薄もや広がる「天空の城」!マチュピチュに行くなら朝が狙い目!

薄もや広がる「天空の城」!マチュピチュに行くなら朝が狙い目!

更新日:2014/07/16 14:34

一番ヶ瀬 絵梨子のプロフィール写真 一番ヶ瀬 絵梨子 コムラード・オブ・チーズ
行ってみたい世界遺産として不動の人気を誇る、空中都市マチュピチュ。
南米ペルーの標高2,280mという不便な場所にあることも憧れを増幅させるのでしょうか。
そのマチュピチュにせっかく行くとなれば、美しい景色を余さず満喫したいもの。
いちばん簡単なコツは、人の少ない午前中、それも早朝から行くことです。
朝の幻想的な風景からワイナピチュ登山まで、心行くまでマチュピチュを堪能できます。

朝の特権!薄もやの向こうに浮かぶ幻想的な遺跡群!

朝の特権!薄もやの向こうに浮かぶ幻想的な遺跡群!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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マチュピチュは早朝から入場可能となっています。
バックパッカーなどの節約旅行者はふもとの街・アグアスカリエンテスから歩いて登ることもあるようですが、少々高くてもシャトルバスを使って体力を温存するほうが無難でしょう。

クスコからの電車が到着する前の朝のマチュピチュは、日帰り客がいないのでかなり静か。
季節やお天気にもよりますが、薄くかかっているもやがだんだん晴れていく様子は幻想的で、まさに「天空の城ラピュタ」を思わせる美しさです。

カメラ好きにおすすめ!マチュピチュ全景を見下ろせるワイナピチュ登山!

カメラ好きにおすすめ!マチュピチュ全景を見下ろせるワイナピチュ登山!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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朝早くから行くもうひとつのメリットは、ワイナピチュ登山をする時間があること。
テレビ等でよく見るマチュピチュの写真で、背後にそびえているのがワイナピチュです。

2014年現在、ワイナピチュは7時から200人、10時から200人の事前予約制です。
登りたい人は、マチュピチュの入場予約の際にワイナピチュ付で申し込んでおきましょう。
このときに、7時からか10時からかも決める必要があります。

年配の観光客も大勢登っていらっしゃいますので、登山の難易度はさほど高くありません。
とは言え、「登山に不慣れでも辛うじて挫折せずに登れる」というレベル。
標高2,000mを超える高地でもあり、普通の体力ならクタクタになることは確実です。
たとえ予約をしていても、体調や体力と相談して無理しないようにしてください。

さて、ワイナピチュ登山のご褒美はマチュピチュの全景を見渡せること!
カメラ好きならぜひ登ってみたいところです。
お天気が良ければ、ミニチュア風写真に挑戦してみるのもいいかもしれません。

体力自慢の方限定!ワイナピチュの奥の「月の神殿」!

体力自慢の方限定!ワイナピチュの奥の「月の神殿」!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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ワイナピチュの山頂からさらに奥へ進むと、月の神殿があります。
山頂は狭いこともあって混雑しますが、月の神殿まで行く人は少ないので空いています。
普通のマチュピチュ観光では物足りないという方は行ってみるのもいいと思います。

ただ、人が少ないと言っても無人ではありません。
疲れきって神殿内にねそべっている人や、空腹に耐えかねてこっそりお菓子を食べている人がいたりしますので、期待したほど神秘的でも静謐でもなくてがっかり…というリスクも。
「行くからこそがっかりもできる!」という強い気持ちと体力があるなら挑戦しましょう。

ちなみに、ワイナピチュから月の神殿へは反対側へ山を下っていきます。
よって、月の神殿からマチュピチュに戻るときもかなりの距離と上り坂。
「月の神殿には行かずにマチュピチュをゆっくり観光するほうが時間的にも体力的にも得策」というのが正直なアドバイスではあります。

朝から行けば時間はたっぷり!お気に入りの場所でゆっくりと。

朝から行けば時間はたっぷり!お気に入りの場所でゆっくりと。

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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朝から行ける=前日にマチュピチュ入りですから、この日は二日目という方が多いはず。
ワイナピチュに登ったとしても時間はまだあるので、前日に行きそびれた場所や特に気に入った場所をゆっくり散策できます。アルパカやリャマなどの動物を探すのもいいですし、あえて一箇所に腰を据えてスケッチなどしてみるのもいいですね。

また、太陽と雲の状態によって緑の芝生は刻々とその表情を変えていきます。
ベストタイミングを狙って、ここと決めた撮影スポットでひたすら待機するというのも、カメラ好きの方にとっては贅沢な時間の使い方かもしれません。

要チェック!マチュピチュ内はパワースポットだらけ!

要チェック!マチュピチュ内はパワースポットだらけ!

写真:一番ヶ瀬 絵梨子

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マチュピチュ全体がパワースポットとされていますが、マチュピチュ内にはそのなかでも特に有名なスポットがいくつかあるようです。興味のある方は事前に調べて行って、マチュピチュ内でパワースポットめぐりをしてみるのも楽しいでしょう。

そこまで興味がなくても、観光客がわらわらと集まって岩をなでたり写真を撮ったりしていたら「何かある場所なのだな」と思って間違いありません。
わからないなりに、一緒にマネして記念撮影するのも旅の思い出になります。

写真の場所は、ワイナピチュの登山口近くの大きな岩。
背中を岩にぴたりとくっつけていると、岩の温かさがじわじわと伝わってきます。
長旅と高地で疲れた心身が癒されていくような気がする・・・かもしれません。

予約を忘れず、万全の態勢で憧れのマチュピチュへ!

憧れのマチュピチュ、「やっぱり絶対行く!」という決意は固まりましたか?

圧倒されるような素晴らしい遺跡はほかにもたくさんあるのですが、「いま本物を目の前にしているんだ!」という感動の大きさはマチュピチュが群を抜いているように思います。
個人旅行の方はもちろん、ツアーでもマチュピチュ2日間のプランはありますので、行くからにはぜひそちらも検討してみてください。

なお、2014年現在ではマチュピチュの入場自体が予約制になっています。
個人でインターネット予約することもできますが、クレジットカードはVISAのみで日本語のサイトはありません。日程を決めたら、余裕を持って早めに行動しましょう。

高地ですので体調にだけはくれぐれも気をつけて、憧れのマチュピチュへ、いざ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2007/05/15−2007/05/16 訪問

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