阪急梅田駅を降りてすぐ、紀伊国屋書店の西側に北向地蔵尊(きたむきじぞうそん)があります。明治24年に付近の畑から掘り出された自然石の地蔵尊で、昭和44年、阪急梅田駅の移設と阪急三番街建設に伴い、現在の阪急三番街地蔵横町に北向きに建立されました。今でも大切に祀られ、毎日のように手を合わせて行く人もいるほど、大切にされているそうです。
ここのお地蔵さんは北向きに建てられているのが、全国的に見ても珍しいんだとか。そして北向地蔵は、一願本尊としてのご利益があるとされ、願い事を一つ聞いてくれるそうです。
本当に梅田のど真ん中にあるお地蔵さん。ここ一番のお願いがある時に、お参りに行ってみてはいかがでしょう。
梅田から徒歩5分ほどにある中崎町エリア。ここは、古くからの民家と小さなこだわりあるショップが融合した、梅田のレトロタウンです。その中崎町の中心ともいえる場所に、白龍大神が祀られています。
祀られているのは「白龍さん」または「みーさん」と呼ばれるヘビの神様。この祠の隣にあった家には古くからヘビが棲んでいると言われ、それが「白龍さん」を祀るきっかけになったそうです。
白ヘビは、金運アップのご利益があると言われています。「お財布にお金が留まらないな〜」と思ったら、ぜひこの祠へ足を運んでみてくださいね。
ここでは、年に一度は豊崎神社の宮司さんをお迎えして祭典が開かれるんだそう。とても小さな祠ですが、地元の守り神として大切にされています。だからこそご利益があるのかもしれません。
場所は細い路地の奥まったところにあります。「葉村温泉」という小さな銭湯の近くに、「白龍大神」の幟があるので、目印にしてくださいね。
最後にご紹介したいのは、梅田のファッションビルの間にひっそりと佇む小さな神社です。「歯?」と不思議に思う人もいるかもしれませんが、口の中にある歯のことです。
こちらに祀られているのは、歯全般の神様の「歯神大神」(はがみさん)。昔、この地にあった巨石が、淀川氾濫の際に水没しそうになったのを“歯止め”したことから「歯止めの神様」として慕われるようになったんだそう。また、戦争での大阪大空襲でも、歯神社までは火が届かず、戦火を“歯止めした”ともいわれています。そこから語呂合わせで「歯痛止め」「歯の神様」など、歯に悩む人や歯に関わる人の信仰を集めるようになりました。
今では日本にとどまらず、世界中からも「歯の痛みが和らぎますように」「子どもの歯並びがよくなりますように」「いい歯医者さんにめぐり会えますように」など、歯に関する祈願に訪れる人が絶えないんだとか。
神社の中にある「なで石」と書かれた石をなで、歯の痛いところをなでると痛みが和らぐといわれています。歯の悩みを抱えている人は、神頼みしに行ってみては?
最後に、お参りに行く時のポイントをご紹介します。
まずは、晴れた日に行くこと。そして、清潔にしてお参りしましょう。
願い事をする時は、「願い事が叶う」と心から信じることが大切です。また、手を合わせながら、「自分でも願いを叶えるために頑張ろう!」と決意を新たにしましょう。
キレイな心と体で、大阪のパワースポットへ出かけてみてくださいね。
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(2024/4/20更新)
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