写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るまずは、入口の景色です。
何度も何度も雑誌で見た光景が、今目の前に・・・。
やっと来た!ついに来た!等の様々な想いが駆け巡り、早く温泉へと思いつつも、しばし目の前の景色、風景をじっくり堪能。
この佇まい・・・茅葺屋根の建物に、後方には青々とした山々・・・あ〜鶴の湯にほんまに来たんやぁ〜と心の底から実感。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るあ〜幸せでした!
もう、この写真が全てで、言葉は要らないですよね・・・
というわけにもいかず、少々ご説明を。
少し青みがかった白濁の濁り湯。
温泉は貴重な「足元湧出」で、泉質は「含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉」ゆえ、超美肌の湯と言えます。
また、湯温も適温過ぎるほどの適温で、ず〜っと入り続けていたい衝動に駆られます。
景色も泉質も最高の露天風呂・・・こりゃ、多くの人が魅了されるのもわかります・・・というより、私もすっかり魅了されてしまいました。
※女性の方へ 女性専用の露天風呂もありますのでご安心を。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見るあまり雑誌等では紹介されていなかったりしますが、実は内湯が4箇所もございます。
また、これがどこもかしこも、とても風情がございます!
宿泊時は満室だったのですが、不思議なことに内湯に入っている時はほぼ貸切状態で・・・みんな、何してるんだ?と思いつつも、有り難いので、ひとりでじっくり、美湯と戯れさせて頂きました。
そしてこの鶴の湯は、少しずつ異なる4種の泉質がありますゆえ、行かれた際には露天風呂だけではなく、内湯にも是非ご入湯を。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る鶴の湯の中での外での「ほっこりスペース」がこちら。
川を挟んだ向こう側(写真右側)が名物の露天風呂や内湯がございます。ゆえ、湯から上がれば、おのずとこの場所へ。
冬場はかなり寒いと思いますが、訪れたのは夏ゆえ、夕刻はとても涼しく、超快適空間!
そしてここで、湯上りに、ビールをぐびっと飲めば、嗚呼極楽!
そして、私には嬉しいことにビールの自動販売機には大好物?の「サッポロ黒ラベル」がありましたゆえ、「ぐびっ」ではなく「ぐびぐび」いかせて頂きました。
写真:温泉ソムリエぐっち
地図を見る人気は茅葺屋根の「本陣」と呼ばれる宿泊棟。この本陣から予約が埋まっていくそうで、予約した際、最後のひと部屋だったので、一番リーズナブルなお部屋の「三号館」と呼ばれる本陣の向かいにある湯治棟で、六畳一間のお部屋。もちろんバストイレ無し。ゆえ、旅館というよりはほぼ民宿。湯治部屋ですから、当たり前といえば当たり前です。
あと、お部屋にテレビがございません。そしてクーラーはありましたが、かなりの年代物でほとんど効かず、少々暑いなと思いました。
しかし、鶴の湯にはそんなことはどうでもよくなくなる程の「風情」と「趣」がございます。
この鶴の湯には現代の「当たり前」はありませんでしたが、昔ながらの日本の古き良き「何か」がありました。
日本人なら是非一度は体感して頂きたい、そんなお宿だと思います。
次回訪問の際は、真冬の雪の時期に行ってみたいですね。
※新しい棟の新本陣、東本陣にはトイレ付きのお部屋もあります。
◆立ち寄り湯料金 大人500円、小人300円
◆立ち寄り湯時間 10:00〜15:00
◆1泊2食 8,550円〜15,900円
◆泉質 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉等
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(2024/4/19更新)
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