暑さは最高のスパイス 沖縄で食べたいひんやりスイーツ5選

暑さは最高のスパイス 沖縄で食べたいひんやりスイーツ5選

更新日:2014/07/25 16:32

鮎川 キオラのプロフィール写真 鮎川 キオラ 子どもの好奇心を育てる旅育ライター、ホテル朝食研究家
夏の沖縄旅行に欠かせないのが冷たいスイーツ。沖縄のギラギラ太陽は、ひんやりスイーツを美味しくいただく最高のスパイス。そして、南国沖縄では、かき氷のふわふわレベル高し!

ふわふわかき氷に沖縄ならではのフルーツや野菜をトッピングしたとっておきのスイーツを紹介します。わざわざ行きたいお店ばかりですが、近くに観光名所もあるお店をピックアップ。観光地&ひんやりスイーツ目指してぜひ訪れてみて下さい。

トロピカルフルーツたっぷり極上かき氷

トロピカルフルーツたっぷり極上かき氷

写真:鮎川 キオラ

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沖縄県産のトロピカルフルーツ3種類以上をたっぷりトッピングしたかき氷。その名も「アイスマウントトロピカルフルーツ(980円)」。高さ約20cm、大人の顔くらいの大きさのまさに氷の山。

トッピングのフルーツは、季節によって変わります。なんといってもおすすめは、南国フルーツの代表「マンゴー」。濃厚な味わいの沖縄県産のマンゴーが贅沢に盛られています。マンゴーが旬の夏季は、冷凍ではなく、契約農家から届けられる生のマンゴーをたっぷり。パッションフルーツの甘酸っぱさとマンゴーの甘さが絶妙です。

こちらは、数々のメディアでも紹介される人気店「フルーツパーラー琉冰(りゅうぴん)」です。驚くほどのボリュームと美味しさに納得の一品です。リゾートホテルが立ち並び人気のビーチエリア恩納村にある「なかゆくい市場おんなの駅」と北谷町のショッピング施設「アメリカンビレッジ」でいただけます。

沖縄スイーツの定番 老舗の沖縄ぜんざい店「新垣ぜんざい屋」

沖縄スイーツの定番 老舗の沖縄ぜんざい店「新垣ぜんざい屋」

写真:鮎川 キオラ

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沖縄の暑い夏の定番スイーツと言えば、「沖縄ぜんざい」。「ぜんざい」と言うと、温かいお汁粉を思い浮かべるかもしれません。「沖縄ぜんざい」は、煮込んだ金時豆を冷やし、その上にかき氷がのっている冷たいおやつなんです。

沖縄ぜんざいを作り続けて60年。新垣ぜんざい屋は、その名の通りぜんざい一筋、ぜんざい(250円)一品のみを提供し続ける老舗の名店です。創業当時と変わらず、今でも薪を使用して金時豆を8時間煮込みます。時間をかけてコトコトに混まれたお豆は、ふっくらとやわらかい。煮崩れしていないのに、とろっと口の中で溶けてしまう。薄い雲みたいに削られた氷と相性抜群です。

金時豆には、夏を元気の乗り切るカリウム、ビタミンB2、鉄分、カルシウムが豊富なので夏の健康おやつとも言えます。沖縄旅行の際は、ぜひ沖縄ぜんざいをお試しください。そして、ここのぜんざいを食べずして沖縄ぜんざいは語れません。主役の金時豆のふっくらした歯ごたえと甘さが絶妙です。

新垣ぜんざい屋のある本部町は、沖縄そばの名店が揃う県道84号線・通称「そば街道」の入口付近にあります。沖縄そばを食べた後のデザートにどうぞ。

【新垣ぜんざい屋】
国頭郡本部町字渡久地11-2
0980-47-4731 
12:00〜18:00(売り切れ次第終了)、月曜休

見た目も可愛い、食べてほっこり「鶴亀堂ぜんざい」のカラフルな沖縄ぜんざい

見た目も可愛い、食べてほっこり「鶴亀堂ぜんざい」のカラフルな沖縄ぜんざい

写真:鮎川 キオラ

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読谷村の高台にある「鶴亀堂ぜんざい」。沖縄ぜんざいをベースに読谷村の特産品の紅イモを使用した紅芋黒糖ぜんざい(580円)、京都の抹茶を使用した抹茶ミルクぜんざい(380円)などメニュー選びに迷ってしまうほど豊富なメニュー。可愛いやむちん(焼き物)にこんもり盛られたキュートなぜんざいをいただけます。

可愛いだけじゃありませんよ。じっくり6時間かけて煮込んだ金時豆は、甘さ控えめのさっぱり味。その上にミネラルを多く含んだ氷を粉雪のようにふわふわに削ってこんもりと盛りつけています。見て美味しい、食べて美味しいこだわりのぜんざいです。

そして、ここのぜんざいを更に美味しくいただく方法があります。なんとお店の目の前には、世界遺産に登録されている座喜味城跡(ざきみじょうあと)があります。アーチ形の石門や主郭から望む東シナ海の絶景がすばらしい城跡です。散策の後に、ひんやり、ふわふわな絶品ぜんざいをどうぞ。

【鶴亀堂ぜんざい】
読谷村座喜味248-1
098-958-1353 
10:00〜19:00(売り切れ次第終了)、水曜休(7/1〜9/30は無休)

うちなー時間を感じながら古民家「屋宜家(やぎや)」でいただく沖縄黒糖きなこぜんざい

うちなー時間を感じながら古民家「屋宜家(やぎや)」でいただく沖縄黒糖きなこぜんざい

写真:鮎川 キオラ

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沖縄のぜんざいは、観光客だけでなく地元の方も大好きな定番スイーツ。ぜんざい店でお土産用に大量のぜんざいをお持ち帰りする地元の方をよく見かけます。ぜんざいを頬張りながら親族や友人と「うちなー時間」をのんびり過ごすんでしょうね。

せっかくなら、ぜんざいをいただきながら、沖縄ならではのゆったりとした「うちなー時間」を過ごしてみませんか。そこでおすすめしたいのが、サトウキビ畑に囲まれた一軒の古民家「屋宜家(やぎや)」です。築60年以上、心地よい風が抜ける伝統的な琉球建築の古民家を再利用した食事処となります。

人気のスイーツは、黒蜜きなこ黒糖ぜんざい(380円、ハーフ200円)。ここのぜんざいは、金時豆ではなく、あずきをたっぷりの黒糖でじっくり煮込んだぜんざいです。南国の花が咲く美しい庭とどこからともなく風が吹き抜ける空間でいただくぜんざいは、これまた格別です。

こちらでは、沖縄そばやジューシー(沖縄版炊き込みご飯)などの家庭料理もいただけます。那覇市内から南へ車で片道30分程で古き良き沖縄へタイムスリップ。沖縄伝統スイーツを赤瓦古民家でぜひどうぞ。

【屋宜家】
八重瀬町大頓1172番地
098-998-2774
11:15〜16:00、定休火曜日
※事前に予約することをお勧めします。

みかけたら絶対立ち寄るべし!! コスパ高しの100円かき氷屋台

みかけたら絶対立ち寄るべし!! コスパ高しの100円かき氷屋台

写真:鮎川 キオラ

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沖縄では、夏になるとアイスクリームの屋台が沿道にならびます。大きなパラソルの下で若い売り子さんがアイスを販売するアイススタンドは、沖縄の夏の風物詩のひとつ。観光客にはいまひとつ買い方が分からないのですが、車を横づけしてドライブスルーのように車内から購入できるんですよ。

さて、アイススタンドが主流ですが、かき氷の屋台だってあります。ガイドが出会った感動ものの屋台をご紹介します。場所は、沖縄本島中部エリアの東海岸側。うるま市の与勝半島から海の上を走る海中道路を渡った先にある宮城島。穏やかでありながら、ダイナミックな絶景が楽しめる駐車スペースにかき氷の屋台が1軒。昔ながらの手動式で削ったふわふわのかき氷が1つ100円でいただけます。目の前には、エメラルドグルーンの穏やかな海が遠くまで見渡せる絶好のロケーション。

「本当にこのかき氷100円ポッキリでいいんですか?」と思うほど美味しいんです。屋台なので、通年で毎日営業していません。開店時間も不明です。夏季シーズンは出会える可能性高し!!見かけたらぜひお立ち寄りください。真っ黒に日焼けした屋台のおじさんの熟練したふわふわかき氷にハマります。

さぁ、どの味で涼む??

定番の沖縄ぜんざい、見た目がキュートな個性派ぜんざい、南国フルーツたっぷりのかき氷などペロリと食べられちゃう絶品ひんやりスイーツ5選を紹介しました。

容赦のないギラギラ太陽やうだるような暑さも、ひんやりスイーツを美味しくする最高のスパイス。ドライブの途中に、観光後にどの味で涼んでみたいですか?「全部食べたい♪」って方は、北部エリアから中部、南部エリアのお店を紹介していますので、ひんやりスイーツを追いかけながら沖縄をぐるりと観光できます。ぜひ、観光のお共にお立ち寄りください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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