ベトナム旅行で絶対食べたい!本場の3大名物グルメはこれ!

ベトナム旅行で絶対食べたい!本場の3大名物グルメはこれ!

更新日:2014/07/31 11:31

古川 悠紀のプロフィール写真 古川 悠紀 ベトナム全国旅ライター
海外旅行において、その国の名物料理を堪能するのは旅の醍醐味。ベトナムは時代を遡れば、中国やフランスの統治下時代が長く続いたので、食文化も他の東南アジア諸国とは一味違います。
今回はベトナム全土で食べられる名物料理を3品紹介します。これだけは見逃せない!と断言できる料理なので、是非現地で本場の味を確かめてください。

エリアによっても異なる味付け

エリアによっても異なる味付け

写真:古川 悠紀

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ベトナム料理の興味深いところは、エリアによって味付けが異なることです。北部はあっさりした料理、塩辛い味付けが特徴。中部は辛い味付けが特徴の他、阮(グエン)王朝が栄華を極めた古都フエでは、独自の食文化が発達し、歴代皇帝が食したとされる料理は「宮廷料理」として他の料理と一線を画しています。
南部は濃い味付けに加え、マイルドなココナッツミルクを素材に使った料理が多くあります。

同じ料理でも作る人が北部の人か、南部の人かによって味は変わります。いくつかのお店で試食してみれば、味の違いに分かるはずです。

ベトナムを象徴する料理「フォー」

ベトナムを象徴する料理「フォー」

写真:古川 悠紀

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米粉麺のフォーは、ベトナムを象徴する料理の一つ。日本のソバやうどんと食感は異なり、コシがほとんどないのが特徴です。スープとなるダシは牛、もしくは鶏。「牛=フォー・ボー(Pho Bo)」、「鶏=フォー・ガー(Pho Ga)」とメニューでは区別されています。

具に香草やもやし、牛肉もしくは鶏肉が添えられています。また、店によっては揚げパンを追加注文できるところも。揚げパンをスープに浸して麺と一緒に食べるのが現地スタイル。
あっさりした味わいと、低カロリーのフォーは、ベトナム料理がヘルシーと言われている所以にもなっています。

フォーはローカル食堂や屋台でも気軽に食べることができる大衆料理で、ベトナム人にとっては朝食の定番です。

具とつけダレは多種に及ぶ「春巻き」

具とつけダレは多種に及ぶ「春巻き」

写真:古川 悠紀

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春巻きは中国が発祥と言われていますが、生春巻きはベトナムと言われています。ベトナムで食べられる春巻きは、揚げ春巻き(Nem cuon)と生春巻き(Cha gio)の2種類。

中でも是非食べていただきたいのが生春巻きです。米粉麺のブンや豚肉、エビ、香草などをライスペーパーで巻いて、魚醤(ヌクマム)やエビを発酵させたマントムをつけダレにします。

店によっては、予め巻いてあるものと、自分で巻くスタイルがあります。屋台では一つ5000ドン程度で売っていて、小腹が空いたときの軽食としても活躍します。

フランスの食文化も体験!「バインミー」

フランスの食文化も体験!「バインミー」

写真:古川 悠紀

フランス統治下時代が長く続いたベトナムでは、少なからずフランスの食文化も国民の間に浸透しました。その代表がバインミー(Banh Mi)。現在ではフォーと同様、ベトナム人の朝食の定番となっていて、主に屋台やパン屋で買うことができます。

フランスパンに切り込みを入れて、バター、パテ、コリアンダー、野菜、ハム、唐辛子などを挟み、ヌクマム、もしくはヌクトゥンと呼ばれる醤油をかけます。

一本1万〜1万5千ドン程度と値段もリーズナブル。お店によって具の種類や量が異なるので、一度失敗しても、めげずにおいしいバインミーを探してみてください。

3大名物を楽しむポイント

3大名物を楽しむポイント

写真:古川 悠紀

今回紹介したベトナム名物は、どれも単品でお腹が膨れる料理ではないので、滞在中限られた貴重なディナーをこれらで潰すこともありません。また、高級レストランで食べるものでもなく、基本は屋台や食堂、家庭の食卓で出される大衆料理です。ちょっと小腹が空いたときに食べ歩きできますし、バインミーや生春巻きは滞在先のホテルに持ち帰って、みんなで食べ比べしてみるのも旅の楽しみ方の一つだと思います。

最後に

いかがでしたか。
ガイドブックにはたくさんのベトナム料理が掲載されていますが、中でもバインミーはB級グルメとして扱われて、ついつい見逃してしまいがちでもあります。屋台や食堂で食べられる庶民派グルメこそ、旅に欠かせないベトナム料理だということを覚えておきましょう!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/07 訪問

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