにお店の前に行ってみると…
「完熟近江牛炭火焼御膳」2,060円
「近江牛柳川丼」 500円
2種類のランチが看板にあり、確かに500円メニューが存在しています。品格高いお店で500円ランチは嬉しいですね!当然ですが大人気メニューで数量限定。だから売り切れ覚悟!出来るだけ混み合う12時を避け、11時台には行くようにしましょう。
写真:旅人間
地図を見る赤い暖簾をくぐってお店の中に入ると、清潔感と品の良さが最初にもてなしをしてくれます。店の品位に圧倒され、「500円のランチを…」と言い出し難いのではないかと躊躇してしまいそうですが、その心配は全くご無用!お店の中に入ると店員さんが素早くやって来て、お客さん目線で丁寧な接客をしてくれます。また混雑する前であれば、店主さんが気さくに話しかけてくれ、近江牛に対する情熱を熱く語ってくれることも♪
カウンター席に座ると、調理してる姿がよく見られます。その時に500円の「近江牛柳川丼」を注文した場合、その調理の様子を見てください!!まるで数千円のランチを注文したかのように丁寧に作ってくれる様が見てとれます。
一般的なイメージとして低価格なメニューの場合、コスト的な理由から素材や作業工程など省くのは当然なことだと思いますが、この店に関して言えばそれが何処なのか分からない。近江牛の柳川丼として、肉の割合を減らしてる以外は高級メニューと全く同じリズムで調理をしている。見れば見るほど「本当に500円で食べても良いのか?」と思ってしまうほど!本物のプロの料理人の姿を目の前で見られるのも嬉しいですね。
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地図を見る注文してから最初に出してくれるのが「ナムル」と「お肉の味噌汁」。ナムルも上品な味をしてて美味しいですが、特に印象に残るのが「お肉の味噌汁」です。
店主さんより近江牛の脂身を使っていると説明をしてくれますが、口にしてみても脂身らしい臭みや油っぽさは一切なく、お肉の良いダシと言うのか、風味がしっかりしてて実に美味い。イメージ的には味噌汁と言うよりも豚汁に近い。この近江牛の入った味噌汁は口にした瞬間に感動するほどの一品と言えるでしょう。
写真:旅人間
地図を見る注文してから数分後、丁寧に調理された「近江牛柳川丼」がやってきます。目の前に来た瞬間にファ〜と湯気が立ち上がり、何とも言えない香りが食欲を刺激します。
お肉は滋賀県日野町の岡崎牧場から直接仕入れた近江牛、そしてこのランチでは近江牛のスジ肉と、骨からこそげたお肉が使われているとのこと。店主さんからの話によると、「低価格で提供できる最大限の努力をした」と照れ笑いをされますが、この料理が500円で提供されるのには驚きしかありません。はっきり言って500円で食べられる味ではなく、1000円以上の価値あるランチです。味は言うまでもなくメチャクチャ美味しいです!
写真:旅人間
地図を見る「鴨川たかし」の500円ランチは、安くて美味しいですが、注目すべき点は500円では考えられない手間と具材、そして低価格で顧客を喜ばすにはどうしたら良いかと考えに考えつくされた店主さんの愛情ともいえる品質です。
500円でこれほどの味を演出してくれる「鴨川たかし」と言う近江牛専門店。ランチだけでなく夜のメニューも食べに行くと、その満足度は計り知れないものとなるでしょう♪ 本当におすすめの店です。
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(2024/4/26更新)
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