写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る台北市内を観光するときによく使うのがMRTと呼ばれる地下鉄ですが、饒河街観光夜市には地下鉄ではなく、台鐡(JRのようなもの)でいきます。「台鐡はプラットフォームがたくさんあるからわかりにくい」という方もいますが、「基隆」行きに乗り、1駅なので簡単に行くことができます。
帰りは電車の本数が少なくなるため、バスがおススメ。夜市から駅に行くには夜市の門を出て、そのまままっすぐ行き、バスに乗る場合は右側に歩いていくとバス停があります。番号がついているバス停がずらりと並び、路線図が書いてあるので行きたい場所、わからなければ自分が行きたい駅名を探します。自分の目的地にいく番号のバスがきたら乗りましょう。降車場所で降りる自信がない場合はメモに駅名、もしくは通り名を書くと、運転手さんが教えてくれますよ。電車は台北駅に着きますが、バスは縦横無尽に走っているため、ホテルの近くにバス停があった!なんてこともあるので、バスにチャレンジしてみてくださいね。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る台湾には小腹がすいたときにテイクアウトして軽くつまめる「小吃(シャオチー)」がいたるところにあります。麺やご飯、フルーツの屋台までその種類はさまざま。中でも胡椒餅は「小吃(シャオチー)」の定番です。そして、台北での胡椒餅の元祖が饒河街観光夜市にある福州世祖胡椒餅。
ルーツは、中国福建省福州市の郷土料理「葱肉餅」。豚肉と葱、胡椒で混ぜた餡を小麦粉で作った皮に包んだものです。これが、台湾に伝わり、胡椒の量を増やしたり、皮をパイ生地のようにしたりと改良され、胡椒餅と呼ばれるようになりました。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る饒河街観光夜市の東側(駅側)の門はいつも人でいっぱい。その理由は、門の入り口奥にある福州世祖胡椒餅を食べるために並んでいる長蛇の列が門のところまで連なっているからです。
約200度まで加熱した窯に張り付けるように餅を並べ25分〜30分で焼き上げます。焼き上がりに時間がかかるため、テイクアウトの店ながら常に長蛇の列。30分は並ぶ覚悟で挑んでください。
最初は、人物ウォッチングくらいしか楽しみがないですが、そのうち胡椒餅の作成行程を見ることができる場所にたどり着きます。ものすごいスピードで餅を作っていく職人技、焼きあがった餅をポンポンと手際よく外に出していく手際のよさ。見ていてほれぼれします。
豚肉と葱の餡をこれでもか!といわんばかりにサービス満点でいれてくれるのを見たり、焼き上がりの香ばしい匂いをかいだりすると、食べる前から期待値があがりますよ。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る香ばしく焼ける匂いがしてくるともう食べたくてうずうずしてきます。ようやく手に入れた胡椒餅はほっくほっく。常に焼きたてが食べられるのも魅力です。
しばらく並んで、おなかもすいているため、すぐにでもがっつきたい!ところですがちょっとお待ちを。
焼きたてのため、中の餡もかなりの高温。パリッパリの生地をほおばり、中のネギと肉の餡にたどりつくと・・・あ〜っつい〜!と口の中が大やけどに。さらに中の肉汁も熱いため、手にこぼすと熱いし、ベタベタするしでてんやわんや。
そうならないためにも、一口食べて少し、冷ましてから食べてくださいね。そうすると、中の餡もほどよく冷まり、肉汁をあますことなく堪能できますよ!
黒胡椒がかなり効いた胡椒餅。一度食べたら病み付きになること間違いなしです!
福州世祖胡椒餅は、士林夜市の支店でも食べることができます。その他、台北市内には胡椒餅のお店がたくさんあり、どこでも食べることができます。どこを選んだらいいか?それはもちろん行列ができている店!台湾は行列あるところにうまいもんあり!です。台湾に滞在中一度は食べてもらいたいB級グルメが胡椒餅!ぜひ、一度お試しを。
【福州世祖胡椒餅】
営業時間 16:00-24:00
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(2024/4/26更新)
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