絶対おすすめ!「鳥!花!金魚!」香港の個性的な市場街を散策

絶対おすすめ!「鳥!花!金魚!」香港の個性的な市場街を散策

更新日:2018/07/23 20:04

日本から片道4時間と近く、大人気の「香港」は、正式には「中華人民共和国香港特別行政区」といい、約260もの島からなっています。複雑な歴史を持ち、イギリス文化の影響をうけている為、英語が通じやすく、アジアの旅行先の中でも、特に旅行がしやすい場所です。
今回は「定番の観光スポットは行きつくした」「ディープな香港を楽しみたい」あなたに、夜景、買い物、グルメだけではない魅力的な散策スポットを紹介します。

鳥好きの天国!「雀鳥花園(バードガーデン)」

鳥好きの天国!「雀鳥花園(バードガーデン)」
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バードガーデンは、インコやオウムなどの鳥、鳥籠や餌など、小鳥に関するものを取り扱う小売店が集合する通りに、地元の鳥愛好家の方々が集まり、鳥園と言われるようになった場所です。 餌などを買い求める人で賑わう中、自慢の鳥をかごに入れて連れてきている方も多く、特に買い物の用事はなくても、毎日ゆっくりと鳥を眺めながら、愛好家同士が交流する場にもなっています。

色鮮やかな鳥たちのさえずりと、鳥好きの人達の熱気を感じながら、ゆっくりと散策することができます。鳥を買って帰ることはできませんが、鳥にちなんだお土産物をさがしたり、日本では見かけないような、インテリアに使えそうなおしゃれな鳥籠を探してみるのも楽しいです。

小鳥への愛情があふれる場所

小鳥への愛情があふれる場所
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こちらの方はほぼ毎日愛鳥を連れてこのバードガーデンを訪れている方です。「鳥が大好きで、ここに来るのが生きがい。」とおっしゃるこの方以外にもたくさんの愛鳥家の方々が美しい鳥を連れて散歩しています。気軽に会話にも記念撮影にも応じてくれ、愛鳥の魅力を語ってくれます。こういった現地の方との交流も魅力的な温かい雰囲気が流れています。

中国、もちろん香港では風水が根付いていますが、家で鳥を飼うことは風水上、吉とされているため、中国には小鳥好きの方がとても多く、このような街ができたのも頷けます。

雀鳥花園(バードガーデン)
MTR(地下鉄)太子(プリンスエドワード)駅から徒歩10分。タクシーで5分。
フラワーマーケットを抜けた先にある。

季節の花が咲き乱れる、華やかな「花墟道(フラワーマーケット)」

季節の花が咲き乱れる、華やかな「花墟道(フラワーマーケット)」
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香港中に専門店街がありますが、このフラワーマーケットは規模が大きいので、とっても華やか。散歩するだけでも楽しい気分になります。

生花は日本に持ち帰ることができませんので、購入することはできませんが、世界中から集まっているという多種多様な植物を扱うたくさんのお店はとても見ごたえがあります。香港でも花をプレゼントする習慣があり、街を歩く人たちは丹念に美しい花々を眺め、選んでいます。

フラワーマーケットで見つけた!

フラワーマーケットで見つけた!
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こちらは、花束専門店でたまに見かけるぬいぐるみの花束。日本では見ないですが、お子様には喜ばれそうです。お店の人に聞いてみると、生花を入れずに作ることもできるとのことで、これなら日本に持って帰ることができますね!枯れてしまうこともないですし!
このように一概にフラワーマーケットといっても、単に花屋さんが並ぶだけでなく、観葉植物や盆栽のようなものなど広く扱う大型店や、見たこともないような鮮やかな南国の花々を扱う店、ぬいぐるみ花束などユーモアのある個性的なお店など、本当に多彩なお店が並んでいます。

花墟道(フラワーマーケット)
MTR(地下鉄)太子(プリンスエドワード)駅から徒歩10分。タクシーで5分。
フラワーマーケットを抜けると、バードガーデンの入り口。

フラワーマーケット、バードガーデンは共に、MTR旺角東駅を降りて直ぐですが、旺角東駅は中心街のチムサァチョイ駅からの乗り換えがややこしいため、乗り換えなしの太子駅をご案内させていただきました。

水族館以上の迫力!「通菜街(金魚ストリート)」

水族館以上の迫力!「通菜街(金魚ストリート)」
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風水で金魚は「金運」を上げる、とてもありがたいペットとして特に人気があります。そのため、金魚など観賞魚の専門店が並ぶ金魚ストリートの規模や賑わいは大変なものです。色鮮やかでかわいらしい金魚に惹かれて店内に入っていくと気づいたら路地に迷い込んでいたり、あまりの水槽の多さに水族館にいるような気分になったり、はたまた、一面の金魚の水槽の中を歩いていると、自分は金魚なのかと錯覚したりしてしまうような迫力です。

金魚ストリートは、先ほど紹介した「バードガーデン」と「フラワーストリート」よりも最寄駅から近く、わかりやすい場所にあり、また隣にはペットショップ街や、夜店で有名な観光地、女人街があるため、時間のない方でも立ち寄りやすいのも魅力です。

通菜街(金魚ストリート)
MTR旺角駅から徒歩3分
北側の通りは夕方から大規模な夜店が立ち並ぶ女人街。

まだまだある、多彩な専門店街

香港には今回紹介した以外にもたくさんの専門店街があります。手芸専門店が並ぶ「ビーズ街」や調理器具や食器の専門店街「上海街」など、ほかにも様々です。
これらは、どこも曜日関係なく午前の11時ごろにはほぼ開店しており、閉店時間もまちまちですが、大体夜8時頃はどのお店も空いていることが多いです。ただし、台風や大雨で急にお店を閉めてしまったり、雨が止んでも、ずぶ濡れで訪れると入店を断られてしまうことがあります。

ここまで紹介したのは香港の九龍半島側です。香港島へ渡ると、アンティークや骨董を扱う「キャットストリート、ハリウッドロード」乾物屋街など、まだまだたくさんの楽しい通りがあります。

共通しているのは、外国人でも気を使わずじっくりと商品を見せてくれること、買わずにその場を離れても笑顔で見送ってくれること。買い物やグルメに目がいきがちな香港ですが、歩いているだけでもこんなにたのしむことができるのです。
香港の定番の観光だけでは物足りない方はぜひ、地元の人達に紛れて、この熱気ある街をくまなく歩いてみてください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/08/01−2014/08/04 訪問

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