写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道バルーンフェスティバル」の会場は、軽飛行機の滑走路やキャンプ場がある「上士幌町航空公園」の広大な芝生広場。開催期間には、全国各地から多くの人々と熱気球が集まります。その数は30基以上!(その年によって変化します)
熱気球は世界で始めて、人類が空に飛び立った乗り物。そして、北海道は1969年に日本初飛行が行われた土地です。上士幌町では、日本気球連盟発足の翌年1974年に「第1回熱気球フェス」が開催され、現在の「北海道バルーンフェスティバル」へとその歴史を繋いでいます。
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道バルーンフェスティバル」の楽しみ方をいくつかご紹介しましょう。
皆様も熱気球に乗ってみたくはないですか?
ふわりふわり…と浮いてゆく感覚を体感できる、熱気球体験搭乗(係留=地上とロープで繋げた状態)を楽しめます。ぜひふわりを体験し、地上30mから大地を見下ろしてみましょう!頭上で吹き上げるバーナーの音や熱気を感じたり、熱気球の内部をじっくり観察できるのも体験搭乗ならではです。
また、写真の「上士幌3号」は乗降するドアが開閉式になっており、車椅子のまま乗り降りも可能。足腰に自信がない方でも安心して乗ることができます。
熱気球体験搭乗以外にも、会場内では数々の催し物が開催されます。トラクター試乗など、なかなか普段はできない体験型催し物もありますので、お時間が許す限り楽しんでくださいね。
写真:月宮 うさ
地図を見る会場内には、たくさんの露店も立ち並びます。畑作や酪農が盛んな十勝地方のおいしいものをいただいたり、上士幌町の名産品をお買い物したりしましょう。手作り体験工房もありますので、旅の記念に何か作ってみるのもよいですよ。十勝産にこだわった素材で作られた名物「気球焼き」もオススメです。
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道バルーンフェスティバル」では、熱気球による数々の競技が行われます。
競技の種類・内容・開始時刻等は、会場内にアナウンスが流れますので注目です。今目の前で行われている競技を理解できれば、熱気球彩る大空を見る楽しみが倍増します!
熱気球では競技のことを「タスク」と呼び、写真は競技風景です。基本的なルールは、長さ10mの布2本を十字に組み合わせて作られた「ターゲット」に、リボンのついた砂袋「マーカー」を投げて距離を競います。写真内の、宙を舞う赤く細いものがマーカーで、人々が集まっている辺りがターゲットです。
写真:月宮 うさ
地図を見る「北海道バルーンフェスティバル」開催期間の土曜の夜には、会場内が幻想的な世界に包まれるイベント「バルーングロー」が開催されます。熱気球とバーナーが真っ暗い夜空を彩る光景は、とてもロマンティックで、夏のデートにもぴったり♪
一度のバーナー点灯は約20秒程で、軽快な音楽にあわせ色々なパターンで繰り返し見せてくれる、15分〜20分の光のショーです。
バルーングローを見るためには、上士幌町航空公園周辺に宿泊するのがオススメ。周りには「ぬかびら温泉」や「幌加温泉」など、上質な湯を楽しむことができる温泉地もありますよ。
また、キャンプ道具が必要ですが、公園内のキャンプ場からバルーングローを楽しむのもオススメです。
※キャンプ場は予約不要ですが、北海道バルーンフェスティバル開催時は大変混みあいます。車の乗り入れも不可ですのでご注意ください(駐車場があります)。
最後に、上士幌町航空公園までのアクセスは、レンタカーが便利です。帯広駅から38km、約50分で到着します(帯広空港からは70km・約1時間20分)。
交通機関ご利用の皆様は、各ツアー会社主催のツアーへの参加がオススメです。
上士幌町は自然豊かな東大雪の麓に広がる町。広大な十勝平野と共に、東大雪に広がる大自然を楽しめる場所です。「北海道バルーンフェスティバル」と一緒に、雄大な北海道を感じる旅にでかけてみませんか?
※2016年「第43回北海道バルーンフェスティバル」は8月5日(金)〜8月7日(日)の開催です。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/29更新)
- 広告 -