歴史的建造物からパンケーキまで!横浜・早朝散歩のススメ

歴史的建造物からパンケーキまで!横浜・早朝散歩のススメ

更新日:2014/06/24 14:53

横浜のベイサイドエリアは、デートにショッピングに食い倒れ、そして、お散歩に人気のスポットですが、休日ともなれば自分のペースで歩くのもままならないくらいの人出に圧倒されがちです。それでも、のんびりと横浜の雰囲気を味わえる早朝散歩コースをご紹介したいと思います。

人が少ない=歩きやすい、じっくりと見られる、写真が撮りやすい!!!

人が少ない=歩きやすい、じっくりと見られる、写真が撮りやすい!!!
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今回のお散歩のスタートは関内駅。
みなとみらいと元町に挟まれたこの場所は、通り過ぎてしまいがちだけど、見所が多いんです。
朝7時の静かな駅の南口を出ると左手に横浜市庁舎、交差点の先に横浜スタジアムと横浜公園の緑が広がります。ゆったりとした歩道と広い空だけで、オフィス街とはいえ、日常とは違う海のにおいのする空気を気持ちよく吸い込めちゃいます。
そのまま、海沿いに向かって歩いていくと赤レンガの時計塔が見えてきます。重要文化財に指定されている横浜市開港記念開館です。この建物、何かに似て見えませんか?そう、東京駅と同じ「辰野式フリークラシック」と呼ばれる近代建築の様式なのです。赤レンガに白い花崗岩の帯が入るこのデザインは、東京駅の設計者である辰野金吾が好んで使用していたことにより、彼の名前に因んだ様式となっています。
横浜最初の建築競技(コンペ)によって、建築のデザインが決定されたこの建物は、歴史的に見て横浜の顔といっても過言ではない存在です。
横浜市開港記念会館は、「ジャックの塔」という愛称で、ワンブロック先にある神奈川県庁舎(キング)と横浜税関(クイーン)とともに横浜の三塔として親しまれています。

キング、クイーン、ジャックの愛称。

キング、クイーン、ジャックの愛称。
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キングの写真を比べてみると、なんとなくその愛称が付けられた理由がわかる気がしませんか?神奈川県庁舎として、ずっしりと構えるキングと横浜税関として港をやさしく見守るクイーン。そして、ちょっとクールなジャック。この三つの建物は直径200メートルくらいの中にあるので、すぐに回って見比べることが出来ます。ちなみにキングは国登録有形文化財、クイーンは横浜市認定歴史的建造物として、大切に保存されています。

横浜の見所は古い建物だけじゃない!!

横浜の見所は古い建物だけじゃない!!
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これらとともに見逃せないのは、大さん橋です。国際旅客船ターミナルとして、2002年に開業したこちらの建物は、国際建築コンペによって、イギリス在住の建築家、アレハンドロ・ザエラ・ポロとファッシド・ムサヴィによる案が選ばれました。ウッドデッキと天然芝に覆われた柔らかな外観は、一般公募によって選ばれた「くじらのせなか」の愛称でも親しまれています。東にはベイブリッジ、西にはみなとみらいと横浜らしい景色を海の上のような開放感で楽しむことが出来ます。くじらのせなかの上は、24時間開放されているので、横浜散歩の休憩場所としても◎横浜の街に溶け込んだ建築でのんびりとすれば、はまっこのように、この場所に親しみを感じます。

お散歩の後は人気のハワイアンパンケーキ!

お散歩の後は人気のハワイアンパンケーキ!
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大さん橋で思い切りのんびりとしたら、海に沿って南へ。するとすぐに、山下公園があります。山下公園から見る大さん橋もまた、全体像や船の発着を望むことが出来るおすすめスポットです。
関内駅から四つの建物をめぐって、山下公園をお散歩すると1〜2時間があっという間に過ぎていきます。そして、山下公園の近くにはハワイアンな朝食がいただけるお店が。エッグスンシングスもいいけれど、ちょっと奥まったシナモンズへ。
ピンク色の乙女心をくすぐるビジュアルのグァバシフォンパンケーキです!店内は吹き抜けとテラスのような二階席、シャンデリアでとてもお洒落。白を貴重とした家具は非日常感を存分に味わうことが出来ます。もちろん、パンケーキは甘酸っぱいソースと、とろーり生クリームで美味、家庭では真似できない味わいです。

早起きすると行列に並ぶことも少ないのです◎

建築散歩から、パンケーキの朝ごはんまで楽しんでもまだ10時を回っていない!なんて、貴重な旅先での時間を長く楽しむことが出来て最高じゃないですか?人が少ない横浜の街は、写真撮影も鼻歌を口ずさむにも(笑)、旅先の開放感を最大限に感じられるのが魅力です。
旅行で横浜に泊まったら、ちょっと早起きしてみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/06/01 訪問

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