写真:カカミ ユカ
地図を見るニューヨークに行ったからにはゴスペルミュージックに触れてみることをオススメします。教会で聞くゴスペルは、両手を挙げて一緒に歌う人、心の底からのソウルをぶつけて歌う姿など、教会中が熱い熱気に包まれます。日本ではなかなか体験できない空間に感動して思わず涙がこぼれてしまうほどです。
ゴスペルは地域の教会で毎週日曜日に催されていることが多く、ハーレムの教会で聞くゴスペルは秀逸だと言われています。最近はハーレムの教会まで観光客を連れて行ってくれるツアーもあり、日曜の朝、現地の人たちがどのように祈りをささげているかを見学することもできます。
ただ、現地に慣れていないと、ご自身でハーレムまで行き、教会を探してミサに参加するのは難しいかもしれません。そんな場合オススメしたいのが、「Times Square Church(タイムズスクエア教会)」です。ニューヨークに観光に行った多くの方が立ち寄るタイムズスクエアにあるので、道に迷うことなく行けるというのも利点です。
■Times Square Churchのゴスペルスケジュール
日曜日(10時、15時、18時)
火曜日(19時)
※タイムスケジュールは変更になることもあります。詳細はHPで。
■備考
※教会ですので、信者の方は正装をされて来られています。服装は肩だしやジーパン等は避けましょう。
※ゴスペルを聞く事はできますが、教会の説教を聞きに行く一環の中でゴスペルを聞くことができるというものです。途中で寄付をつのる袋が回ってきます。無料で見る事はできますが、寄付はしましょう。
■場所
237 West 51st St.
New York, NY 10019
Times Square Churchのゴスペルは、特に日曜日の回は混み合います。特に、クリスマス前などキリスト教の行事のある前後の日程になると、30分前に到着しても会場の外まで長蛇の列です。
入口に並ぶと係員の方が人数を聞いて席を案内してくださいます。大勢で行く場合は、全員が同じ席に座れるとは限りません。席は1階席と2階席があるので、お好きな方に並んでください。2階席でも十分見やすいです。
教会ということで、説教がはじまった後の写真撮影は禁止です。ゴスペルを歌っている絵は撮れないのですが、その歌声は鳥肌ものです。ハーレムのゴスペル教会に行くと黒人のみのクワイヤということも多いようですが、Times Square Churchは黒人のみならず、いろんな人種の方からなるクワイヤで成り立っているのが特徴です。人数も多いので、迫力満点です!
ニューヨークと言えばブロードウェイミュージカル!きらびやかな世界の裏で、この地は、ブロードウェイを目指しすアマチュアのミュージシャンたちが切磋琢磨する場所でもあります。そして、アマと言えどもその歌唱力の高さはプロ並みの場合も多いです。
そんな歌ウマが集まるカフェバーがブロードウェイのほど近くにあります。「New World Stage(ニューワールドステージ)」というオフブロードウェイが上演されるシアターがあるのですが、そのシアター内に併設された「The Green Room(ザグリーンルーム)」というカフェバーは夜な夜なブロードウェイを目指す若者や、歌好きなアマチュアが歌唱力を競いあっているお店です。
「カラオケパーティー」と称され、プロ・アマ問わず歌に自信がある人が参加できるステージが用意されています。実際にピアノなどの楽器を持ち込み、何人かのミュージシャンが“RENT”“レ・ミゼラブル”といった有名ミュージカルの曲を披露しています。生歌でとても迫力があり、ミュージカルを観にいかずとも、少し行った気になれてしまうような空間です。
■「The Green Room(ザグリーンルーム)」
アドレス:
343 W 49 St
New York, NY 10019
営業時間:
18:00〜23:00
写真:カカミ ユカ
地図を見るニューヨークは夏になると町のあちこちでフリーライブが開催されます。
ひとつはシティ・パーク・ファンデーションというところが主催するもので、セントラルパークの野外ステージのライブを中心に、ニューヨーク市5区(クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタッテン島)のあちこちで開催され、歌、ダンス、演劇、パフォーミングアーツなどを含むステージです。6月〜8月まで街の各地がライブステージになります。ニューヨークフィルハーモニーや、オペラなども上映されたりするので、大人気イベントのひとつです。
フリーライブのいいところは、見る側にも自由があるという点。メインステージのセントラルパークはごろんと寝転がれる拾い芝生があるため、フードやドリンクを片手に疲れたら休みながら楽しめるというのがいいです。
フリーライブのスケジュールは、シティパークファンデーションのサマーステージのインフォメーションから確認することができます。
もう一つのフリーライブは、アメリカの朝のテレビ番組NBCの「トゥデイ」が行う
無料野外コンサートです。朝の7時から10時くらいまでの間、ロックフェラーセンターの下で行われます。このライブはテレビ局ならではの超大物歌手がやてくるのが魅力です。2014年は、USHER (アシャー)、Maroon 5(マルーンファイブ)などが出演予定です。手を伸ばせばもう少しでアーティストに届くんではないか?という至近距離で見ることができるので、ぜひ足を伸ばしてみては?
というように、無料ライブはニューヨークの夏の風物詩です。
夏に訪れる楽しみは、一流のミュージシャンのライブをそこかしこで聞くことです。その数は数えきれないほどです、ぜひ楽しんでみては?
※写真は夏の野外ライブのメッカ、セントラルパークのステージ。写真は2014年のニューイヤーフリーラライブ時の様子。
ニューヨークは、地下鉄のコンコースや公園の一角で奏でられる音楽のレベルが高すぎて思わず足が止まってしまうことも多いです。世界中のアーティストが集まりその腕を磨いている地でもあります。また、現地で育まれているゴスペルなどの協会音楽も心ゆさぶられるものがあります。もちろんお金を払えば素晴らしい音楽を鑑賞できますが、ニューヨークは日常の一部分に音楽が溶け込んでいるので、お金をかけなくとも楽しむことが可能です。
ニューヨークへ行ったからには、まずは気軽に楽しむことができる上記の方法で、音楽の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
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(2024/4/26更新)
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