小琉球とは台湾の西南にある離島で、船が出ている東港からは約14キロの距離。面積約6.8平方キロメートルの小さな島です。昔は「琉球」と呼ばれていましたが日本の沖縄も「琉球」であったため、「小琉球」と改められました。この島の特徴は、全土が珊瑚礁でできているということです。そして珊瑚の地形が自然に形成した岩や洞窟などを楽しむことができます。
高雄からの行き方ですが、まず高雄駅駅前の「港都旅遊」バス乗り場から東港埠頭行きのバスに乗ります。写真は駅前のバス乗り場です。バスは時間通りに発車しないこともあるので、その場で確認が必要です。東港埠頭まではバスで約1時間。そこから約40分ほど船に乗りますが、船の一日の便数は少ないので、午前中に高雄から出かけることをおすすめします。
埠頭に到着するとお土産やレストラン等のお店が一列に並んでいます。左の方にはレンタルバイクのお店が何軒かあるので、そこでバイクのレンタルをおすすめします(国際免許証があれば台湾での運転が可能です)。小さな島なので、バイクでぐるっと一周しても1時間程度。島内は交通量が少ない為、地元の人はヘルメットをかぶらない位だそうです(安全の為にヘルメットは必ず着用してください)。前に広がるきれいな海を見ながら風を切って進むのは、まさに爽快です。
小琉球には珊瑚からなるたくさんの自然の芸術品が見られますが、そのなかでもひときわ目立つランドマーク的な存在がこちら「花瓶岩」です。その高さは9メートル。もともとは一塊の石灰岩でしたが、地殻隆起の影響を受け、海上へと浮かび上がりました。長期にわたる海風と海水の侵食などの影響でだんだんと「上が太く下が細い」という特殊な形状となりました。そして、この岩の上には植物が生えており、花瓶のように見えることから「花瓶岩」と名がついたそうです。撮影は日没頃が最も人気があるようですが、いつ撮っても記念になるスポットです。
こちらではめずらしい魚介類もたくさん。船着場と中心の通りには屋台がでていて、その場で焼きスルメなどを味わうこともできます。まさにシーフードパラダイス!豊富な魚介類を目にすることができます。
小琉球は離島というだけあって、海水も透き通っていてきれいです。皆さんも心が透き通る離島への旅にでかけてみませんか。
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