富士宮焼きそばを越えた!?新グルメ「にじます料理」

富士宮焼きそばを越えた!?新グルメ「にじます料理」

更新日:2014/07/12 16:01

富士宮市と言えば、ご当地B級グルメの代表「富士宮焼きそば」が頭に浮かぶのでは? でも実は、富士宮市は「にじます」の生産量が日本一! 富士山の伏流水で育った美味しいにじますが、今注目され、多彩なにじます料理を味わうことができます。そこで、訪れたら食べておきたい、絶品にじます料理や、富士宮焼きそばだけじゃない新グルメをご紹介します。

市の魚!

市の魚!
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こちらは富士宮市市役所の正面にあるタイル。タイルに描かれているのは、にじますです。「市役所にどうして、にじます?他の魚じゃないの?」などと思ってしまいますが、実はここ富士宮市は、にじますの生産量が日本一なんです。そのため、2009年に市の魚に指定され、富士宮にじます学会が発足するなど、にじますを盛り上げようという動きが高まっています。市内のお店では、色々なにじます料理をいただくことができます。

富士宮市で食べられるにじますの大概は「紅富士」と言う品種。普通のにじますは一年もので出荷され、体長は約20cmですが、紅富士はその3倍!
三年もので、体長は約60cmもある大きな魚で、重さは4〜5kgもあります。果たしてそのお味はいかがなものでしょうか。
早速そんな、にじますを使った料理をご紹介しましょう!

とろける美味しさ

とろける美味しさ
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こちらは「大吉屋」の「にじますのづけ丼」。
「ふっくら」と炊いたご飯に、刻みのり・にじますの刺身・ネギやゴマがかかった丼。
先程ご紹介したように大きな魚なので、大きな切り身が特長です。

朱色がとても美しい刺身は「紅富士」と言われる由縁で、新鮮な証拠。頬張ってみると、まるで脂が乗った極上のマグロのトロのような味わいで、とってもまろやか。ご飯との相性が抜群で、のりやネギなどの香りもたまりません。お好みで、ショウガやワサビと一緒に食べると、また違った風味が楽しめるのでお勧めです!

お持ち帰りもOK!

お持ち帰りもOK!
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「刺身が苦手!」と言う人は、こちら「鱒バーガー」がお勧め!
にじますのフライ・レタス・特製ソースがサンドされていて、「ほくほく」とした柔かいフライにタルタル系の特製ソースが相まった、とても美味しいバーガー。魚の骨や臭みも全くないので、小さなお子様から大人まで楽しめますよ。にじますの形のバンズが、とっても可愛く、テイクアウトすることも可能。

この鱒バーガーは、同じく「大吉屋」で売られています。お店は、富士山本宮浅間大社前の、富士宮焼きそば学会のアンテナショップがある、お宮横丁内。入口から一番奥へ進んだ左側にあって、場所がわからない場合は「富士宮にじます学会」と書かれた青色の幟を目印にして下さいね。

大吉屋は、ご紹介したメニューの他に、鱒チャーハン・焼き鱒の混ぜご飯など、まだまだにじますを使用したメニューが沢山ありますよ!

気軽に味わってみませんか?

気軽に味わってみませんか?
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こちらは、にじますを使った鮨やおむすび。鮨は一口サイズで、にじますを少し試してみたい方にお勧め。酢で〆てあるため、さっぱりして食べやすく、お値段も数百円〜と、とってもリーズナブル!こちらは「道の駅 朝霧高原」で売っていて、ドライブの途中に立ち寄って食べるには、ちょうどいいですよ。

ここ「道の駅 朝霧高原」から車で5分足らずの場所に、にじますが養殖されている「富士養鱒場」があります。ご紹介したにじますは、富士養鱒漁業協同組合が中心となって、徹底した品質管理のもとで出荷されているので、美味しいにじますを味わうことができます。

養鱒場では、孵化の研究などもされている他に、マス釣りや様々なイベントが行われるので、詳しくは下記MEMO【静岡県水産技術研究所 富士養鱒場】よりご覧下さい。
晴れの日は、目の前に大きな富士山も見られますよ。

お菓子も、にじます!

お菓子も、にじます!
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こちらは「しゃれて鱒」と言うお菓子。富士宮のお菓子屋さんが共同開発した銘菓です。見た目はにじますの形をしたお菓子ですが、お菓子の中には「なんと!」にじますの粉末が入っています。「えっ、大丈夫」と思った方は、ご安心下さい。

魚臭さは全くなく、牛乳たっぷりのクリーミーで濃厚な餡がたまらないお菓子です。お菓子屋さんによって、さまざまな種類の「しゃれて鱒」を売っていて、お店によって違った味が楽しめますよ! しゃれて鱒を扱っているお店は、店頭に「しゃれて鱒」と書かれた赤色の幟があるので、こちらを目印にして下さいね。

ちなみに、こちらは「新月堂」のお菓子(写真下から2つ)。西富士宮駅から車で約10分の場所にあり、お菓子職人が一つ一つこだわって作った、美味しい「しゃれて鱒」が売られています。

おわりに

ご紹介した「大吉屋」があるお宮横町を右手に見ながら商店街を歩くとある「お〜そ〜れ宮」では、にじますを使用した「餃THE鱒」(ギョ〜ザ〜マス)など、変わったメニューをお楽しみいただけます。

お宮横町の前は、富士山世界文化遺産の構成資産である「富士山本宮浅間大社」。境内の湧玉池では、優雅に泳ぐにじますの姿が見られます。毎年3月には、湧玉池から流れる川「潤井川」で、ますつり大会が開催されますよ。

にじますは、カルシウム・タウリン・ビタミンA・DHAなど、栄養がたっぷり!!
にじます料理のお店が紹介された「鱒MAP」もあるので、地図を片手に富士宮を歩いてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/11/06−2014/07/01 訪問

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