鍋焼きラーメンの町 高知県・須崎を歩く

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鍋焼きラーメンの町 高知県・須崎を歩く

鍋焼きラーメンの町 高知県・須崎を歩く

更新日:2012/12/20 15:03

永家 伊織のプロフィール写真 永家 伊織 フリーライター

鍋焼き…といえば普通はうどん、そして寒い日にふうふう言いながら食べるイメージ。

ところが、寒いイメージとはほど遠い、南国の高知県に「鍋焼きラーメン」で売り出している町があります。ちょっとミスマッチか?とも思えるこのメニューを食べに須崎に行ってきました。

なべラーマンがお出迎え

写真:永家 伊織

高知駅から電車だと約1時間。高知県の中部に位置するのが須崎市です。

鍋焼きラーメンが生まれたのは10年ほど前。ラーメン屋さんはもちろん、喫茶店などでも食べられます。こんな「なべラーマン」ののぼりが出ているところも目印になります。

この斬新なキャラクター、高知が世界に誇るやなせたかし先生の作品です。結構、強そうに見えません?

坂本龍馬が首を切ったお地蔵様

写真:永家 伊織

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土佐の有名人といえばもちろん、坂本龍馬も外せません。須崎にも彼の足跡があります。駅から歩いて10分ほどの「発生寺」がそれというので、さくっと行ってみることに。ここには龍馬が木刀で首を一撃したというお地蔵様が残されています。

志士たちと議論になって切ってしまったという話ですが、ありがたいお地蔵様にそんなことするなんて!とちょっとびっくり。しかし、やはり本人も反省したのか、その後ご供養のために松を植えたそうです。

現在のお地蔵様の首はどうなっているかのか?…は、実際に見てのお楽しみです。

鳥だしスープが絶品の鍋焼きラーメン

写真:永家 伊織

さて、待ちきれないのでちょっと早いけど、お昼!

今回は店内に昭和グッズ満載で懐かしい雰囲気の「すさき駅前食堂」さんにうかがいました。地元のお客さんも多いようです。

しばらくすると、ふつふつと煮立った状態の土鍋が運ばれて、待望のご対面。どんぶり以外の器でラーメンを食べるというのも、ちょっと不思議な感じです。

スープは鳥のおだしが効いたしょうゆ系。具のおや鳥も含めてしっかりとしたお味になっていて、おいしいです。

猫舌で食べるのが遅い私ですが、あらかじめそのパターンも見越した麺のつくりになっていて、茹で加減もちょっと硬めになっているので、最後までおいしくいただけます。

食べ方を紹介したリーフレットを読むと、スープに落とされた卵を先に溶くか、最後まで大事にとっておくかの二大流派以外に、別に移して溶き卵にしたものに麺をつけて食べるという「すきやき風」もあるとか。これも結構おいしそうじゃないですか?

お土産用も売っているので、ぜひいろいろな食べ方にチャレンジしてみてください。

足を伸ばして土佐藩砲台跡まで

写真:永家 伊織

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最後に、ラーメンで膨らんだお腹の腹ごなしにぴったりのルートを紹介します。

市内には龍馬の足跡がもうひとつ。幕末に外国船からの海岸防備のために築かれた砲台の跡です。もとは3か所あったそうですが、現在はそのうちのひとつだけが西浜歴史公園の中に残っています。

訪ねてみると、石積みが結構しっかり残っていて、当時を偲ばせます。

龍馬自身はこの沖合いに停泊した船で交渉にあたっていたとか。今は静かな公園になっていますが、きっと当時はこのあたりは大騒ぎだったんでしょうね。


鍋焼きラーメンをきっかけに知った須崎。こんなきっかけの旅のスタイルこそ、まさにB級グルメの真髄と言えそうです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2012/09/05 訪問

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