紅毛港は、高雄港第二の港口に位置しています。ここは以前漁村として栄えた町でしたが、村は移転。その後、高雄港コンテナセンターとなりました。現在は村の歴史と文化を後世に伝えるべく、この港口にカルチャーパークが建てられています。総面積は3.42ha。
こちらでは、屋内外の展示で漁村歴史文化を知ることができる他、屋外に再現された町の様子はレトロな写真を撮るのにも最適。ガイドブックにも紹介されていないため、オープンから2年経った今も、まだまだ知る人は少ないですが、夕日もきれいで、屋内外共にカップルでも家族でも楽しめるパークです。
高雄市地下鉄レッドライン終点の「小港」駅で降り、4番出口を出て、道路沿いにバス乗り場があります。そこから直通バスに乗ります。乗車時間は20分程度。往復1日券は30元です。
入り口でチケットを購入し、中へ入ると敷地内はかなり広いのですが、ガイドマップが用意されていないので、入り口の案内板を見て行きたいところを巡ります。
入ってすぐ右側には、屋外展示として昔の漁村の建物や使われていた物などが置かれています。
道をまっすぐ進むと、堤防に出てコンテナセンターの様子や行き来する船を眺めることができます。
お土産は、屋外展示の一角になじんでいるお土産屋さん「CHEER FOR」で。台湾製、台湾オリジナルをテーマにしたクリエイティブな物がたくさんそろっています。孫文の100元札がデザインされた丸められるマウスパッド(150元)なども実用的で軽くて、お土産にぴったり!
お食事はパーク内でひときわ目立つ、高雄の「高」の字の形をした建物の2階の回転レストランが特におすすめです。1階は立食形式で売店で買って食べるというカジュアルな感じのレストランですが、2階の回転レストランは落ち着いて食事と景色が楽しめます。
食事は新鮮な魚介類が中心。カラスミ(1枚100元)や台湾ビール(小さいビンで60元)、オーギョーチドリンク(50元)などもあります。おすすめは、1人560元のコース料理。刺身の盛り合わせから、はまぐりの蒸し焼き、台湾風味の海鮮のお粥などの6種類の料理と一杯ドリンク付きで、しかも美しい風景付きで、このお値段はお得です。
店内はゆっくりと360度まわっていて、食事をしながら出入りする船や港の様子をぐるりと一周眺められます。夕方には満席になってしまうので、少し早めに行くことをおすすめします。公式ホームページに日没予定時間が載っているので、夕日を楽しみたい方は行く前にチェックしてみてくださいね。
新鮮なシーフードを味わいながら、輝く美しい夕日を眺めるのは最高です。遊覧船で港を眺めながらカルチャーパークを行き来するのもおすすめです。遊覧船は「駁二」埠頭からカルチャーパークのある「小港」埠頭行きと反対の「駁二」埠頭行き「小港」埠頭行きが出ています。
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