京都人が教える!「晴明神社」参拝徹底ガイド!

京都人が教える!「晴明神社」参拝徹底ガイド!

更新日:2015/03/06 13:56

bowのプロフィール写真 bow トラベルライター
平安時代に実在した最強の陰陽師・安倍晴明を祀る「晴明神社」。安倍晴明は近年の陰陽師ブームにより、映画・アニメ・ゲームなどに度々登場し、若い世代にも知名度が高い存在。そんな安倍晴明のパワーを求めて「晴明神社」を訪れる人が絶えません。そこで「晴明神社」を参拝するポイントを徹底ガイド!これで陰陽師パワーを充填しましょう!

『晴明井』の吉方位から湧き出る『晴明水』

『晴明井』の吉方位から湧き出る『晴明水』

写真:bow

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まずは手水舎前にある『晴明井』。この井戸は「晴明桔梗」の五芒星が描かれた井戸。これは安倍晴明が霊力によって湧き出させたと伝えられている水で、『晴明水』とも呼ばれ病気平癒や無病息災にご利益があるとされている水。

実はこの『晴明井』の水は毎年流れ出る方向が変わっています。毎年立春になるとその年の恵方に向け、取水口を動かしているのです。まずはこの『晴明水』をいただき、パワー充填!さらに『晴明井』は携帯の待ち受けにしてもご利益があるのだとか!

ちなみに『晴明井』の前の北斗七星は「反閇(へんばい)」と呼ばれる陰陽道で用いられる呪術的歩行の足跡を表しています。

樹齢300年・ご神木に触れよう!

樹齢300年・ご神木に触れよう!

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本殿前には推定樹齢が300年を超えるというご神木の楠がどっしりと鎮座しています。楠は防虫効果のある樟脳の原料にもなっていた木。古来から虫は病原菌を媒介していたため、楠は魔除けの意味合いがある木でもあるのです。

晴明神社を300年も前から見守ってきたこの楠はきっと凄い力を秘めていることでしょう。そんなご神木の楠にもぜひ両手で触れてパワーを充填しましょう!

『厄除桃』に触れて厄落とし!

『厄除桃』に触れて厄落とし!

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古来から陰陽道において桃というのは魔除け、厄除けの果物とされています。誰しもがご存じの”桃太郎”もその桃から生まれ、邪なる鬼を退治したいうのも頷けるのではないでしょうか。

誰しもが知らず知らずの内に抱え込んでしまう”厄”。本殿前にある『厄除桃』は、撫でることによって自分自身の厄を桃に託せるという有難いもの。この桃で厄を落として開運に導いてもらいましょう。桃がツルツルに輝いているのは、沢山の人に撫でられた証です。

本殿前の『安倍晴明公像』でも・・・?

本殿前の『安倍晴明公像』でも・・・?

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本殿前の『安倍晴明公像』は晴明神社にある、安倍晴明の肖像画を元に造られたもの。夜空を見上げて天体を観測し、手を衣装の下で印を結んでいる様子がそのまま像になっています。

ようやく会えた安倍晴明に直接触れてパワーを得たい!という熱心な参拝客が多いようで、こちらの『安倍晴明公像』も『厄除桃』と同じようになぜか撫でる参拝客が・・・。手は衣装の中にあるためか、ちょうど足の裏が目の前にあるためかは分かりませんが、足に触れながら祈念する人が多く、足がテカテカになっています。『安倍晴明公像』も忘れずに触れてパワー充填!

安倍晴明の墓所が嵐山に

安倍晴明の墓所が嵐山に

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最後に本当に熱心な安倍晴明ファンが訪れる場所をお伝えしておきましょう。それは安倍晴明の墓所。実は安倍晴明の墓所は嵐山にあり、第98代天皇・長慶天皇陵に隣接しています。

地図にもなかなか載っていない上、分かりにくい場所にあるものの、熱心な安倍晴明ファンはわざわざここまでお参りに来るのだとか。直接パワーを得たい方はぜひご参拝してみて下さい。

この安倍晴明の墓所は晴明神社の飛地になっており、れっきとした晴明神社の一部。9月26日の安倍晴明の命日にはここで祭典が行われます。

お守りも忘れずに!

せっかく京都でも最強クラスのパワースポット、晴明神社へ参拝したのならお守りも忘れずに!特に地元でも人気なのは交通安全用の「魔除ステッカー守」。京都を走る自家用車の後ろのバンパーを見ると高い割合で晴明桔梗の五芒星が描かれた「魔除ステッカー守」が付いています。車に乗る人にはおすすめのお守り!

また、ちょっと変わったデザインの「向上守」は営業力や学力向上にご利益があるとされ人気です。他にも色々なお守りがありますが「晴明桔梗」が描かれたものが多く、晴明神社ならではといったお守りばかりです。ぜひ、安倍晴明のパワーを授かって下さいね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2012/10/11 訪問

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