京都のカフェ・ド・クリエは、ひと味違う!見どころ満載のカフェ出現!

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京都のカフェ・ド・クリエは、ひと味違う!見どころ満載のカフェ出現!

京都のカフェ・ド・クリエは、ひと味違う!見どころ満載のカフェ出現!

更新日:2015/05/18 17:41

京都の台所・錦市場にあの「カフェ・ド・クリエ」がオープンしました。市場の人混みに流されて、なかなか休憩できないのが市場歩きの難しいところ。そこへカフェができただけでもありがたい話なのですが、なんと!このカフェ、皆さんが知っているカフェ・ド・クリエとは、ひと味違うのです!

「天」「地」「風」三つの水琴窟を見逃すな!

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水琴窟とは、江戸時代に考案された、日本庭園の装飾技法のひとつ。屋根や雨どいからしたたり落ちる水滴の音を反響させることで、美しい音色を楽しむという装置です。皆さんも思い出してみてください。滴を木製の器で受けとめたら鈍く深い音が、金属の器で受けたら高温が響きそう。子どもの頃、無邪気にそんな音遊びをしたこともあったのではないでしょうか?

カフェ・ド・クリエ京都錦市場店では、3種類の異なった音を奏でる水琴窟が設置。それぞれに「天」「地」「風」と名付けられ、それぞれ独特の音色を楽しませてくれます。

入口を入るとカウンターまでの通路に「風」。ガラス越しに水琴窟の構造が見て取れます。耳をあてる場所が二ヵ所開いており、そこへそっと耳をあてると流れるようなせせらぎの音。川面を風が揺らしながら通り過ぎ、その音が心地よい音色を奏でます。

カウンター横を通り過ぎると、ドアの向こうに六面地蔵様と共に、「地」の水琴窟。玉砂利の表面を這うようにして流れる水の音を、竹筒を通して聴くことができます。

2階へ上がると3つ目の水琴窟「天」が。これは自分で玉砂利に水を注ぎ、そっと耳を澄ませば、天から落とした水滴が下で弾ける音を楽しめます。カフェでこんな楽しみがあるのは京都ならでは。

涼しげな弁財天様がおまちかね!

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七福神の中でも紅一点の「弁財天様」。名前に財とつくわけですから、財宝の神様であることは言うまでもありません。インドでは弁財天様のことを「サラスヴァティー」と呼び、このサラスは有名な河の名前。河のもたらす豊かな自然から豊穣の神でもあり、川のせせらぎから音楽の神様でもあるのです。白糸のように細い水が何本も流れ落ち、そんな水のカーテンの向こうには、弁財天様が鎮座する祠(ほこら)。ほんのりと笑みを浮かべて枇杷を弾く様子は、また心を癒してくれるでしょう。

伊藤若冲の絵画を見ながらくつろぐカフェタイム!

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2階へ上がると、有名な伊藤若冲の絵画が壁面に飾られています。若冲は、京都錦小路の青物問屋の長男として江戸時代に生まれ、絵画や禅の世界に関心を持ちます。40歳で家業を弟に譲り、画業一本に専念。実物写生を好み、特に身の回りにあるものを写実する精巧なテクニックには、目を見張るものがありました。

ここで飾られているのは縦32センチ、長さは約11メートルにも及ぶ巻子(かんす)と呼ばれる絵巻物の一部。全景は四季の野菜や果物が約100種類、昆虫や爬虫類、両生類など約60種類が描かれており、青物問屋の長男らしい生き生きとしたモチーフが見どころです。(実物は佐野市立吉澤記念美術館・国の重要文化財に指定)カフェでこんな貴重な絵画が見られるのは、うれしいですよね。錦市場の問屋から飛び出した画家、若冲の凱旋でもあるかように、堂々と飾られています。

二階から錦市場を眺めると、そこにはまた違った風景があります。

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錦市場を歩いていると左右のお店から、威勢のいい掛け声、前からも後ろからもやってくるお客さんで、目が回りそうです。人が少なくゆったり歩ける時でも、目を向けるのは、やはり同じ視線にある商品や軒先ばかり。カフェ・ド・クリエの2階から眺める錦市場は、またいつもと違った風景を見せてくれますよ。さっきまで活気に包まれていた私たちも、その喧噪から離れ活気を上から眺める形へ。20名様までのリザーブシートを利用すれば、そこが錦市場であることを忘れてしまうかもしれません。ここにしかないメニューもあり、単なるカフェ・ド・クリエとは大きく趣が異なるのです。

ここでしか味わえないメニューも!

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さらにここ、カフェ・ド・クリエ錦市場店でしか、味わえないという貴重なメニューも存在。「宇治抹茶〜黒糖添え〜」(¥310)は、大きな器にお抹茶がたっぷり。黒糖も添えられていて、そのまま茶菓子としても、お抹茶に入れても楽しめますよ。優しい甘さとまろやかな風味にほっこり。このメニューは特に秋から冬にかけて人気だそう。京都の紅葉を楽しみながら、緑鮮やかなお抹茶をゆっくりいただくのも素敵ですね。

そして次に登場したのが、「もちもちワッフル〜抹茶小豆〜」(¥230)。これは店長さんのアイデアから生まれたものなのです。先ほどの限定メニュー「宇治抹茶」にも使われる抹茶離宮を、惜しみなくホイップに使用。それを小豆と合わせ、手作りのふんわりモッチリワッフルで包みました。どちらもカフェ・ド・クリエ錦市場でしか味わえない一品!ぜひご賞味ください。

おわりに

もともとはこちら、和食店として使われていた建物。水琴窟などは当時の持ち主が遊び心で作ったものですが、そのまま活かし全面的にモダンリニューアル。ギャラリーカフェと言ってもいいほど、見どころ満載の場所ができあがりました。錦市場を歩いていると、急に今風のカフェが登場するので、違和感を覚えたかたもいるかもしれません。しかし入ってみると、しっかり中も京都を感じさせてくれるので、驚かされるでしょう。座席数86席と広々としたスペース。座席にはコンセントも用意され、観光中、バッテリーチャージに迫られている人にも大助かり。いろいろな角度から、京都のカフェ・ド・クリエと、錦市場を楽しんでみてくださいね!

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掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/21 訪問

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