写真:市川 芽久美
地図を見る黄色い街灯のちょっと薄暗いキトの旧市街の中に、『オクタバ デ コープス(Octava de Courpus)』という面白い名前のレストランがあります。地下にワインセラーがる3階建ての一軒家レストランです。
扉を開けたとたん、ごちゃごちゃとアンティークが置かれている装飾に圧倒され、丸眼鏡が特徴の穏やかなご年配のオーナー、ハイメさんが現れると、昔話の中に入った様な感覚に陥る事でしょう。
写真:市川 芽久美
地図を見るまずはワインセラーから。
南米のワインは勿論、欧米、中東、オセアニア、南アフリカなど各国のワインがずらりと並んだワインセラーは、高級なワインが置かれている部屋と、お手頃なワインの部屋に別れています。
そこで、本日飲みたいワインを選ぶのですが、選ぶ為のヒントにと、料理の話から、それに合うワインの説明、ハイメさんの話しは止まりません。
写真:市川 芽久美
地図を見るダイニングは、テーブルごと装飾のテーマが異なります。
最後の晩餐の大きな絵、といっても全て人間が猫に変わったユニークな絵が飾られた部屋にあるテーブル、日本の屏風で仕切られたテーブル、田舎の家のキッチンに居る様な部屋にあるテーブルなどなど、どれも思いつかない様な面白いテーマです。空いていれば好みのテーブルを選択できます。
写真:市川 芽久美
地図を見る『うちの料理は、オイルフリー』といいながら『パンのバターだけは別』とハイメさん。オーナー自ら給仕してくれるんです。
長い長い料理の説明を聞いて、料理を選び、そして料理を待つ間にも、ハイメさんがいろいろな話をしてくれます。
例えば、店名の由来の話し。『オクタバ デ コープス(Octava de Courpus)』は、スペインから伝わったキリスト教のお祭りで、日曜日にはじまり8日目続くお祭りの最後の日を意味するのだとか。
写真:市川 芽久美
地図を見る各料理をサーブしながら、ひとりひとりに耳元でささやく様にその料理の説明をしてくれます。
油を極力使わず、地のものを使い、ワインに合うように工夫された料理は、どれもあっさりしていますが手が込んだ料理がかり。写真は豚肉の様に見えますが、白身魚にチーズを挟み、ロールして蒸したもの。赤ワインに合う様に工夫された味付けになっています。
一見秩序なく置かれた様にみえる装飾に囲まれていますが、なんだか落ち着く不思議なダイニングスペースです。
古い街の中にあって、オーナーから昔の話を聞きながら、ヘルシーなエクアドル料理とお酒を楽しめる旧市街お勧めのレストランです。
定休日の日曜日でも、予約すれば開けてくれるので、是非行く前に予約を(英語又はスペイン語)。
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(2024/5/4更新)
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