台湾茶とお菓子でちょっと贅沢に♪ 台湾高速鉄道はビジネス車両がオススメ!

台湾茶とお菓子でちょっと贅沢に♪ 台湾高速鉄道はビジネス車両がオススメ!

更新日:2014/09/02 15:36

台湾旅行というと台北だけを観光される方が多いですが、台湾高速鉄道(台湾新幹線)を利用して、ちょっと遠出をしてみませんか。日帰りでも台南や高雄などに行くことができます。そして、日帰り旅行でも海外だから、ちょっとリッチな気分を味わいたい!という方も多いはず。そこで、台湾を訪れる方におすすめしたいのが、台湾新幹線の「商務車廂」というビジネス車両です。

ゆったりシートと余裕ある空間

ゆったりシートと余裕ある空間

「商務車廂」に入るとゆったりとした落ち着いた色のシートが目に付きます。やはりちょっと高いとあって、広々としていて車内はがらがら。混雑した自由席とは全く違い、空間的にも余裕がある旅が楽しめます。シートの座り心地にも満足です。

車内のサービスは

車内のサービスは

日本にもグリーン車がありますが、日本と違う点は車内サービスにあります。ワゴンがまわってきて、お茶とお菓子が無料でサービスされる点です。また新聞もあります。(新聞は持ち出しできません。)まるで飛行機に乗ったかのような気分になります。車内誌は持ち帰り可能で、一番後ろのページには車内販売品が掲載されています。日本語も併記されているので分かりやすいです。ワゴンでの販売はビジネス車両では行われていないので、ほしい物があれば、まわってきたワゴンの係員に直接注文します。

お茶好き必見!の台湾茶

お茶好き必見!の台湾茶

台湾といえばお茶。台湾に来たらやっぱり台湾のお茶が飲みたいですよね。筆者が乗車した際に出されていたお茶は「金萱烏龍茶」という台湾特有の品種です。お茶の色は明るい黄色を呈しています。金萱烏龍茶の特徴はミルクのような、またバニラのような香りと甘みのある独特な味です。「こんな紙コップで味わえるの?」と思われるかもしれませんが、その香りと味はしっかりしますのでご心配なく。ビジネス車両で移り変わる車窓を眺めながら味わう金萱烏龍茶は、贅沢な味わいで、幸せな気分になれること間違いなしです。
この他飲み物は、ミネラルウオーター、コーヒー、お茶など数種類の中から選ぶことができます。おかわりも無料です。お菓子は選ぶことはできませんが、小さなチョコレートマフィンや台湾風のポークジャーキーなどが出されます。また、無料のイヤホンの貸し出しもあり、音楽を楽しむこともできます。音楽は中国語、外国語、ジャズ、クラッシックの4チャンネルが用意されています。

台湾高速鉄道について

台湾高速鉄道について

台湾高速鉄道(台湾新幹線)は、中国語の略称は「高鐵」といいます。台北から高雄左営までを最短約1時間半で結ぶこの高速鉄道は、2007年に開通しました。車両などに日本の技術が導入されている為、車内も日本の新幹線を思わせるつくりです。
台北から各駅停車の場合の停車駅は「板橋」「桃園」「新竹」「台中(烏日)」「嘉義」「台南」「左営(高雄)」です。「台中(烏日)」などのように台湾鉄道や高速バスなどの主要駅と台湾高速鉄道の駅は別の場合がありますので、乗車前に行き先を十分確認して下さい。

切符について

切符について

切符は台湾高速鉄道のオンラインで購入することができますが、もちろん台湾の駅の自動券売機でも購入可能です。駅で買う場合には、行き先、乗車日、乗車時間などをタッチパネルの案内画面に従って押していき、最後に現金またはカードで支払います。(カードが使える機器には上に「信用卡」と記載があるのでそれがあるかをチェック。)おつりは全部50元玉で出てきますので、先に細かいお金や100元札を用意するのをおすすめします。
指定の時間に乗り遅れたり、時間変更をしたい場合には、窓口で変更してもらいます。
台北から高雄までビジネス車両は2140元、指定席1630元なので、510元ほど(日本円で約1530円)足せば、ワンランク上の旅が楽しめます。外国人限定の「台湾高鉄周遊券」も販売されていますが、これは旅行代理店を通しての購入のみになります。

おわりに

台湾高速鉄道ができたことで、地方への日帰り旅行も可能になりました。台湾は台北だけでなく、地方にも魅力的な観光地がたくさんあり、都会とは違った出会いや発見があります。台北だけでなく地の都市へも足を延ばしてみませんか。きっと違った台湾の旅が味わえるはずです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/27 訪問

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