台湾かき氷の必食2店!台北「百果園」&「アイスモンスター」

台湾かき氷の必食2店!台北「百果園」&「アイスモンスター」

更新日:2018/07/19 12:14

木内 つばめのプロフィール写真 木内 つばめ 子連れ海外トラベラー、海外旅育応援ブロガー
きめ細かくて柔らかい氷、そして果肉がたっぷりのった大きめサイズの台湾かき氷!シロップだけの日本のものとは全く違う台湾かき氷、訪れたら必ず食べておきたいですね。今回は台湾に数あるかき氷屋さんの中でも厳選するならココ!という名店をご紹介。高級果実店「百果園」、そして元祖マンゴーかき氷の「アイス・モンスター」。双方、真逆の雰囲気ですがそれぞれの強みを伸ばしていい味出してます。ぜひ食べ比べしてましょう!

高級フルーツパーラー「百果園」、レトロな可愛らしい店内で食べると格別!

高級フルーツパーラー「百果園」、レトロな可愛らしい店内で食べると格別!

写真:木内 つばめ

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温暖な気候の台湾が生み出す豊潤なフルーツ。せっかく台湾に来たなら上質なフルーツをとことん味わいたい!という方にオススメなのが台北捷運板南線の忠孝敦化駅から徒歩15分、ポツンと現れる素敵なフルーツ専門店「百果園」。店内に入ると、まず充満する甘い香りに酔いしれ、次に古き良き台湾を彷彿させるようなノスタルジックな雰囲気に目が輝きます。小さくて古いお店を大事に手入れして生まれた落ち着き、そして色鮮やかに並べられたフルーツ・・・。これは期待できそう!と瞬時に感じられます。またここのテーブルがたまらなくキュート!なんとフルーツの形になっているのです!バナナ、スイカ、マンゴー・・・。どこの席に座れるの!?とソワソワしてしまう、これが百果園でのデザートタイムの始まりです。

1度にたくさんの高級フルーツが味わえる「雪地冰淇淋」

1度にたくさんの高級フルーツが味わえる「雪地冰淇淋」

写真:木内 つばめ

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やはりフルーツ専門店、ここではいろんな種類のフルーツを楽しめる「雪地冰淇淋(雪地アイスクリーム)をオーダーしてみてください!かき氷の地盤に自分が選んだジェラートがのり(ダブルもできます)、周りには甘味溢れるフルーツがどっさり!スイカ、パイナップル、メロンなど贅沢にいろんな味を楽しめます。しかも高級フルーツパーラーにも関わらず、シングルでNT$160(約540円)!この量、このクオリティで、この値段は驚きです。

シンプルにマンゴーだけ、パイナップルだけといったワンテイストのフルーツ+ジェラートのメニューもあります。どの味か迷ったら是非お店の方に旬のフルーツを尋ねてくださいね。丁寧に選ばれた濃厚なフルーツ、新鮮な果実でしか作らないというジェラート、そしてそんなこだわりを見せるプロのオススメ、はずれるワケがありません。屋台で食べるマンゴーかき氷とは素材からしてレベルが違います。

最寄り駅から15分というのが人によっては微妙な距離と感じるかもしれませんが、貴重な時間を費やしてでも行く価値のある百果園。大通りでは実現できない店舗の静けさと果実の甘みが歩き疲れた体に染み込みます。また種類豊富なホームメイドのフルーツジャムが揃っているのでちょっとしゃれたお土産を買うこともできます。台湾旅行2回目以降の方、前回のかき氷経験値をさらに上げるがごとく、ワンランク上のかき氷をここで食べるというのはいかがでしょう?

マンゴーかき氷の火付け役「アイス・モンスター」

マンゴーかき氷の火付け役「アイス・モンスター」

写真:木内 つばめ

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百果園のレトロでこぢんまりとした雰囲気とは一転して、カジュアルで行列の耐えない人気店「アイス・モンスター」。もともとは「冰館」というお店だったのですが、なんと!かき氷にマンゴーを最初にトッピングしたお店はココ!しかも板南線・国父紀念館から徒歩約3分という好立地。台湾グルメの代名詞ともなるマンゴーかき氷の原点で、さらに夕食後にふらっと立ち寄れるような場所にあるアイス・モンスター。訪れないわけにはいきません。行列ができていても、相手はかき氷。みんなささっと食べて店から出てくるので、少しの行列ならすぐに順番がくるので怯まず並んで下さいね。並んでいる間にメニューも見せてもらえます。

すごい量で鮮やかなイエロー!元祖マンゴーかき氷はここで押さえておく!

すごい量で鮮やかなイエロー!元祖マンゴーかき氷はここで押さえておく!

写真:木内 つばめ

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この先々で出会うチャンスがいっぱいありますが、ここではやはりマンゴーかき氷(新鮮芒果綿花甜)を食べておきましょう!何と言ってもブームの先駆者ですから!日本でマンゴーというと少々お高いイメージがありますが、ここではマンゴー本人とマンゴーソースが惜しみなくたっぷりかき氷にのせられて来ます。最後に何もかかっていない白い氷だけ残っちゃった・・・なんて残念なことはありません。氷自体、凍ったマンゴージュースをきめ細かく削ったものなのです。どんぶりのような器に盛られて登場するので、2〜3人でシェアしてちょうどよいくらいです。

意外と好印象なのが、私たち日本人にはスタンダードな氷あずきの練乳がけ(芋頭紅豆牛奶冰佐紅豆綿花甜/写真)です。すごく安心する味で、異国で食べる氷あずきってこんなに美味しいのか!?という新発見になるくらいです。冷たいのに、なぜだかほっこりする甘さ。旅疲れがかなり出ている方にはオススメの癒し味です。

アイス・モンスターではグループで食べに来る方がたくさんいます。そのため、席数もかなり多く、大人数用のラウンド型のソファ席もあります。家族旅行、グループ旅行でちょっと休憩でも・・・と行った時には入りやすいお店という点もポイントです。またトイレも清潔感があり好感が持てます。

味も大事だけど、時間を過ごすお店の雰囲気も大事。

1年を通して比較的暖かい台湾。町歩きをしているとどうしても冷たいものが欲しくなります。ひんやりした台湾かき氷は体を潤してくれるほか、フルーツもたっぷり摂れるので、たくさん食べても罪悪感が少ないスイーツ。日本でも台湾かき氷が上陸してますが、値段はだいたい台湾の3倍くらい!台湾にいるうちにたくさん味わっておきたいですね。ぜひ、確かな味のかき氷を出してくれるこの2軒へ足を運んでみて下さい!ここに行くと、なんだか台湾通になれた気分になります。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/05/03−2014/05/06 訪問

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