まるで初期ドラクエの世界!レゴブロックで作る世界遺産展・大阪

まるで初期ドラクエの世界!レゴブロックで作る世界遺産展・大阪

更新日:2014/08/19 11:30

東郷 カオルのプロフィール写真 東郷 カオル 癒されたい系女子旅ライター、ラグジュアリーホテルライター
普段はこどものおもちゃという印象が強いレゴブロックですが、“『レゴブロック』で作った世界遺産展”が大阪・ほたるまちで開催されています。精巧に再現された世界遺産が沢山展示されていますが、その中には初期ドラクエの海マップのような作品もあり、これがドラクエに見えてしまうと、全ての作品がドラクエのお城や町に見えてしまうおもしろさも。見方は人それぞれ。是非思い思いのレゴの世界に浸りましょう!

『レゴブロック』で作った世界遺産展

『レゴブロック』で作った世界遺産展

写真:東郷 カオル

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“レゴ展”などと略されて呼ばれますが、正しくは“『レゴブロック』で作った世界遺産展”で、世界遺産条約採択40周年記念の展覧会です。ユネスコが後援、多くの企業がサポーターとして協力しているこの展覧会は、これまでに200万人を集めた実績を誇ります。

展覧会では、世界遺産を忠実に再現したそのレベルの高さに驚きの声が多数。入口を入ってすぐのところにあるエジプトのアブ・シンベルの遺跡もレゴでできています。もはやおもちゃではなく芸術作品。会場内には細部にまでこだわった作品が手を伸ばせば届く近さに無防備に展示されています。

こどもにとっては「おもちゃ」のレゴブロック。触るのが当たり前なので、あちらこちらに警備のスタッフが待機しており、特に元気の良いこどもが現れると無線で連絡を取り合って厳戒態勢に。会場内を走り回っているこどもを静かに見守っているのですが、こどもが作品に手を伸ばした瞬間に「触らないでね〜」と優しく注意。もちろん、童心に返った大人が思わず手を伸ばしてしまうことも。初期のドラクエの海マップにそっくりな展示もあり、初期ファミコンで遊んだ大人もワクワク!こどもも大人も夢中になる、レゴブロックの魅力が満載の展覧会で、世界遺産のプチトリップに出かけましょう!

パンダの肉球まで再現

パンダの肉球まで再現

写真:東郷 カオル

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こちらは四川ジャイアントパンダ保護区群の親子パンダのレゴ。ここは2006年に登録された自然遺産で、ジャイアントパンダの他にも絶滅危惧種のユキヒョウやレッサーパンダの保護地区でもあります。

親子パンダは、今回の展示作品の中では比較的シンプルなようにも見えますが、宙に伸びる笹や、子パンダのコロンとした独特の体型など見所が沢山。特に注目したいのがお母さんパンダの足の肉球。こんな細かいところにまでこだわりを感じます。

超精密!サグラダ・ファミリア

超精密!サグラダ・ファミリア

写真:東郷 カオル

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数ある作品の中でも大人から大人気だったのがこちらのサグラダ・ファミリアの作品。この精密な作品がレゴブロックで作られたものだとは容易に信じることができないほどの完成度です。作品を見ている人々は正面から見たり横から見たり、ぐるぐると作品の前を行き来しています。驚くべきは、サグラダ・ファミリアの中で作業をしている人まで再現されているところ!建物のところどころ白いブロックで表現されているのが作業員です。是非会場で実物をじっくりとご覧ください!

大人も心躍る!まるで初期のドラクエ!

大人も心躍る!まるで初期のドラクエ!

写真:東郷 カオル

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会場の一番奥に海と町が表現された大きな展示物があります。レゴ展ですので、船も大陸も中世の街並みのような建物も、すべてレゴで作られています。

あれ?この海、どこかで見た気が…。
そう!この、滑らかでないカクカクした陸地の線が、初期ドラクエを彷彿とさせるのです。どこからともなくあの音楽が流れてくるような錯覚に陥ります。

こどもを連れて来たファミコン世代の大人も、予想外に楽しいものを見つけ、懐かしい思いにワクワクします。

開催場所・ほたるまち

『レゴブロック』で作った世界遺産展は2014年8月31日まで、ほたるまちの堂島リバーフォーラムで開催されています。
ほたるまちというのは、中ノ島エリアにあり、大阪からJR・阪神電車で一駅の福島駅が便利です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/26 訪問

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