写真:月宮 うさ
地図を見るオホーツク海を眺めながら列車に揺られて、大自然の中のお花畑を目指してみませんか?
北海道斜里(しゃり)郡小清水(こしみず)町の「小清水原生花園」では、例年5月1日から10月31日までの間、お伽話に出てくるようなかわいい臨時駅「原生花園駅」を利用することができます。周辺は海と草原が広がる大自然。ここは小清水原生花園専用駅です!
気になるアクセス方法は、JR網走駅とJR釧路駅を結ぶ釧網本線(せんもうほんせん)に乗車します。普通列車は全て停車しますが、快速「しれとこ」号も停車しますので、覚えておくと良いでしょう。(JR網走駅から普通列車で5駅目です)
列車の本数が少ないので、時刻表は必ずチェックして行動してくださいね!
駅は無人駅で乗車券の販売は行ってませんが、夏の観光シーズン中は係員が滞在しており、記念入場券などのグッズ販売を行っています。ドライブで訪れた皆様も旅の記念を探しに、是非立ち寄ってみてくださいね!(広い無料駐車場も完備しています)
余談ですが原生花園駅のお隣「北浜駅」は、映画「網走番外地」・ドラマ「みにくいアヒルの子」など数々のロケ地となった駅。また、オホーツク海に一番近い駅としても有名です。お時間に余裕がありましたら、こちらにも訪れてみてはいかがでしょう?
写真:月宮 うさ
地図を見る「小清水原生花園」では、夏の訪れと共に次々と花々が咲きます。どんな花々を楽しむことができるかご紹介いたしましょう。
お花畑が色付き始める6月中旬、神秘の花クロユリ・可憐なスミレが開花します。エゾノコリンゴの木々が満開になり真っ白に染まるのもこの季節です。
7月が近付くとヒオウギアヤメの紫色の花が美しく咲き、7月に入るとエゾスカシユリ・エゾキスゲにバトンタッチします。北海道の花"ハマナス"が美しいのもこの季節。お花畑が一番色鮮やかになります。
真夏の8月からは足元をクサフジが彩り、ノコギリソウやセリ科の植物などが草原を彩る季節。写真が8月の「小清水原生花園」です。
秋が近付くとエゾリンドウや真っ白いウメバチソウが咲き、お花の季節のフィナーレを飾ります。
写真:月宮 うさ
地図を見る「小清水原生花園」は砂丘上にあるため、遊歩道の足元は砂です。お花に囲まれた遊歩道の上を歩いてみましょう!
足元には可憐な花々、遠くを見渡すとどこまでも続く草原に色とりどりの花が咲き、左右にはオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)。放牧された馬の群れが見える日も!
どこを見ても北海道を感じる絶景が続きます。是非、360度に広がる景観を楽しんでくださいね!
写真:月宮 うさ
地図を見る予定している旅行期間が、必ずしもお花の季節とは限りませんよね。そんな時も、オホーツク海沿いをドライブ予定でしたら、是非お立ち寄りください。緑の草原の風景もまた美しいです。
また真冬は、お隣の濤沸湖(とうふつこ)に沢山の白鳥がやってきます。オホーツク海には流氷も!この辺りは、冬も絵になる風景がいっぱいです♪
ただし、11月〜4月の間列車は原生花園駅には停まりませんので、公共交通機関をご利用予定の皆様はご注意くださいね!
写真:月宮 うさ
地図を見る最後は美味しいデザートのお話を。
原生花園の自然を学べる「小清水原生花園インフォメーションセンターHana」。ここには、売店・休憩コーナーなどもあり、冷たいデザートがいただけます。
写真はジェラートですが、緑色の正体はなんとアスパラガス!意外とミルクと合うので美味しいですよ!他にも大き目の氷が入った塩味の流氷や、とうもろこし・かぼちゃ・トマトなど北海道らしいメニューがいっぱい♪是非チャレンジしてみてくださいね!
「オホーツク網走牛乳・朝一番しぼり生ソフトクリーム」も絶品です!
また、バーチャルスタジオでは季節の花々・流氷の風景などと共に合成写真を作ることができますよ!旅の思い出にいかがですか?
※「小清水原生花園インフォメーションセンターHana」は11月〜4月の間は休館しています。
北海道の春〜秋は季節の進みが早いので、雪のない季節はいつ来ても違う風景を楽しむことができます。また、冬のオホーツクは北海道ならではの風景が満載です!一度来たことがある方も、これからの方もオホーツク観光の時には是非「小清水原生花園」にお立ち寄りくださいね!
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(2024/4/19更新)
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